勇剣漫才 飲み会
魔王を倒した勇者と伝説の剣
戦いの舞台変え
二人が再び舞台に立つ
そう、漫才の舞台に!!
幕が開き、レフトハンドソードと勇者が中央に躍り出る。
勇「どうも勇者右利きでーす。」
剣「伝説の剣、レフトハンドソードでーす。」
二人『相性悪いーずでーす。』
勇「今日は元気よく躍り出ようって言ったけど…」
剣「出来てたろ?」
勇「人を追い回す剣のモンスターにしか見えん」
剣「ちゃんと踊ってるのは踊ったはずだが?」
勇「根本的に刀身むき身だからだろ?」
剣「なあ」
勇「なに?」
剣「エビやカニは剥き身が人気だろ?」
勇「エビやカニはね!!」
剣「俺も同じじゃない?」
勇「お~ま~え~は~け~ん~じゃ~~~」
剣「いえ、賢者じゃなくて伝説の剣です。」
勇「この件いらねぇだろ」
剣「お前発信だけどな」
勇「この前、飲み会でオススメされた登場だったんだよ」
剣「飲み会って酒場で飲んだくれるんだろ?」
勇「あっち世界のアレとはちょっと違うな」
剣「どう違うんだ?」
勇「主に新しい人間関係の場だな」
剣「なんだよそれ」
勇「向こうだと決まった酒場に、大体同じメンバーが集まるだろ?」
剣「こっちも変わんないだろ?」
勇「毎回違うメンバーと合コンとかしたりする。」
剣「どう揃えんだよ?」
勇「まずは、知り合いに暇な子いないか聞いて、男女人数揃えていくわけよ」
剣「そう言うの物怖じしないよね」
勇「そこからはもう、折り鶴式に知り合いが増える感じ」
剣「芋づる式な、なんで折り紙一回はさむ」
勇「ともかくそうやってドンドン色々な人と飲むわけよ」
剣「俺もそれいってみたいな」
勇「お前酒のまねぇじゃん」
剣「まあその辺はいいとして、俺も参加して出来るのか?」
勇「お前を持ち歩けば銃刀法違反です。」
剣「普段持ち歩いてるならいけるだろ?」
勇「お酒の場と成人式にお前がいると話がややこしくなる。」
剣「なんでやねん!!」
勇「マジもんと思って警察に通報する人いると思うよ」
剣「じゃあなんでここは平気なんだよ」
勇「ここのみんなはお前をよく知ってるから、普通にお前が街歩いてたら職務質問どころの騒ぎじゃないだろ?」
剣「こっちに来たばかりのころ、確かにそんな目にあった。」
勇「それにお酒に酔わないのに飲みの意味あるのか?」
剣「俺は素面でもよっばらい並みに弾けるぜ!!」
勇「それは只のネジのとんだ奴だ」
剣「いや、俺のパーツにネジはないけど?」
勇「やっぱ、頭のネジは飛んでるみたいだな」
剣「じゃあどんな感じで飲み会に行ったらいいかを教えてくれよ」
勇「その前に、お前の弾けるがどんな感じかちょっと見せて」
剣「いいぜ!」
センターマイクの前にフワフワと出ていくと、ぶんぶんぶん暴れ出した。
剣「テンション!!!上がってきたぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」
勇「アカーーン絶対話ややこしくなるじゃん」
剣「なんで?」
勇「絶対に警察に何かしらされるパターンのやつやん」
剣「ピザを八つ裂きにするところだぜ!?」
勇「ピザを八つにするのにそのテンション!?」
剣「たまピザ頼むとテンション上がるヤツいない?」
勇「いるかもしらけど八つにする前か後に警察沙汰確実だな」
剣「じゃあ最初は大人しくしとく?」
勇「それが無難かな」
剣「じゃあ盛り上がってきたら、俺も弾けて場を盛り上げればいいか?」
勇「そうだな」
剣「じゃあ……ケッケッケッ!!」
勇「ちょっと待って!何する気?」
剣「ん?まあ聞け」
勇「ああ」
剣「ケッケッケッ!!お得意の血しぶきをあげてやッ・・・・」
勇「絶対駄目やろがぁぁぁぁぁぁぁい!!警察沙汰やろがぁぁぁぁぁぁい!!」
剣「でもここではそんなことになんないけど?」
勇「ここのお客が特別なんじゃい!!」
剣「お前の血飛沫だよ?」
勇「だから勇者は人間だって言ってるだろ!」
剣「コッチだって伝説の剣だよ?」
勇「伝説の剣のプライド!」
ひと呼吸ついて落ち着く
勇「どこでプライド見せてんだかわからんが!と・も・か・く!本気で普通に街を歩きたい伝説の剣は!しっかり聞いて欲しい!!もっと有名になって、みんなが知ってる状態にならないと駄目なの!」
剣「セリフ長い」
勇「仕方ないやろがあぁぁぁい!!」
剣「もっといつも通りに喋れない?」
勇「いつも通りってどんなじゃい!」
剣「オレ クウ メシ…って、いつも通りに」
勇「知能低い!」
剣「ゴメン、高く見積もったつもりだったんだけど…」
勇「お前の中のオレどうなってんだ!?」
剣「犬畜生以下かな」
勇「一緒に魔王を倒した仲なのに!」
剣「お前がオレを使って切ったのって、兄と魔王だけだろ」
勇「そうだけど!」
剣「お客さ〜〜ん、この男、勇者なのに兄勇者と魔王しか切ったことないんですよ〜〜」
勇「客を巻き込むな!」
剣「特殊な客を?」
勇「特殊いうな!確かにオレが血飛沫あげても引かなくなったけど!特殊……特殊か……特殊だな」
剣「なっ!そうだろ」
勇「でも、ともかくお前が外をで歩くには、もっと知名度をあげて市民権を得る」
剣「じゃあどうしたら良いかな?」
勇「テレビとかもっと沢山の不特定多数の人が見てるヤツがいいと思う。」
剣「じゃあテレビでよ」
勇「簡単には出れんだろ」
剣「じゃあまずは、テレビ関係の知り合いを作ろう。」
勇「どうやって?」
剣「この劇場の人や他の芸人と飲み会しまくればいい」
勇「まあ、芸能関係あたりまくればどっかで当たるかもね」
剣「っと言うわけで飲み会行きたい」
勇「話が戻っとるがな」
剣「戻ってんじゃねえ戻してんのよ」
勇「っあ、もうええわで閉めればいいんだ!へ〜漫才みた〜い…」
剣「……」
勇「……」
剣「漫才だけど?」
勇「もうやめさせてもらうわ!で閉めれなかった?」
剣「あっそっちね〜、じゃあもうコレで終わろう。」
勇「ドレだよ」
剣「オレがお前にブッ刺さる。」
勇「もうええわ」
二人『ありがとうございました〜〜』
捌けていく二人、レフトハンドソードが去り際に一言
「次は、もっと大きな舞台で会おう!!」
一区切りにして、他のヤツを書いていくことにします。
ご希望が特にない限り、しばしの間、二人はおやすみです。
やっとまとめアップロード終わった。つかれた~




