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私の家族
走って走って家に着くと、まだ夜ご飯ではない事が分かった。
お母さんは在宅で仕事をしていて、すごく忙しそうだったからだ。
「ごめんね。愛。夜ご飯8時半ぐらいになるかも。」
嫌だな、と思った。でも、逆らえない。お母さんは私のために働いてくれていると言っても過言ではないのだ。
「分かった。」
そう言ってロイを抱えながら自分の部屋に行った。
ロイと一緒にボール遊びをしていると、リビングからお母さんの声が聞こえてきた。
「夜ご飯よ、愛。」
「はーい。」
手を洗って食卓につく。
ロイのご飯は、ドックフード。私は冷凍食品とチンしたご飯。
味は悪くない。でも手作りの方がいい。
真心こもっていると思えるご飯がいい。
そう感じながらも、いただきますと一言言って食べ始めた。
「お父さんは今日も残業?」
「そうみたい。」
この頃は3人で食事することがない。
最近ではお母さんの在宅が増えて、2人で食べることが多くなった。
前までは1人で食べていたから、こっちの方がマシかもしれない。
ご飯を食べ終えて、ごちそうさまと言い、食器を持って席を立つ。
「宿題は終わった?」
「うん、早くに。」
そう答えて、ロイを抱き抱える。
犬用ベッドに座らせた。
さて、お風呂に入るか。




