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第61話〜苦労〜

塔の次。

マリー

「嘘よ。ちゃんと戦って選んだわ?」

千夜&ノゾミ&アメス

「「「嘘付くなぁ!!!」」」

マリー

「それにしても貴方達もギリギリ間に合ったわね?」

千夜&ノゾミ&アメス

「「「ギリギリ??」」」

アニキス

『この塔の中は時間が早くなっているの。』

千夜

「ということは今日が三日目ってこと?」

アール

「そゆことだ。」

マリー

「?貴方達、母が見えるの?」

千夜&ノゾミ&アメス

「「「はい。」」」

マリー

「母上、ちゃんと言い付けは守りましたか?」

アニキス

『ええ、勿論。』

アール

「アニキスさんは嘘は付かないしオイラも知ってる。」

マリー

「母上、このガラクタはなんですか?」

アニキス

『先程まで雇っていたのですが、首にしました。』

マリー

「・・・雇う?」

アニキス

『はい、塔の番をしてもらってました。』

マリー

「それは母上の役目のはず・・」

アニキス

『貴方がしばらく来ない間にいろいろあったんです。』

マリー

「・・・・まぁこのガラクタはいりませんね?破壊する。」

マリー教官は腰にある研を抜こうとした時

千夜&ノゾミ&アメス

「「「待ってください!!教官!!」」」

ザッ!!

三人はアールの前に立ちはだかった。

千夜

「こいつはガラクタですが」

ノゾミ

「ガラクタなりに」

アメス

「ガラクタらしいんです!!」

マリー

「ちょっと落ち着け。三人共、何が言いたいのかさっぱりだ。」

千夜

「だからこのガラクタは」

ノゾミ

「そんなんじゃなくて」

アメス

「大切な友達なんです!!」

マリー

「友達??」

その時アールが三人の前に出た。

アール

「君達、オイラをかばってくれた事には礼を言う、けどオイラはいちゃいけないんだ。本当は死んでる身だから。」

千夜&ノゾミ&アメス

「「「アールが死んでる!!?」」」

マリー

「母上、どういうことなのか説明して欲しい。」

アニキスはマリーの耳に小声で説明した。

マリー

「なっ・・・・!?そうか・・・なるほど。」

マリーは話しを聞き終え三人の方に向き直った。

マリー

「三人の言いたいことはわかった。」

三人は唾を飲む。

マリー

「残念だがそいつは無理な相談だ。今のままだとな。」

千夜

「今のまま?」

ノゾミ

「どうすればいいんですか?」

マリー

「それは・・・・っとその前に他の諸君は部屋の鍵を渡すから先に行って待ってなさい。」

一同

「はぁーい。」

一同は既にいくつかのグループに別れており代表者らしきものがマリー教官から鍵をもらうとぞろぞろと塔の中に入っていった。

マリー

「さて、話しの続きだが・・・聞かせる前に貴方達にはそれなりの覚悟があるか問う。」

千夜&ノゾミ&アメス

「「「大丈夫です。」」」

三人の目はキラキラと輝いていた。

アール

「君達・・・・・」

マリー

「わかった・・・なら話そう。こいつはな役目と誓い。約束がないとここにはいられない。」

千夜

「役目?」

ノゾミ

「誓い?」

アメス

「約束?」

マリー

「さっきまでのそいつを例えると役目は塔の守護。誓いは母との約束を守る。約束は塔に入ってきた生徒に情報を与えない。ということだったらしいが破ったからこいつは今日でほっといてもあの世行きだ。」

千夜

「つまり新しくその三箇条を決めろ、と?」

マリー

「簡単に言えばそうゆうことになるな。」

ノゾミ

「いきなり決められないよ・・」

アメス

「それは何でもいいんですか?」

アニキス

『基本的にはそうなんだけどあんまり変なもの、そう例えばあの木を倒すのが役目だとすると倒した時点でお役目終了、になるからそこを気を付けていれば平気よ?』

千夜

「・・・なぁ?ちょっと思い付いたんだがいいか?」

二人は頷く。

千夜

「こいつの役目は私達の友達、誓いは私達の聞きたいことは全部話す、約束はいつまでも友達、ってのはどう?」

ノゾミ

「うーん、確かにそれなら・・」

アメス

「アールさんはいいですか?」

アール

「まぁ構わねえけど?」

マリー

「いいのですか?母上。」

アニキス

『えぇ、だってあの子達といる方が幸せになれる気がするから。』

アール

「アニキスさん・・・・」

千夜

「じゃ、決定〜、でいいのか?」

ノゾミ

「さぁ?」

アメス

「わかりません・・・」

マリー

「こんなんでこいつはこの世にとどまれるのか?」

アニキス

『あの子達の想う気持ち、それだけあればいいのよ。』

マリー

「はぁ・・・とりあえず貴方達そいつは私がなんとかしとくから早く自分達の部屋に行ってなさい。」

千夜

「えー。」

ノゾミ

「仕方ないわよ。」

アメス

「アールさん、それじゃ?」

アール

「おぉ!!またな!!」

マリーはアールを連れてどこかへ歩いていった。

千夜

「じゃ、行きま・・・れ?」

ノゾミ

「どうしたの?千夜。」

アメス

「何か大事な事を忘れてたとかですか?」

千夜

「部屋ってこの塔、中なんもなかったじゃん!!」

ノゾミ

「たしかに螺旋階段しかなかったわね?」

アメス

「アニキスさん、どうすればいいんですか?」

アニキス

『ふふっ、平気よ?今の貴方達なら。』

千夜

「とりあえず入ってみますか?」

ノゾミ

「だね!」

アメス

「はい!」

ガタン・・・・

三人は塔の扉を開けた。

千夜

「なっ・・・・・!?」

ノゾミ

「これは・・・!?」

アメス

「不思議です・・・」

そこは先程のかなり広いだけで螺旋階段しかなかった場所ではなく、ちゃんとした道ができており右と左に道がありまっすぐ行くと上に続く階段が見える。

そして右にも左の道にもドアがあり番号が書いてあり、右が110、左が109と書いてある。

千夜

「あれがどうなったらこーゆう場所になるわけ?」

ノゾミ

「まさに不思議。」

アメス

「おもしろい所です!!」

千夜

「で、一つ聞きたいことがあるんだけど・・・」

ノゾミ

「私も一つ。」

アメス

「あたしも一つあります!!」

千夜

「じゃ順番に私から行ってくね?」

二人は頷いた。

千夜

「私達の部屋の番号ってなんだけ?」

ノゾミ

「それ私が聞きたかった質問!!」

アメス

「あたしもです!!」

千夜

「私達揃ってバカだね・・・」

ノゾミ

「あはは・・・・はぁぁ・・」

アメス

「バカです・・・」

千夜

「と、とりあえず一個ずつ聞いて回るしかないね。」

三人はその後一時間程かけて聞き回り結局最上階(5階が一番上のようだ)についた。

千夜

「つ、つらい・・・」

ノゾミ

「が、頑張ろうよ?後二部屋だし・・・」

アメス

「確立は二分の一・・・」

三人は二つの扉の番号を確認した。

千夜

「101と102、かぁ・・・」

ノゾミ

「やっぱ最後くらいは当てたいよね?」

アメス

「どっちでしょう?」

千夜

「私は101だと思うな?」

ノゾミ

「私は102。」

アメス

「あ、あたしも102のような気がします!!」

千夜

「よーし、だったら二手に別れて間違えた方が罰ゲームな?」

ノゾミ

「いいわね!!」

アメス

「罰ゲームって何をするんですか?」

千夜

「勝ったほうが決める。」

ノゾミ

「じゃ、行きますか!!」

ノゾミとアメスは右へ歩いていった。

千夜

「さて、私も行きますか!!」

千夜は一人で左の101号室の扉の前に来た。

コンコンッ!!

千夜

「あのぉ!!すいません!!ちょっといいですか!?」

千夜はしばらく返事を待ったが誰も出てこない。

誰もいないのか・・・?

その時

ガシャーン!!!

千夜

「何の音!!?」

すると・・・

???

「ふ、ふぁい!!い、今行きます!!」

どうやらこの部屋にいるのは男のようだ。

ってことは私の負けか・・・

千夜が立ち去ろうとした時

ガチャ。

???

「はい!!どちら様ですか!?」

千夜

「お前は・・・・!!」

そこにいたのはあの推薦されたヤオ=タマキだった。相変わらず髪の毛で顔は見えない。

ヤオ

「君ってもしかして柳本さん?それとも希望(きぼう)さん?はたまたカーフルさん?」

千夜

「柳本だ。それより何で名前を知ってる?」

ヤオ

「い、いひゃ!?だってここに・・・」

ヤオはポッケから紙切れを取出し千夜に見せた。

そこには四人の名前、ヤオ、千夜、ノゾミ、アメス、の名前が書かれていた。

千夜

「って事はここ!!?」

するとタイミング良く二人が駆け付けた。

ノゾミ

「千夜、私らの負け・・・あ。」

アメス

「ヤオ・・君・・・?」

ヤオ

「あひぃ!!こ、こんばんにぃ!?ヤフォ、といひます!?」

ノゾミ

「上がり君?」

アメス

「知ってますからいいですよ?」

千夜

「まさか男子と同じ部屋だとは・・」

ヤオ

「すみません・・・」

ノゾミ

「ヤオのせいじゃないよ?」

ヤオ

「貴方は、希望(きぼう)さん?カーフルさん?」

ノゾミ

「私はノゾミ!!きぼうじゃない!!」

アメス

「あたしがカーフルです。」

千夜

「自己紹介は終わったし部屋に入りますか!!」

四人は部屋に入っていった。

第62話へつづく

まさかの共同生活の始まり。

この物語はラブコメではありません。

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