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作業に飽きやすい少女のVRMMO  作者: 頭の軽い奴
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さてどうしようか5

 

「喫茶店だったか。それなら東側にあるぞ。たしか名前はFANTASYというものだったはずだ」

「ありがとうございます」


  やっぱり分からないことは現地のNPCに聞くのが一番だね。


  そして、教えてもらった通りに東側に向かう。

  あ、図書館について聞き忘れた。まあ、急いでやることでもないか。


  そして、その喫茶店を見つけて入ろうとする。


  入りたかったんだけどな。


「店の前でNPCとプレイヤーが争わないでくれないかな」


  容姿の整った少女をナンパしているプレイヤーがいた。服装的にもナンパされているのはNPCだろう。


  さて、どうしようかな。NPCがナンパされてようが目の前で死のうが私が関わってなければ、関係ないことではあるんだけどもね。そんな事があったら店は潰れそうだよなあ。


「まあ、妹と合流できればいいか」


  ナンパされているNPCを無視して喫茶店の扉を開ける。

  中は駅ビルに入っている喫茶店と聞いて思い出すようなイメージの内装だった。


  周りを見ると、外の様子に夢中になっている人々が多い。野次馬してるならいっそ助ければいいものを。


  私が入ってきたことに気づき、手を振っている人物の元に向かう。


「ごめん。待たせちゃったのかな」

「大丈夫だよ! お姉ちゃん。待ち合わせ場所を詳しく指定してなかったのは私だから」


  妹の顔は現実と変わらない。髪の色や瞳の色は緑と黄が混じった様な色をしていた。


「お姉ちゃん。その髪の色はまさか! 私との関係は遊びだったのね!」

「なんでそうなるのかな。そんな訳ないでしょ」


  愕然とした顔で私を見て言う。

  なぜ桜色というだけでそうなるかな。あのゲーマーはかなりVRMMOが悲しんでいたけど、偶然であって関係ないよ。


「いや、にしても外は愉しいことになってるね」

「いつも思うけれど、れ。んん、マガミヤは趣味悪い」


  外の様子を笑顔で見ていたが、私が言ったことでしょぼんとしていた。

  不意に私の方を見て聞いてくる。


「あ、お姉ちゃんは初期スキル何を取ったの?」

「言語と鑑定、後は魔力操作だったかな」


  MP自動回復量増加は面倒だから言わなくてもいいかな。

  そう言うと、恋歌は少し目を開く。


「お姉ちゃん。どこへ向かう気なの?」

「いつも通りに観光ですが」


  失敗しているなら理由を教えてくれてもいいと思うんだけど。予習してなくてやったの初めてなんだから失敗してもしょうがないと思う。


  恋歌は呆れたように溜息をつく。


「お姉ちゃん。その構成、大器晩成型のテンプレート。私が言語を持った人と会ったのはお姉ちゃんが初です。私が言えるのは、魔力操作だけ」


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