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ミスコン!!  作者: ともやみやもと
1章 白鳥雪はアナウンサーになりたい
2/15

第一話 第一回全体会議その1




 長い長いゴールデンウイークが終わった。


 四月に入学して一か月後のゴールデンウィークをどう過ごしたかで、その人の大学生活が決まると言っても過言ではない、というのはさすがに言い過ぎかもしれないが、少なくとも今の僕にはそう思えた。


 始めの一ヶ月で友達作りに成功した人にとって、大学生活初の大型連休は旅行に遊びに恋人にと、実に充実したものになるだろう。こんなに楽しい時間があと四年間も続くと考えるだけで、人生の全てが華やかで、幸福で、期待に胸が膨らむ。そう思えて仕方がないだろう。


 ミスコンに出場すると決めたのは、ちょうどゴールデンウィークを挟んだ一週間前のこと。あの時断っていたら本当に僕の大学生活は、新しい人の出会いなんてないままに空虚な四年間を過ごしていたのかもしれない。今の僕にとっては、むしろこのミスコンが頼みの綱だった。


 連休明けの気だるい授業が終わると、静まり返った講義室が再び活気に包まれ、ばらばらに存在していた人たちが集まり、講義室のあちらこちら三人から四人のグループが形成されてゆく。つい数秒前まで僕たちは二重積分の話を聞いていたにもかかわらず、彼らは二重積分の話をせずに、飲み会やらカラオケやらサークルやらの話をしている。


 僕は講義室を出て、そのまま図書館に向かった。今日は二時半に図書館三階の会議室に来いと、洋平から達せられている。ミスコン出場者が出揃ったということで、顔合わせ兼会議が執り行われるみたいだった。図書館に入り、入り口の小さなパネルに学生証をかざすと、改札のようなものが開いて僕を迎え入れてくれた。一回エントランスからエレベーターに乗り込み、三階のボタンを押した。


 エレベーター背面の鏡で僕は自分を見て、軽く前髪を整えた。自分がミスコンに出るということが、この期に及んで未だにピンと来ていない。別に不細工ではないと思うが、イケメンではないと思う。顔の作りうんぬんよりも、背が低く、姿勢も悪く、なんとなくパッとしない。そう思うと、少し不安な気持ちが胸に募った。会議室に入った瞬間に、「ここはお前のいていい場所ではない」と固い水筒かなんかを投げられやしないだろうか。


 エレベーターの扉が開き、いつの間にか三階に運ばれていた。フロアの隅にある会議室に向かってゆっくりと歩いていくと、脈がどんどん強く、早くなるのが分かる。周囲の音が聞こえないのは、図書館が静かだからか、緊張で耳が遠くなっているのかは分からない。


 会議室の扉の前で僕は一旦立ちどまった。白い扉の向こうから、女の人の底抜けに明るい笑い声が聞こえてきた。その笑い声は天まで届き、雲を晴らして太陽の光を地上に呼び込むような、そんな笑い声だった。続いて、男性の低い声が聞こえてくる。内容までは聞き取れないが、がっしりとした声の芯だけが扉越しに僕の耳まで届く。それに被せて、笑い声とは別の声質の、女性の話し声も聞こえてきた。同じく内容までは聞こえないが、どこか力強く、挑発的な口調に感じた。


 先程とは別の男性の声も聞こえてきた。男にしては、細くて高い声に思えた。中から聞こえてくるのは主にその四人の声だった。男子三人女子三人の計六人という風に聞いていたが、もう一人の女性はまだ来ていないのだろうか。


「はよ入らんかい」


 突然後ろか声が聞こえ、驚いて振り返ると、洋平が立っていた。


「あ、こんにちは。久しぶりです」


 僕はそう言う。


 僕がミスコンに出場するのを決めるまでは週に何度か待ち伏せされてご飯を食べに言っていたが、最近はあまり会っていなかったためずいぶん久しぶりに思えた。


「てっぺーが入るまでここで見とこうと思っとったけど、遅すぎやな。ふざけてるんか」


 洋平がヘラヘラしながらそう言う。


「別に、ふざけてるわけではないですけど」


「じゃあアホやな。どっちがいい?」


 洋平がそう言う。


「えっと、じゃあ、ふざけてました」


 僕がそう言うと、何をそんなに気に入ったのか、洋平は実に愉快そうに笑った。今となっては、彼のこの無神経でひょうきんな性は、僕の不安がちな性を軽くしてくれるようで、非常に心強い。


 洋平がドアノブをまわして扉を押し開いた。大きなテーブルを囲んで話していた他のメンバーが会話を止めてこちらを見た。そして、四人の声しか聞こえなかったが、中には僕以外の五人全員がすでに勢ぞろいしていた。


「お、雁首揃っとんな」


 洋平は部屋に入ると嬉しそうにそう言い、入り口から一番離れた、いわゆる誕生日席に位置するテーブルにカバンを置いた。ドシっと重量感のある音がした。


「運営長が一番最後はおかしいだろう」


 がっしりとした体型の、おそらく年上と思われる男は落ち着いた口調でそう言った。


「時間ピッタリやん」と洋平は言った。


「まあいいですけどね、みんなと話せて仲良くなれたんで」


小柄な女の子はそう言うと、


「こんにちはー」


 と、一番入り口近くの席に座った僕に手を振った。きっとさっき聞こえてきた笑い声はこの子のものだろう。想像通り、快活そうな女の子だった。


「あ、どうも」


 僕は声に出たかどうかわからないような声でそう言った。彼女はクスっと笑った。


 ここに来て、僕は大切なことを忘れていたことに気が付いた。それは、単純に僕があまりコミュニケーションが得意ではないということである。こうして目の前に初対面の、いわゆるキラキラとした人が揃っているのを見ると、僕はすっかり気後れしてしまい、今すぐに逃げ出してしまいたい衝動に駆られる。


「ほな、時間もないことやし、会議始めんで。まずは自己紹介からやな」


 全員が席に着くと洋平はそう言った。


「なんで時間ピッタリに始まってるのに時間がないのよ」


 おそらく両親のどちらかが西洋人であろう、はっきりとした顔立ちの女性は、腕を組んだままそう言った。語気が少し強めで、先ほど聞いた声だった。


「時間は、いくらあっても足りないもんやねん」


 運営委員長である洋平は、すでにみんなと気の知れた仲になっているようで驚いたが、考えてみればそれは当たり前で、僕が洋平とランチをしながら何時間も話したように、ここにいる人も皆、きっと同じようなことを経て今に至っているのだろう。


「じゃあ、どうしようか。とりあえず丸から」


 洋平は近くに座るがっしりとした体型の男性にそう言う。彼は立ち上がると咳ばらいを一つした。


「改めまして、丸龍太です。経済学部の三年です。出身は名古屋で、ラクロス部に所属しています。よろしくお願いします」


 丸は小さく頭を下げた。がっしりとした体つきに、爽やかな短髪で、いかにも運動部の好青年といった雰囲気だった。


「何やねん、急に敬語かいな」


 洋平がそう言う。


「なんだよ、別にいいだろ」


「いや、真面目やなあって思って」


「みんながみんなお前みたいに馴れ馴れしいわけじゃないんだよ」


「馴れ馴れしいって褒め言葉やで」


「そんなことねえだろ」


 丸は洋平の先輩のはず。それなのに、洋平は容赦なくタメ口で話し続けている。良くも悪くも洋平は無神経で、さすがだなあと感心してしまう。


「ほな次、安藤君」


 洋平は、僕の隣に座っている男の人を見てそう言った。


 彼は、顔よりもまず服装に目が行く。ピカソの絵画が大きくプリントされた、派手なジャケットを身にまとっており、ボロボロのダメージジーンズをはいている。前髪で隠れて顔はよく見えないが、いわゆる塩顔というものだろうか。こういう男性が好きな女性も一定数いるだろうと、すこし上から目線で分析してしまう。


「初めまして。安藤忠親です。建築学部の一年で、デザイン全般が好きです。例えば、この図書館は、前面はカーテンウォールのガラス張りになってるんですけど、後ろに回ると他の校舎と同じようなデザインになってるんですよ。これは前面の部分を増築したときに全く違うデザインが採用されたからなんですよ。一見ヘンテコに見えますけど、デザインってこういうことだと思うんですよ。取り壊して新しいものを作ればいいって話じゃないんですよね」


 安藤はそう言った。途中から何の話だろうと思っていると、そのまま安藤の自己紹介が終わってしまった。


「そうやったんや。図書館の紹介ありがとう」と洋平は言う。「ほんで、安藤君はどんな人なのかな?」


 自己紹介になっていない彼の発言を受けて、洋平は再度自己紹介を促した。若干嫌味な言い方だったが、同じことを思っていた僕は少し笑ってしまいそうになる。


「あ、そうか。すみません。北海道出身で、一浪しているので十九歳です。趣味で服を作ったり、イラストを描いたりしています。よろしくお願いします」


「ありがとう。安藤君はあれやんな、一応ファッションデザイナーを目指しているんやんな?」


「そうです」


「ミスコンを踏み台にして、是非とも夢に向かって頑張ってくれ」


 洋平は軽く拍手をしながら安藤を労った。


 夢か、と僕は思った。僕にはまだ夢がない。


「ほな次、てっぺー行こか」


 洋平が僕を見てそう言ったので、僕は立ち上がった。


 当り前ではあるが、みんなが僕を見ていて、少しだけ居た堪れない気持ちになり、僕は洋平を見た。洋平はテーブルに肘をついて少しニヤニヤしていた。分からないが、自己紹介で何をいうかを試されている気がした。


「えっと、萩原鉄平です。機械工学科の一年で、福島県出身です。趣味は、えっと、よろしくお願いします」


 僕は途中詰まりながらそう言った。面白いことなんて一つも思い付かないし、思いついても言う勇気はない。


「趣味は、何やねん」


 洋平がすかさずそう言う。


「なかったです。あればよかったんですけどね、趣味」


「何やねんそれ」


 洋平は笑ってそう言うと、


「あと、みんなに言わな意味ないで」


 と続け、みんなが少し笑った。笑われたような気がして、嫌な汗が出てきた。洋平を除くと、僕の視界には美男美女しかいない。こんな状況で話をするのは人生で初めてだった。


「まあ、何はともあれ、よろしくお願いします」


 僕は一人一人に軽く頭を下げながら、そう言うとすぐに椅子に座った。自己紹介という大きなイベントを終えた僕はホッと胸を撫で下ろした。


「まあええけど。ほな次木ノ葉ちゃん」


 男性陣の自己紹介が終わると、洋平は先ほどの快活な女の子にそう言った。彼女は立ち上がると、ダボっとしたトレーナーの袖口から指を出し、ちょんちょんと前髪を整えた。明るめの茶髪は肩のあたりで揃えられていて、ナチュラルなメイクと愛嬌のある表情は、いい意味でどこにでもいる可愛い女の子といった印象だった。高校時代はさぞかしモテたことだろう。


「初めまして、秋野木ノ葉です。出身は横浜で、えーっと、ごめんなさい。いざとなると何話していいのかわかりませんね」


 木ノ葉はそう言うと、少し恥ずかしそうにトレーナーの袖で口元を隠して、助けを求めるように洋平を見た。


「あはは。適当でええで。自己紹介なんて形式やねんから」


 洋平はそう言う。


「形式とか言うなよ」と丸。


「気負わんでええってことや」と洋平。


 それを聞いた木ノ葉は少し表情を緩めた。


「経営学部の一年で、ダンスサークルに入っています。最近、西千葉駅のカフェでバイトを始めたので、是非遊びに来てください!」


「え、木ノ葉ちゃん、丸と同じ学科なん?」


 洋平は驚いてそう言う。


「今更かよ」と丸。


「知ってます? 入学したての時、丸さん一年生の間で少し話題になってたんですよ」


「え、まじ?」と丸が少し嬉しそうにそう言う。


「丸聞いてた? 木ノ葉ちゃん過去形やったで」と洋平。


「え、今は?」


「今はまあ、えへへへ」


「昔はモテて、今はえへへへやねんて、良かったやん丸」


 洋平がそう言うと、丸は「まあ、何でもいいけど」とため息混じりに言った。


 自己紹介は、淡々と進んでいった。こうも初対面の人が何人もいては、名前を覚えるので精一杯だった。そもそも、こういった初対面の人と同時に顔を合わせること自体久しぶりで、僕は会話に口を挟むことずらかなわなかった。


「ほな、次。君、君の番やで」


 洋平は、顔の濃い女性にそう言う。


「何それ、うちの時だけなんか雑じゃない?」


「自分の名前は自分で言いや」


 洋平がそう言うと、彼女は「はあ」と少し気だるげに立ち上がった。背が高くて、センターで分けられた長い髪が胸元まで伸びている。彫が深く、可愛いというよりも美人なタイプで、比較的化粧も濃く、黒いオフショルダーのニットが大人っぽい雰囲気を醸し出していた。何とも近寄りがたい感じがして、端的に言うと、怖い。


「桜田アミリアです。というのも、スペイン人の父がお酒に酔ってふざけて付けた名前らしいです。スペイン語を専攻しています。三年です」


 アミリアはそう言うとすぐに座り、再び腕と足を組んだ。おそらく全員の頭にサグラダファミリアが浮かんだが、なんとなく野暮な気がしたため言わなかった。


「サグラダファミリアみたいな名前だね」


 と思っていたら、安藤がそう言った。


「それ、本当に言う人久しぶりに見た」


 アミリアは呆れたようにそう言う。ここまで来ると、やはり逆に誰も言わないのだろうか。


「サグラダファミリアって、五百年くらい工事してると思われがちだけど、実は百年ちょっとしか工事してないんですよ。しかも、このままいけばあと二十年くらいで終わるらしいです。意外ですよね」


 安藤がそう言う。部屋の全員がポカンとした。


「えっと、だから何?」


 アミリアがそう言う。


「いや、普通にサグラダファミリアの話になったから言ったんですけど」


 安藤はむしろアミリアが何を言っているのか分からないという様子であった。


「あんな、安藤。お前はびっくりするかもしれんけど、実は今は誰もサグラダファミリアの話はしてないねん」


 洋平はそう言った。安藤は少しポカンとした。安藤は、なんていうか、少し変わっている。


「アミリアさんは、なんでスペイン語を専攻してるんですか?」


 丸がアミリアにそう聞いた。きっと、この変な空気を変えるためだろう。


「なんでって、スペイン語を学ぶためです」


 アミンリアは何故か少し不機嫌そうにそう言った。


「あ、そうですか」


 アミリアの迫力に押し負けた丸がそう言った。気を遣って話を変えたのに、変えた先でこうなっては彼が浮かばれない。


「父親がスペイン人だから、アミリアはスペイン語を話せると思われがちなんよな?」


 洋平がそう言う。


「うん」


「でもアミリアはスペイン語が一文字も分からへんのよな?」


「うん」


「ほんで、初対面の人にそれを説明するのが嫌なんよな?」


「うん」


「だってさ」


 洋平は丸にそう言った。


「それは、ごめん」と丸。


「別にいいけど。ていうか、洋平だって今はこんなに偉そうにしているけど、初対面の時に『スペイン語話されへんのや』って言ってたけどね」


「それは言わんでええやん」


 洋平がそう言うと、軽く笑いが起きた。


「じゃあ次、雪ちゃん!」


 自己紹介は早くも最後の一人を残すのみとなった。彼女は立ち上がり、


「初めまして、白鳥雪です!」


 と言い、ぺこりと頭を下げた。艶のある真っすぐな黒髪が頭の動きに合わせて揺れた。スラっとした体型に、着用している白のブラウスと薄い化粧も相まって、透き通るような美しさがある。所作の一つ一つが上品で、見ているだけで胸の奥がザワザワしてくる。


「私はアナウンサーになりたいです。なので、このミスコンではグランプリを目指します! 皆さん仲間でもありライバルでもありますが、一緒に切磋琢磨して頑張りましょう!」


 雪はそう言うと、再び軽く頭を下げた。不思議とみんな拍手をしていた。アナウンサーと言われれば、彼女は少なくとも僕がイメージするアナウンサー像と完全に合致していた。夢が現実を引き寄せるとよく言うが、彼女は自分がなりたい像というものが明確になっおり、それに合わせて自分を作り込んできたのだろう。


「これやで聞きたかったんは」と、洋平は手を叩きながら実に嬉しそうであった。「ミスコンに対する意気込みを聞きたかってん。なんやねんさっきまでのぬっるい自己紹介は。出身だの学部だの、しょうもないサークルの新歓かっちゅうねん」


 洋平手を叩きながら満面の笑みで言う。


「誰だよ、自己紹介なんて形式って言ってたやつは」と丸が言った。


「さっきは形式的に形式って言ってん」と洋平。


「だいたい、俺はお前に言われて出ただけだから、意気込みもクソもないんだけどなあ」


 と、丸はうんざりしたように言う。


「え、丸さんそうなんですか、意外ですね」と木ノ葉が反応する。


「そうか?」と丸。


「なんか、丸さんって鏡の前で自分にうっとりとしてそうじゃないですか」


「そんなことねえわ」と丸が笑った。「ちなみに、みんなはなんで出たんだ?」


 丸が全員にそう投げかけた。


「デザインの宣伝」と安藤。


「えー、なんとなく」と木ノ葉。


「友達にハメられた」とアミリア。


 僕はどうしてミスコンに出ることになったのだろうか。友人が死んだから? 友達が作りたかったから? 何かが変わると期待していたから? おそらくはそのすべてである。そして、話を聞いていると、アナウンサーになりたいという彼女を除いて、誰もが比較的軽い気持ちでミスコンに出場しているように思えていた。人生丸ごと変えようと、そんな思いで出場しているのは自分だけである。


 僕が黙っていると、次第に視線が集まってくるのを感じた。なぜミスコンに出たのか、僕は必死に考えてみるが、正直にいうのも憚られたので、


「あ、まあ、なんとなく、ですね」


 と答えた。


「なんとなくかいな」と洋平は口から息を漏らしながら言った。


 意図せず変な間をおいてしまったがゆえに、僕の答えのしょうもなさに一同が拍子抜けしてしまう。


「まあ、でもな、色々あってええと思うねん。未来のために頑張るもよし、楽しむだけでもよし、良い出会いを求めるでもよし。それぞれのミスコンやねん。だからミスコンはおもろいねん」


「熱いね~」とアミリアが言った。


「茶化すな。恥ずいやんけ」と洋平。


 一通り自己紹介が終わり、僕はそれぞれの名前を心の中で復唱していた。丸龍太。安藤忠親。秋野木ノ葉。桜田アミリア。白鳥雪。名前を覚えるので精一杯ではあったが、第一印象から拒否反応を示すような人がいなかったことは幸いだった。


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