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うっかり死んだら異世界転生しちゃいました! でもここにはイイ男が全然いませーん! そんなところへ、ドSの王子様が現れました!  作者: 志村けんじ


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新しい魔法のチカラ?


「ほら、なにしてる。行くぞ。早く、国王様が用意してくれた馬に乗れ」


「そんなこと言って、あたしはこの白馬の給餌係きゅうじがかりじゃないんですかぁーー。だから、馬の手綱たづな持ってます」


「なに、いじけてる? あそこでは、ああ言うしかなかったんだ。あの姫は、自分より若くて可愛かったり、キレイな女が嫌いだからな」


「ん!? それって、遠回しに、あたしのこと可愛いって言ってくれてますぅ?」


「あぁ。そうだ。だから、早く馬に乗れ」


「でも、馬は三頭……。あたしが乗る馬、ありませんよぉーー」


「お前。一人で馬に乗れるのか?」


「乗れないです」


「だからお前は、オレの後ろだ」


「良いんですかぁーー! いきなり二人乗りだなんて!? それで捕まったりしません!?」


「誰にだ!? ほら、引っ張りあげるから、腕を伸ばせ」


「はい!」


 いやぁーー。まさか、おんぶの次は、馬に二人乗りだなんて、もうこのまま死……。絶ーー対に、死んだりしないんだからぁーー! この幸せは、まだまだこれからも続くんだからねぇーー!


「お前。さっきからオレの背中で、なにをブツブツ言っている?」


「あっ!? えぇーーっと、この馬、走らないのかなぁーーって、思って」


「そんな必要もないのに、急いで走らせたら、馬が駄目になってしまうだろ。この馬たちも、オレたちの仲間だからな」


「そぉーーかぁーー。そーーですよねーー。お馬さん、よろしくね」


「この馬の名前は、フレデリックだそうだ」


「フレデリック。よろしくね、フレデリック」


「任せておいてください。巫琴ミコトさん」


「えっ!? いま馬がしゃべった!?」


「なにを言っている。馬は、なにもしゃべってないぞ」


「えっ、でも……」


「ボクはビクターです。よろしくお願いします。巫琴ミコトさん」


「ワタシはポーラよ。よろしくお願いしますね。巫琴ミコトさん」


 えっ!? ここに来て、あたし、動物と話しができるようになった!?


 そういう、細かいことは気にしないでください。あなたは、真の魔法使いなんですから。


 そんな……。いままで家で、犬も猫も飼ったことなかったのに、いきなり馬と話しができるようになるなんてぇーー!? これじゃ、まるでアニメの世界じゃないのよぉーー!


「気にしない気にしない」


「そうそう」


「もう、決まったことですから」


 あたしいま、この三頭の馬にさとされてる……。


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