16/169
夜
夜
「ゆっくり、考えてくれ。こういうことなんだ。もう寝ようか。
1階のベッドに行こう。」
ふたりは、ベッドに行き、パジャマで、並んで、横になった。
「おれは、このチカラのみなもとを探ろうと思っているんだ。
それと、どのぐらいの力、それに、どの様な力があるのかを見てみたい。
それは、ミオの夢を見たときから変わったんだ。
これは、たぶん夢の中のミオの魅力なんだよ。
そう、きみの瞳を見たとき、初めて会ったときのときめきを覚えた。
それより強い、きみのこころに惹き込まれる様な、衝撃を感じたんだ。
だから、ミオのことももっと知りたい。
この二つのことは、たぶん同じだと思う。
ミオ、おれを信じてくれ。
おれの総てを、おれと一緒に、見ていってくれ。
そうすれば、ふたりは、なんか、わかんないけど、
本当の意味で、一緒になれると思う。」
その時、全ての音が消え、全ての気配が消え。そして、時間が止まったのだった。




