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第二章予告 『人間社会』
森は分かりやすかった。
腹が減れば食べる。
危険なら逃げる。
死にそうなら生きる。
それだけだった。
けれど街は違う。
金がある。
仕事がある。
身分がある。
嘘がある。
そして、人が人を売る。
クレは人間を理解したい。
だから観察する。
だから見る。
だから考える。
だが、街には森よりも分かりにくいものが溢れている。
同じものを見ていても、
怒る人がいる。
笑う人がいる。
儲ける人がいる。
見ないふりをする人もいる。
それが人間社会だった。
第二章では舞台が街へ移ります。
新しい出会いがあります。
新しい面倒も増えます。
そしてクレは知ることになります。
森よりも、
ゴブリンよりも、
人間の方がずっと分からないということを。
第二章『人間社会』
まもなく開始です。




