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星幽たち その8
そこで、エレベーターが開く音がした。中からAIロボットに案内され、3人の女の子が白木の元へ集まった。
「あ、しろきんここにいた! 私たちの分のアポイントメントもちゃんと取っていてくれたんでしょうね?」
「しろきん! ここにいたー!」
「こんにちはー。ねえ、しろきん。今日の帰りにみんなで六本木の大型ショッピングセンターでカラオケしてきましょうよ」
どうやら、アイドルグループSTARZM・4(スター・ゼモフォー)の他のメンバーたちだろう。
「しろきん?」
「愛称よ。ニックネームってやつね」
「ようこそ、STARZM・4(スター・ゼモフォー)の方たち。社長の矢口 美樹子です」
社長室が急に賑やかになった。
「そういえば、こいつら全員も星幽だったな」
不思議がった俺の隣へ来たシルヴァリアンが、アイドルグループSTARZM・4(スター・ゼモフォー)の最初の奴から名前を教えてもらった。一人目が、しろきんこと白木で、べにりんこと紅亜 愛。おうりんこと黄我 望。そらるんこと空木 雫というのだそうだ。
で、どうして、妖精のシルヴァリアンの方がSTARZM・4(スター・ゼモフォー)のメンバーに詳しいのかは、まったくの謎だった。




