何度も何度もトレーニング
何と言えばいいでしょう?私は優れた作家です。アイデアが尽きることはありません。
重い訓練用の剣の革の柄が、感覚のなくなった、震える私の指先から滑り落ち、石の床の上に鈍く、情けない音を立てて転がった。そのわずか0.5秒後、私の両足が完全に崩れ落ちた。私は両手と両膝を床につき、燃えるような自分の肺の中に、洞窟の冷たく淀んだ空気を必死に吸い込みながら、額が地下の床の古びた塵に触れんばかりになっていた。
私の身体は、まるで貨物列車に轢かれた後、コンクリートミキサーの中にぶち込まれたかのような惨状だった。あらゆる筋肉が、瞬きをすることさえ重労働に感じさせるほどの、骨の奥深くまで染み渡る疲弊で小刻みに震えていた。
「もう……無理……」
私は喘ぎ、その声はボロボロの、情けない息の下でひび割れた。私はどうにか身体を横たえ、ダンジョンの漆黒の天井を見つめた。
「休憩。休憩が必要よ、ランスロット……これ以上刺突を繰り出したら、私の両腕は物理的に胴体から引きちぎれちゃうわ」
「いいだろう」
ランスロットが滑らかに応じた。
彼が後ろへと下がり、自身のブロードソードを力みのない構えへと落とす動きに伴って、甲冑の金属音が地下室に静かに反響した。彼は全く息を切らすこともなく地下空洞の真ん中に立っていた。その一方で、私は投げ捨てられたぼろ布の人形のようにそこに横たわり、肋骨を激しく、不規則に叩きつける心臓の暴動をどうにか宥めようと必死だった。
視界の灰色の霞が収まるにつれ、私の視線は自然と彼の方へと向いた。鉄製の松明が揺らす不規則なオレンジ色の炎の光の中で、私は彼の容貌をじっと観察していた。
彼は伝説的な"ミュトス"だ。古代の神話の壮大なタペストリーからそのまま引きずり出されてきた英雄。それなのに、彼の視覚的な顕現は、ファンタジー小説やお伽話のバラードに描かれるような、あの栄光に満ちた、輝かしい戦士の姿とは程遠かった。彼は、まるで一世紀もの過酷な嵐を生き抜いてきたかのような、色褪せた重い紫色のマントを身に纏い、それは何らかの粗末で、擦り切れた白い布の上に無造作に掛けられていた。その下に板金鎧が見え隠れしていたが、それは傷だらけで、黒ずみ、王族としての光沢など微塵も残っていなかった。
もし東京のストリートの片隅で彼とすれ違ったとしても、彼が伝説の騎士だなんて絶対に思わなかっただろう。ただの物乞いか、居場所を失って彷徨う放浪の魂だと決めつけていたはずだ。
極限の疲労によって限界を迎えていた私の好奇心が、ついに私の中のフィルターを完全に消し飛ばした。
「ランスロット?」
私は尋ねた。片肘でどうにか身体を押し上げながら、その声はまだ少し息が切れていた。
「なんだい、お嬢さん?」
「何か……奇妙なことを聞いてもいい?」
私は眉をひそめ、彼の露出した顔に刻まれた、歳月を経た深い皺のラインを見つめながら首を傾げた。
「どうしてあなたは……おじいちゃんなの? つまり、冬夜さんが召喚のメカニズムについて教えてくれたのよ。ミュトスっていうのは、普通は完全な全盛期の姿で召喚されるものだって。ラインハルトは20代くらいに見えるわ――あの不気味な子供の姿になっていない時は、だけど。だから、もしあなたが全盛期なのだとしたら……どうしてあなたは、すでに一人生を生き抜いたかのような老人の姿をしているの?」
ランスロットは長く、重苦しい沈黙を保った。揺らめく鉄の松明が彼のバイザーに深い影を落とし、その瞳を覆い隠していた。彼は近くの石柱へとゆっくり歩み寄り、その刃の腹をそこに預けてから、その眼差しを私へと送り返した。
「凡夫がよく陥る誤解だな」
ランスロットが明言した。彼の深く、響き渡るバリトンが、暗い地下室に静かに反響する。
「貴女方は、戦士の『全盛期』というものを、単に若さのみと同一視している。人間の肉体が完全に成熟した、欠陥のない大人のマシーンであるという、あの短く、瞬く間に過ぎ去る窓のことだけを全盛期だと信じているのだ。しかし、ミュトスは 皺の欠如によってその偉大さを測るわけではないのだよ、お嬢さん」
彼は紫色のマントの重厚な折り目を、ゆっくりと、計算された動作で整えた。
「全盛期とは、魂がその絶対的な頂点に達した時に達成されるものだ。それは、肉体的な能力と精神的な不屈の砦が激突し、それまでのいかなる歳月をも超越した最大の高みへと到達する、唯一無二の交差点なのだよ。若き頃の私は、あるいはもっと速い反射神経を持っていたかもしれない。四肢はもっと軽く、私の血は無謀な情熱によって熱くたぎっていた。しかし、私は愚かだった。私は未完成だったのだ」
彼は、籠手に包まれた、自身の傷だらけの手元を見つめた。
「私が真の知恵、力の究極の洗練、そして刃の絶対的な極致に到達したのは……まさにこの年齢に達した時なのだ。私がこの姿で召喚されているのは、これこそが真の偉大さを達成した私自身のバージョンだからだ。若者には、私が背負うこの剣の重量を振るうことは適わんのだよ」
私は沈黙のまま耳を傾けていた。肉体的な純然たる疲労が、静かで、深い畏敬の念へと塗りつぶされていく。その論理には合致がいったが、それによって、私の次の疑問がさらに激しく燃え上がるだけだった。
「なるほど、それは理解できたわ」
私はそう言い、彼のベタついて、擦り切れた衣装を漠然と指差した。
「だけど……じゃあ、その服は何よ? もしあなたが伝説の王様か、あるいは偉大な守護者なのだとしたら……どうして普段からそんな服を着ているの? あなた、まるで……その、物乞いみたいに見えるわ。どうして自分の鎧をぼろ布の下に隠すの?」
ランスロットを包み込んだその静寂は、即座であり、そして息が詰まるほど重苦しかった。地下室の空気が一気に10度ほど下がったかのように感じられ、彼の存在が放つ静かな重圧が、突如として物理的な重量となって私の胸を圧迫した。
彼は怒っている風ではなかった。彼はただ……小さく見えた。途方もなく、無限に、悲しそうに見えたのだ。
「これは、私の自己処罰なのだよ」
ランスロットが静かに囁いた。その声は低く、空虚なトーンへと落ち、私の背骨に突発的な、痛みを伴う悪寒を走らせた。
「処罰……?」
私は静かに言葉を繰り返した。
「私は自らの王国を失望させたのだ」
彼は呟いた。その眼差しは、まるで塵の下に沈む千人の倒れ伏した兵士たちの幽霊を見つめるかのように、ひび割れた石の床へと落とされていた。
「私の選択……私の利己的な行動……それらが、我が大地を内側から引き裂き、自壊させる原因となった。私は民の絶対的な盾であり、揺るぎない柱であると信頼されていた。それなのに、私は自分が守ると誓ったものすべての終焉を招いてしまったのだ」
彼は短く、苦い息を漏らし、それは彼の胸の内側で微かにガラガラと鳴り響いた。
「私は決して自分を許すことはできん。生前においても、そしてこの永遠の顕現の中においてすらもな。私が纏っているこのぼろ布は、泥の中に投げ捨てた王冠を私に毎日思い出させるためのものだ」
彼は顔を背け、その声は屋敷の土台の遠い地鳴りにかき消されそうなほど低く落ちていった。
「彼らは正しかったのだよ、結局のところ。我が世界に記された歴史の通りだ……感情を持たぬ王には、民の移り変わりゆく、脆い心を真に理解することなど決してできはしない。私は法をもって統治したが、共感において敗北したのだ」
「ランスロット……」
私は口を開き、両足の疲労を完全に忘れて立ち上がり、彼に向かって躊躇いがちに一歩を踏み出した。
「一体何があったの? あなたの王国の歴史ってなんなの? あなたは一体――」
ランスロットは、私に最後まで言わせなかった。
流れるような、鮮烈な動作で、彼はブロードソードの柄を握るなり、それをサヤの中へと綺麗に滑り込ませた。金属がロックされるあの鋭いクリック音が、カミソリの刃のように私の言葉を一刀両断にした。彼は私に完全に背を向け、重い紫色のマントを薄暗い松明の光の中にわずかに翻しながら、階段へと続く暗い廊下の方を向いた。
彼が維持したその沈黙は、絶対的なものだった。これ以上の侵入を許さない頑強な鉄の壁。境界線(境界線)に達したのだということを、それは完璧に物語っていた。
「今日の訓練はここまでだ」
ランスロットは平坦に言い放った。その声は、彼が純粋にただのガードとして振る舞う時の、あの真面目くさった、感情を排したトーンへと完全に先祖返りしていた。
「朝の修業は終了した。昼間の時間が燃え尽きようとしている、貴女も学校の時間の準備をせねばなるまい。上へ行きなさい、お嬢さん。レッスンは終わりだ」
私は一対の騎士の像の傍らに立ち、彼の頑強で、微動だにしないシルエットを見つめながら、その手を虚空に彷徨わせていた。問いが喉の奥で燃えていたが、彼の絶望の純然たる重みのせいで、これ以上彼を問い詰めることなど不可能だった。
私は背を向け、投げ出されていたローファーを拾い上げると、暗い階段をゆっくりと、静かに上り始めた。私の物乞いの王を、闇の中で彼の幽霊たちと共に一人残して。
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