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第66話 〜勉強〜

勉強嫌ですね。

三人は城の扉の前にいた。

千夜

「、んしょっ・・・あれ?」

千夜は扉を押したり引いたりするがびくともしないようだ。

するとノゾミが言った。

ノゾミ

「千夜、私がやる。」

ノゾミはそう言うと扉を開けようと試みた。

ノゾミ

「、っよ・・ほっ・・れ?」

やはり扉は開かない。

すると待っていたかのようにアメスは言った。

アメス

「あたしに任せて下さい!!」

アメスは意気揚揚と扉を開けようとした。

アメス

「はっ!!・・むむむっ!!・・・おかしいですね。」

が、やはり扉はびくともしない。

千夜

「よし、なら三人一緒にやってみる?」

二人は頷いた。

そして三人がそれぞれ扉に手を掛けると、

千夜

「行くよ?」

ノゾミ

「せーのっ!!」

アメス

「はぁっ!!」

・・・・扉は開かない。

千夜

「えー。そんな・・・」

ノゾミ

「開かずの扉でもないのに・・」

アメス

「何か仕掛けでもあるんでしょうか?」

三人は暫らく考えたが何も思いつかなかった。

すると千夜が言った。

千夜

「こうなったらヤオを呼びますか!!」

ノゾミ

「そうね。じゃ、アメスよろしくっ!!」

突然言われ焦るアメス。

アメス

「えっ?え?何で私だけなんですか?皆さんで一緒に・・・」

すると二人が同時に言った。

千夜&ノゾミ

「「面倒い。」」

アメス

「うぅ」

結局アメスは二人に手を振られながらヤオを連れてくる事に。

アメス

「何であたしが・・・はぁ。」

アメスはそんなかんなで部屋に戻ってきた。

ガチャ、バタン。

アメスは靴を脱ぎ部屋を覗き込むとヤオは壁に寄り掛かって気持ち良さそうに寝ていた。

ヤオ

「・・・・・」

アメスは静かに声を掛ける。

アメス

「ヤオ君?・・・・」

だがヤオに反応はない。

完全に寝ているようだ。

アメス

「どうしよう・・・起こすのも可哀想です・・」

少しの間アメスはヤオを見ていた。

ヤオ

「・・・・、誰?」

アメスは急にヤオが喋った事に気付き慌てて答える。

アメス

「あ、いや、アメスです・・・」

ヤオは少しこちらを伺いゆっくりと立ち上がった。

ヤオ

「・・・アメスさん、どうかしたんですか?」

アメスは、はっ、と我にかえり答える。

アメス

「実は・・・――――」

アメスは城の扉が開かずに困っている事をヤオに話した。

アメス

「――・・と、言うわけなんです。」

ヤオは疑いもせずに答える。

ヤオ

「わかりました、僕に出来るならやってみます・・・」

アメスは勝手に頭を下げていたがヤオはすぐに止めるように言いアメスは顔を上げた。

ヤオ

「じゃあ、い、行きましょうか?」

アメス

「はい!!」

アメスが返事をすると二人は一緒に千夜達が待つ城の扉に向かった。


千夜

「おっ!二人が来たみたい。」

ノゾミ

「アメス!!早く早く!」

二人はノゾミが急かすので小走りで向かった。

アメス

「この扉なんですが・・」

アメスは三人がどうやっても開かない扉を指差しながら言った。

ヤオ

「・・・・」

ヤオは暫らく扉を詮索し言った。

ヤオ

「これは・・・」

ガガガ、

ヤオ

「障子の要領ですね。」

そう言いながらヤオは扉を障子を開けるときのように横に引いた。

三人は思わず、おぉぉ!!、と声を上げた。

千夜

「やるわね。」

ノゾミ

「でも何で横開き?」

アメス

「そんなことより早くマリー教官を探しましょうよ。」

二人は頷き城の中に入ろうとした時、

マリー

「貴方達、何してるの?」

四人は声に驚き後ろを振り替えるとマリー教官がいた。

千夜

「マリー教官!」

ノゾミ

「探してたんですよ!?」

アメス

「実はマリー教官にお願いがありまして・・・」

マリー教官は首を傾げながら言った。

マリー

「何?」

アメスは改まって言った。

アメス

「私達、教材を買うのを忘れていたんです、それで」

マリー

「あー、あれ面倒だからパス。」

マリー教官は一瞬にして遮った。

千夜

「まだ何も・・」

ノゾミ

「聞かないで分かったんですか?」

マリー教官はため息をつき答えた。

マリー

「どうせ城下に行く許可証が欲しいんでしょ?」

三人は素直に感が鋭い人だと思った。

千夜

「お願いです!教官!」

ノゾミ

「教官!!」

アメス

「私達追い出されたくないんです!」

三人はギラギラと視線をぶつける。

マリー

「・・・いいわ、ただし私の頼みも聞いてくれるなら。」

三人は即答した。

千夜&ノゾミ&アメス

「「「まっかせて下さい!!」」」

三人は同時に胸を叩いた。

マリー

「まぁ、その前に許可証ね?ちょっと待ってなさい。」

そう言うとマリー教官は城内へと入っていった。

するとヤオが言った。

ヤオ

「それじゃあ僕はこ」

千夜

「ちょっと待った。」

ヤオは不思議そうに言った。

ヤオ

「まだ何か・・・?」

千夜

「いやぁー、ヤオがいないと教材どれかわかんないし。」

二人は、それもそうでした。、と言った。

ヤオ

「・・・わかりました。」

結局ヤオを含め四人は待つことになった。


10分後


マリー教官は颯爽と城から出てきた。

マリー

「諸君、待ったかぁ〜?」

四人の内二人を覗き立って待っていた。

アメス

「あ、マリー教官。」

ヤオ

「こんにちわ。」

マリー

「あら?残りの二人はどした?」

アメスは俯きながら答えた。

アメス

「・・・あそこです。」

アメスが指差す方向には大の字に庭に寝転がっている千夜とノゾミがいた。

マリー

「はぁ・・・まったく兵士になる気あるのかしら?」

アメス

「すみません・・・」

ヤオ

「僕、二人を呼んできます。」

ヤオは寝転がっている二人を起こし連れてきた。

千夜

「ふわぁ、おはよー」

ノゾミ

「お腹すいたぁ」

マリー

「貴方達、私は教官よ?」

二人はやっと気付いたようだ。

千夜

「あ。」

ノゾミ

「ま、マリー教官!?」

三人はぐだぐたになりながら許可証を受け取った。

千夜

「すみません・・・」

ノゾミ

「すまません・・・」

アメス

「ありがとうございます。」

マリー教官は手を振りながら城内に戻っていった。

アメス

「じゃあ行きましょうか?」

四人は門の兵士に堂々と許可証を見せるとある問題が発生した。

門番

「それじゃあ、三人しか出れない。」

話しによると許可証一枚で一人、つまり三人しか城下町にいけないようだ。

千夜

「どうする?」

ノゾミ

「うん・・ヤオ君は必須だし。」

アメス

「どうしましょう?」

ヤオ

「あの〜、僕一人で行ってきましょうか?」

三人は不思議そうに首を傾げた。

ヤオ

「それに僕一人の方がすぐ終わりますし・・」

千夜

「まじ!?頼んだ!!」

ノゾミ

「頼りになるね、ヤオ君!」

アメス

「ちょっと二人共!!それはないんじゃないですか!?」

ヤオ

「いいですよ、僕一人で行きま」

アメス

「あたしも行きます!!」

ヤオ

「いや、いいですよ。」

アメス

「行きます!!」

ヤオ

「い」

アメス

「行く!!」

千夜とノゾミは二人で頷きわざとらしく言った。

千夜

「そーだね、アメス、荷物持ちにいいかも。」

ノゾミ

「ヤオ君連れてったげて?」

ヤオは少し黙りため息をつき答えた。

ヤオ

「・・・わかりました。じゃあ行きましょうか、アメスさん?」

アメス

「は、はい!!」

二人は城下に行く二人を見送った。

千夜

「さて、どうなるかねぇ〜」

ノゾミ

「楽しみ楽しみぃ〜〜!」

一方二人はというと・・


ヤオ

「あ、あそこですね。」

アメス

「は、はい。」

二人は城下の本屋に着いたようだ。

二人は本屋に入り教材を探し始めた。

アメス

「どれ、ですか?」

棚には所狭しと本が並んでいた。

ヤオ

「えっとアメスさんはあれと、それとこれを三つ持ってきて下さい。」

アメス

「は、はい!」

その後もヤオの適切な指示により教材を買いおわりそれを宝石の中にしまい二人は本屋を出た。

ヤオ

「それじゃ、行きましょうか。」

アメス

「そう、ですね・・・」

ヤオ

「・・どうか、したんですか?」

アメスは心配された事に少し顔を赤くし慌てながら答えた。

アメス

「い、いえ!何でもありません!?」

ヤオ

「ならいいですけど・・」

ヤオが歩きだそうとした瞬間

アメス

「あ、あの!!」

ヤオは足を止め答えた。

ヤオ

「どうしたんですか?」

アメス

「城まで競争しませんか?」

ヤオ

「・・・わかりました。」

二人はなんとも言えない競争をしながら城に戻り寮の部屋に帰った。

ガチャ、バタン。

アメス

「ただいま。」

ヤオ

「・・・寝てますね。」

二人は普通に丁寧に布団を敷いて寝ていた。

アメス

「まったく・・」

一様時間は夜なので仕方がない。

ヤオ

「じゃ、おやすみ。」

アメス

「おやすみなさい。」

第67話へ続く

つづく〜

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