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作業に飽きやすい少女のVRMMO  作者: 頭の軽い奴
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さてどうしようか4

何か間違えていたことや、こうした方が読みやすいといったものがあったら指摘してくれると作者が喜びます。

 

  このゲームがどうやって客をとるかなんて関係ないか。私達のようなゲーム好きは基本遊ぶだけだし。


  そうして、気がつくと噴水を前にして立っていた。噴水の水面に反射している私の姿は髪や瞳の色が普段とは異なっている。


「淡い桜色と言ったところかな。名前と合っているからいいけど」


 これ、ランダムだとするなら好みじゃない色引いた人は悲しいね。


 周りを見渡すと典型的な、ファンタジーの世界ときいて思い浮かべる町並みだった。人通りは多く、私と似たようなボロい服を着た人物が沢山この広場で集まっていた。


  恋歌と合流したいところだけれど、どこに何があるのかさっぱりだな。というか、この条件って恋歌も同じなはずなんだけれどね。何であんなことを言ったのか。


「どこから回ろうかな。全く、普段通りねえ」


  だとすると、名前はマガミヤなんだろうな。恋歌は普段の生活でもその名前を使って、ネットの人と交流している。私のようにその場で考える訳ではないから分かりやすい。


  喫茶店を探すために、噴水広場の四方に伸びた大通りの町の中を歩く。


  北の方はどうもバザーになっていて、建物はほとんどない。


  一応、技能を使おうと意識をすれば使えたので、[鑑定]を片っ端からかけながら歩く。


「プレイヤーは多いけど、NPCは少ないのか。まあ、わざわざこんなところにくる必要はなさそう」


  西の方には農場だろうものが広がっていた。


  NPC発見。あの人に聞けばいいかな。ついでに図書館の位置とか聞きたい。やっぱり世界の常識を知らなければ楽しみ方が分からないからね。


「ごめんなさい。突然なんですが聞きたいことがあるんですがいいですか?」


  急に話しかけられることに驚き固まるNPCだが、少しすると回復した。


「あ、ああ。何が聞きたいんだ?」

「喫茶店ってこの町にあるんですかね。妹がそこで待っているんですよ」


  そのNPCは怪訝そうな顔をしていたが何かに気づいたのか納得した様な顔つきになる。

  流石に急に話しかけるというのは失敗だったね。このゲーム比較的しっかりAIが作られていたのか。正直手抜きしていると思っていたから驚いた。


「ああ、もしかして異邦人か」

「異邦人ですか。多分そうですね、異邦人と呼ばれる者です」


  私が返した言葉に半信半疑だったものが確信になったらしい。NPCは笑顔を浮かべる。

  私の予想でしかないが、異邦人とはプレイヤーのことを指すのだろう。そうでなければ、こんなに簡単に人を信じるとは思えないからね。


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