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登場人物紹介② ツムギ
ソリ村で暮らしていた少女。
クレが異世界で最初に出会った人でもある。
明るいわけではない。
特別に優しいわけでもない。
誰かを救おうとしているわけでもない。
それでも、不思議と人の隣にいる。
クレは人を理解したい。
何を考えているのか。
なぜそうしたのか。
どうしてそんな顔をしているのか。
ずっと見ている。
けれどツムギは違う。
分からないなら分からないままでいい。
お腹が空いたなら食べればいい。
疲れたなら休めばいい。
眠いなら寝ればいい。
そういう人だ。
だから時々、クレには分からない。
なぜそんなに自然に誰かの隣へいられるのか。
なぜ理解しなくても支えられるのか。
第二章から始まる街での生活でも、その在り方は変わらない。
クレが人を見続けるなら、
ツムギはきっと、クレを見続ける。
そんな人である。




