勇剣漫才 悪の怪人
もともと漫才の台本をイメージして書いてるので、ほぼ会話のみで進行しています。
動きの指定がないと、やる人読む人の個性ですごく変わる気がする。
それで面白さも変わってんだろうなって思いながら書いてる。
舞台の真ん中のセンターマイクを挟んで二人がたっている。
剣「どうも~レフトハンドソードで~す。」
勇「勇者右利きです。」
剣「よくこっちの世界のヒーローものに怪人って出てくるじゃん?」
勇「出てくるね」
剣「あれって俺たちの世界だとどのくらいの立場なん?」
勇「どうだろうな、上からいうなら、真のボス→ボス→幹部→怪人→下っ端かな」
剣「じゃあ怪人は幹部候補生くらい?」
勇「ああそのくらいだな特性を組み合わせて」
剣「アレって何か、人間と他の生物の合体みたいなのが多くない?」
勇「まあまあ、そうだよね怪人って、イカとかタコとかイカとか…」
剣「なぜタコとイカのみ」
勇「まあまあ、タコよりもイカの怪人が多い気がしただけ」
剣「さよけ、まあ、最終的にはより強い生物と合体したほうが良いと思うんだけど」
勇「強いって言っても、条件で変わるでしょ?水の中とか夜暗いとか~」
剣「だから考えたんだよ、一番便利な形に進化してるなってのを」
勇「へ~、じゃあ何の怪人なん?」
剣「いいか?」
勇「おお」
剣「怪人人男」
勇「ん?」
剣「怪人人男」
勇「…?…??」
剣「人間と人を合体させた究極の改造人間…」
勇「人間と人を合体させた究極の改造人間?」
剣「怪人人男だぁぁぁぁあ!!」
勇「人だな!!たぶん只のおっさんだな!!」
剣「いや!怪人人男!!」
勇「人間に人ってどういうこと何!?」
剣「人間を改造して進化の頂点『人』を合体したものだ!!」
勇「あのな、クモの能力を人間の頭脳で使うのがクモ男」
剣「うん」
勇「蛇の能力を人間の頭脳で使うのが蛇男」
剣「うん」
勇「人の能力を人間の頭脳で使うのは?」
剣「究極の怪人!怪人人男!!」
勇「おっさんじゃ!!人が人の能力使うのは普通だろうが!!!その辺うろついとるやろがい!!
世界に三十億くらいいるやろがい!!!」
剣「ん?ヒューマンって言ったほうがよかった?」
勇「言い方の問題じゃ!な・い・や・ろ・がい!!」
剣「はっはっはっ、お前たまに二文字で区切るよな?性癖?」
勇「性癖ちゃうし!そこやないやろがい!!」
剣「え?人間に進化の頂点の一つ、人の能力を足したんだよ?」
勇「そんなんするなら!おっさん二人でいいじゃんよ!!」
剣「えっ?スカイラブハリケーンでもするのッッッ!?」
勇「わからん!若い子はスカイラブハリケーンわからん!!」
剣「じゃあクロスボンバーするの?」
勇「知らん!今の子はクロスボンバー知らん!!」
剣「ええ!?」
勇「ええ!?じゃない!!キャプテン翼もキン肉マンも今の子は知らんし!わからん!!」
剣「でも銀魂とかブリーチとかリボーンとかワールドトリガーとかワンピースとかべるぜバブとか、双子特有の面白い必殺技あったっけ?」
勇「知らないし出てこないってことはないよ!!少なくともインパクトのあるやつはない!!」
剣「フェアリーテールは?」
勇「マガジン系にもない」
剣「グラップラー刃牙は?」
勇「チャンピオンにもない」
剣「BE LOVEは?」
勇「なぜレディコミが出てくる!?」
剣「ミステリーボニータは?」
勇「読んでねぇよ!!」
剣「別冊マーガレットは?」
勇「どんだけ網羅してだよ!!」
剣「全部読み切りですよぉぉぉぉぉお?」
勇「知らんし怪人人男どうしたぁぁぁぁぁ!?」
剣「そうなんだ、怪人人男は、人間二人分の同時思考が出来る。」
勇「それ便利なのか?」
剣「ところでさ」
勇「なに?」
剣「このくだりいらなくない?」
勇「お前発信じゃぁぁぁぁぁい!!!」
剣「ともかく、まったく別系統の並列思考が出来るのって便利じゃない?」
勇「そうかな?混乱しないか?」
剣「ちょと俺がやってみるから見ててよ」
勇「じゃあやってみ」
剣「あっ、敵の攻撃が!このままでは頭から真っ二つにされてしまう!!」
勇「突然敵が切りかかってきて?」
剣「どっちに避ける?俺たち!!」
勇「ここでより有利になるように考えるんだな」
剣「俺は右!お前は左に避けろ!!真ん中からバリバリバリ~~~!!」
勇「真ん中からバリバリ!?真っ二つになるの?」
剣「もう、バッリバリに真っ二つ」
勇「真っ二つ切られるのと何が違うの?」
剣「断面が汚い?」
勇「意味ないよね!!」
剣「二つの意思は平等だから公平に尊重した結果こうなったんだ!自分勝手な奴らと一緒にしないでくれたまえ!!」
勇「平等なんてドブに捨てちまえ!!」
剣「勇者が平等捨てんなwwww」
勇「生命が平等なのは死ぬことくらいだよ!!」
剣「そんな世知辛いこの現世で~」
勇「ん?」
剣「怪人人男は完璧な平等を見せつけたね、ツヨ!!」
勇「死んどるやないかぁぁぁぁぁい!!」
剣「お前も言っていただろ…生命が平等なのは死ぬことくらい…だろ?」
勇「だろじゃねぇぇぇぇ!!とりあえず死なない方向でお願いできるかな?」
剣「わかったよ」
勇「じゃあ普段の生活の中なら死なないだろ?」
剣「じゃあ夕飯編な」
勇「夕飯編!?」
剣「さーて、今日は家帰ってから作るのめんどいから、ここのフードコートで食べて帰るか~」
勇「ちょと大きな施設で買い物したんかな?」
剣「うどんにカレーにマックにラーメンにお好み焼きか~…」
勇「フードコートってジャンクなの多いからね~」
剣「もう定番のうどんでいいだろ?肉ぶっかけと適当に天ぷらすればいいのさ~」
勇「ああ。俺ならとり天だな」
剣「やめとけよ、野菜が取れないから、うどん県では栄養バランスが問題になったんだぞ」
勇「確かに、うどんってお野菜とれないよね」
剣「俺のおすすめは野菜カレー」
勇「でも日本のカレーは炭水化物多いっていうけど?」
剣「あそこのカレーはスパイスから作った本格だかしナンもおいしいよ」
勇「ナンってなにも乗ってないピザだよね」
剣「だめだよ、昭和の爺さんじゃないけど、素手で食べるのに抵抗がある。」
勇「あと、ピザでもご飯よそう爺さんいるよね~」
剣「じゃあ仕方ないな、ここは平等に胃を二つに分けよう!ぶさッ!はい胃袋真っ二つ~」
勇「死ぬやろがい!!」
剣「え?上下に分けたほうがよかったかな?」
勇「入るところと出るところが別々に分かれるやろがい!!死ぬやろがい!!!」
剣「え?死んじゃうの?やわだな~、怪人人男」
勇「お前発信やろがい!!究極言うたやろがい!!」
剣「よく考えたら、人の二倍頭のいい奴っていそうだね」
勇「なら人でええやんけ!!」
剣「それより」
勇「それより?」
剣「ピザにご飯よそう爺さんの話しよ!!」
勇「それはええわ!!」
二人「どうもありがとうございました~」
袖に履けていく




