さてどうしようか14
ほとんど、心情描写です。
話の時間軸は数分とか言う世界です。
私はボスの方に行くか迷っていた。なぜなら、戦闘ができるスキル構成をしていないので、行っても何もできないからだ。
どうしようかな。魔術は使えないから戦闘には参加できない。別に防御力がある訳でもないし、そもそも武器を持ってないからダメージソースがない。
[鑑定]で分かるのは種族名と固有名、それと[魔力操作]で魔力を使って属性が分かる。
私が迷っている中、カリンは百メートル程先でボスと戦闘に入っていた。初めての武器を使っている割には持ちこたえている。
それを視界に入れながら、さらに思考を巡らせる。
[魔力操作]のみだと、自分の魔力を操作することしかできない。魔力を使って線を何かに刻むことはできるようだが、それだけだと何も起きない。
カリンの後ろにはNPCがいるため、カリンはそのNPCを庇いながら戦闘をしている。そのせいで攻撃ができないため、いつかは共倒れといったところだろう。
誰も助けが入らなければという仮定の話だけれども。
私の中でなんとなくでた情報を一度纏めようかな。
私に戦闘手段はない。ただし、魔術の使い方という情報があればその限りではない。
カリンはもうしばらく持ちこたえることができそうだが、NPCというお荷物がいるため攻めにいくことができない。
NPCは情報源である。
好感度うんぬんを抜きにして考える。すると、私はここで魔術の情報を貰わないという選択肢をすると、いつまでも私はNPCと交流せずになると予想がたつ。
なんと言っても、コミュニケーションは苦手だからね。やらないに越したことはない。
だが、繋がりを作れるところで逃すということを昨日やったばかりである。ゲームを好きでやっているのに、改善できるところを改善しないというのはね。
流石に、昨日逃して今日も逃すというのは馬鹿のすることだと思う。
多分あのNPCは誰かのイベントがキーとなってあの場所にいるのだろう。介入できるに越したことはない。報酬が貰えるかもしれないからね。
私はボスに特攻しようと決める。え、少し前はボス特攻なんて馬鹿のすることとか思ってなかったかって?
私の意見はすぐ変わるのだよ。意見を言った次の瞬間に逆のこと、なんてよくあることだと思わないかな。考えていることがループして同じことを考えていたなんてことも、よくあることだよ。
閑話休題。
私はボスの元に向かうが、その前にNPCの少女の元へ行く。場所はほとんど変わらないから誤差の範囲ではある。
そのNPCの少女は淡い金色の髪をして蒼色の瞳をしていた。
その少女の背中から、小声で声をかける。
「ちょっといいかな?」
急に声をかけられたことで少女は私の方に驚いた様子で振り向く。
ボスは未だ私達の様子に気づいていないのか、カリンの方に注目している。
何かとても読みづらい文章でごめんなさい。
改善点を教えてくれると有難いです。




