E-5
笑う偽りの仮面 グルーブは失われていく
水しぶきが弾け 五線譜が鏡の向こうで踊る
彼女は紫の煙を吹かし 僕はワインを煽る
グラスは割れて 渇いたサウンドは 真夜中3時に消えていくのさ
壁を擦り抜ける彫刻の掌
メイクに隠された君の素顔を暴けば
ドライで冷めた僕の心に届くよ
彼女は美しい 透き通る爪先は花々のよう
口紅はシャンデリアのように輝き 体を揺らす君の姿は終わりない
夢の欠片を探す君を誰も止められない
僕達は君の裸の心が欲しい 君は古びたベッドから離れていく
作り物の世界が 歴史を粉々にする
リアリティが近づいて 君の背中で音符が笑う
道化がおどけて ジャグラーが炎を操る
僕らはボーダーを飛び越え 神秘の船で光の海に漕ぎだしていく
宙に浮かびあがる彫刻の爪痕
ダイヤで飾られた君のリアルを覗けば
ジャンキーで冷えた僕の心が見えるよ
彼女は麗しい 擦り抜ける指先は鳥の羽根のよう
マニキュアは花火のように煌めき 人形と絡む姿の君は限りない
ナチュラルを探す君を誰も止められない
僕達は君の生身の翼が欲しい 君は変わっていく
二人は体を抜け出す イマジネーションを抱き締めたまま
そして僕らはあの空を羽ばたける朱雀の羽根になる
彼女は美しい 突き抜ける眼差しは花々のよう
風は彼女の髪をなびかせ 草原に立つ君の姿は揺るぎない
生まれ変わる君を誰も止められない
僕達は君の無傷の羽根が欲しい 君も羽ばたいていく
僕らはその君の全てを歓迎し 選ぶ




