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魔女と俺の絶滅戦争  作者: あまあま
絶滅指定種『吸血鬼』
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21/28

魔都京都⑦

お久しぶりです。そろそろ落ち着いてきたので頑張りたいと思います。見てくれている方には感謝しかありません。

 風花達と鬼門の戦いは派手ではあるが単調な展開が続いていた。

 風花のミサイルを鬼門は肩にある回転式機関銃によって迎撃し、鬼門の右腕にある主砲からの砲撃は四(よっつ)の結界魔法によって防がれる。それの繰り返しを続けていた。

 一連のやり取りを15分以上続けている風花と四はかなり疲労して、唯一元気な翁(おきな)は鬼門の弾幕を潜り抜ける手段がない為結界の中から出ることが出来なかった。

 無尽の魔力を持っている風花だったが疲れはある。


「ああ、もう!」


 状況が全く動かないための精神的な疲れと苛立ちから風花は声を荒げる。


「風花様、どうか冷静に!勝てるものも勝てなくなります。私たちはまだ負けてないのですから、じっくり攻めていけばいくら鬼門さんでも音をあげます」


 そういって四は風花を諭すが彼女は全身から汗を吹き出していて呼吸も少し荒くなっている。現状を続けていくと最初に潰れるのは鬼門の攻撃を結界で受け続けている彼女である。

 そのことに気付いている風花は新たなミサイルを複数生み出して鬼門へと攻撃をするが、すぐに迎撃されて無駄に終わる。


「くそっ!」


 自分の魔法がまたも不発に終わった風花が悪態をつく。

 風花の魔法を迎撃した鬼門から主砲とミサイルが放たれるがそれを四の結界は受け止めて結界内にいる全員に怪我はない。その代わりに四は汗だけではなく目と鼻から血を流す。


「四ちゃん!?」


 どう見ても尋常じゃない様子の四を心配して駆け寄ろうとする風花だったが他ならぬ四自身に止められる。


「風花様、私のことはいいのです。あなたは攻撃に集中してください、鬼門さんの攻撃は私が必ず防ぎきります」


 四が強がっているのはわかっているが、それでも自分が攻撃し続けないと鬼門の攻撃が激しくなるので返す言葉が出ない風花。

 そうやって2人が頑張っている中で今まで黙っていた人物が声をあげる。


「風花嬢ちゃん。鬼門に近づくための作戦を思いついた。わっしに協力して欲しい」


 翁の提案する作戦に風花は驚き、その作戦を否定する。


「そんな危険な作戦をさせるわけにはいかない!私は黄金姫様にあなた方と共に戻ることを約束したの!」


「風花嬢ちゃんの気持ちは嬉しいが今はそんなことを言っとる場合じゃないじゃろ?鬼門は強い。やつに犠牲を一人も出さずに勝つなんざ無理な話じゃ。じゃあ今一番役にたってないわっしの命を賭けるべきじゃろ。仮にわっしが失敗したなら嬢ちゃん達の逃げる時間ぐらいは稼いでみせる。頼む風花嬢ちゃん、わっしにあいつと戦う機会をくれ」


 頭を下げてくる翁を見て風花は作戦そのものに納得することは出来ないが、翁の覚悟を否定することも出来ないため渋々翁の作戦を認める。


「わかったわ、翁さん。やりましょう、ただし死ぬことは許さないわ」

 

 風花の言葉を聞いて翁は苦笑する。


「無茶を言うのう」


 風花が十個のミサイルを生み出してそれを鬼門に向けて放つ。そのミサイル群は今まで放ってきたミサイルと違って全ての軌道を風花がコントロールして鬼門に迎撃されにくくしていた。風花の絶大な魔法範囲だからこそできるリアルタイムでの軌道の変更だが、かなりの集中を要すため連発は出来ない。

 複雑な軌道を描くミサイル群を迎撃しきることは出来なかった鬼門は左腕の巨大な鉤爪で接近したミサイルの迎撃をする。至近距離の爆発に装甲に多少のダメージを受ける鬼門だったが即座に再生する。

 爆煙によって視界を遮られている鬼門に向けて風花は再びミサイルを放つ。

 鬼門は遮られた視界の中でミサイルの音だけを頼りに肩の機関銃で迎撃する。そして周囲に爆発音が響き渡ったことで迎撃に成功したと判断して主砲を四の結界があった方に向ける。主砲の威力を最大にするための溜めを行おうとしている鬼門に声が届く。


「前までのお前だったらこんな作戦通じなかっただろうな」


 声がした方向を見るとミサイルに乗った翁が鬼門の近くまできていた。何が起こったか分からない鬼門だったが、左腕の鉤爪を振って翁を遠ざけようとする。

 それよりも早く翁はミサイルから飛んで鬼門の懐に接近する。背後でミサイルの爆発が起こり翁の体は爆風によって加速し、そのまま妖刀を居合のかたちで構える。

 翁が若かりしころ、鬼門と共に神狐御前と仕えていた最も輝いていた時代。彼らは神狐御前を守るための三つの剣技を生み出した。その剣技は極めすぎた結果世界に認められる剣技となった。そしてその技を百年以上磨き続けていた。

 神狐御前の為に振るわれなかった剣技はその娘を守るために今はじめて振るわれる。

 剣技の基本にして奥義である居合の型で放たれるその技の名前は、神狐御前が畏れていたものを殺すために付けられた名前であった。

 即ち、


「"神殺(かみごろ)し 一(いち)の太刀(たち)」


 神速の居合が放たれ妖刀が鬼門の装甲を切り裂く。

 その斬撃は鬼門の装甲と共に内部にある鬼門本体まで届き鮮血が装甲の間から吹き出す。

 鬼門を斬った翁は爆風に押し出されてそのまま鬼門から遠ざかる。

 翁が離れたのを確認した風花はダメ押しのミサイルや手榴弾など自分が覚えているありとあらゆる兵器を魔法によって再現して鬼門に放つ。

 迎撃もままならない鬼門は現代兵器の群れを余すことなくその身で受けることになった。

 とんでもない爆発が巻き起こり鬼門のいたところは爆煙によって何も見えなくなっていた。


「おっそろしいのう」


 結界の中に戻ってきた翁からそう声がかけられ、四も言葉を失っていた。その理由は傷ついた相手にここまでするかということではなく、風花の魔法の再現性にだった。

 "奥の院"で地雷を魔法によって作ってもらった時から四は風花の魔法の再現性に驚愕していた。魔法使いはある程度まで習熟すると自らの法則(ルール)を魔法に付加する事で魔法の威力を高める、というより現実の100%を再現することなんて人間には無理な事なので自ずとそうなってしまう。それなのに風花は現代兵器の威力をほとんど再現している。その事に対して四は恐怖していた。


(彼女は何者なの?どんな魔法使いでも普通は何かしら自分の魂の特色が魔法に出てくるのに、彼女にはそれがない。ただ"現実を再現する"、ある意味魔法使いの完成形だけれど少し怖いわ)


 四の思いなぞ知らない風花がレーダーによる索敵を行おうとするが、それより先に爆煙の中から黒い塊が地面に落ちていくのが見えた。それを見て風花は改めてレーダーを使うが黒い塊以外の反応はなかったためその黒い塊に向けてミサイルを放とうとする。


「待ってくれ風花嬢ちゃん。もしあれが鬼門ならわっしの手で決着(ケリ)つけさせてくれ」


 翁の言葉を聞いて風花はミサイルを消して四と翁と共に黒い塊の方に歩いて行く。そこは四のはっていた結界の外側だった。

 黒い塊の側に来た翁はそれを哀れむような視線で見つめる。


「哀れじゃな鬼門。簡単に洗脳されおって馬鹿者め」


 黒い塊は鬼門だった。しかしその姿は痛々しいもので手足は全て吹き飛んでいて体も大部分がなくなっており頭も半分ほどしか残っていなかった。

 どこからどう見ても虫の息な鬼門に向かって翁が妖刀を上段に構える。


「もう眠れ友よ」


 それだけ言って妖刀を振り下ろそうとした翁の耳に懐かしい声が届く。


「私は洗脳されたわけじゃないぞ、くそガキ」


 その声が聞こえたかと思うと既に鬼門の体は鎧に覆われていた。鬼門が纏った鎧はさっきまで纏っていたものと違って鬼門の体を薄く覆うほどしかなかったが、右手は剣のように鋭くなっていた。

 鬼門が起き上がって四に向かって右腕の剣を振るう。


「"拒絶結界(きょぜつけっかい)"!」


 四は自身と風花を守るように残った魔力を振り絞って最強の結界をつくる。その結界を鬼門の斬撃は切り裂くことが出来なかった。

 鬼門は結界を切れなかったことを多少無念に思ったが、引きずることなくその切先を翁に向けて技の名前を口ずさむ。


「"神殺し 三の太刀(さんのたち)"」


 翁に向けられた切先から数キロ先を貫くであろう斬撃が放たれ、翁は咄嗟に妖刀で受けるがそれでもはるか後方に吹き飛ばされる。

 

「残念だよ、くそガキ。お前は私と一緒で御前様にしか忠誠を誓わないと思っていたのだが、あの小娘にも忠誠を誓うとはな」


 翁に向けて悲しみを含めた声色で囁かれた言葉は当然翁の元に届くことはなかった。しかしその言葉をもって鬼門は翁と完全に決別を果たした。

 

「さて、四は殺したくは無いが源一郎の娘だけは殺さんとな」


 鬼門はそのまま四の結界を切り裂こうとするがそれは後ろから飛んで来た斬撃に防がれる。

 鬼門は斬撃が放たれた方向を見るとそこには胸に風穴を開けた翁が立っていた。


「どういうことだ?お前は確かに妖刀の恩恵で多少寿命を伸ばせたはずだが、それでも心臓を潰されて死なないはずがない。お前はあくまで人間のはずだ」


 鬼門にとっては想定外の事態だったが自らも昔(・)と(・)は(・)違(・)う(・)から冷静に翁に向かって質問を投げるが翁からはなんの返答もなく、代わりとばかりに複数の斬撃が飛んでくる。


「お前まさかとは思ったが妖(・)刀(・)に(・)魂(・)を(・)捧(・)げ(・)た(・)か。なるほどそれなら確かに人間の体が死んでも動き続けることができるな」


 そう言いながら鬼門は翁の斬撃を避け続けて懐に潜り込み翁の右腕を切り飛ばす。


「お前自身の魂が無くなれば脅威など無いわくそガキ。最後の最後に判断を誤ったな」


 妖刀を掴んでいた右腕を切り飛ばされたことで翁の体は糸が切れた操り人形の様にその場に崩れ落ちた。鬼門は翁の哀れな姿を見ることもせず四の結界を壊す為に引き返す。

 鬼門が後ろを向いた瞬間、切り飛ばされた翁の右腕が空中で鬼門に向けて切りかかる。殺気もなにも感じとれなかった鬼門は翁の右腕の斬撃をまともに受けて、左腕がわりになっていた装甲を切られる。


「なっ!?鬱陶しいぞくそガキ!」


 鬼門は右腕の剣を振り抜いて翁の右腕を吹き飛ばす。それでも翁の右腕は妖刀を離すことはなかった。


「お前の執念には呆れるよ、くそガキ。それなら何故あんな小娘に忠誠を誓ったんだ、私達の主人はあの方だけだっただろう」


 翁に向けられた言葉には無念があった。鬼門にとって翁は百年を共に過ごしてきた友であり共に神狐御前の元で技を高めあった兄弟弟子でもあった。確かな絆を育んできた存在を自らの手で殺した鬼門の心情は誰にも推し量ることは出来なかった。

 

「ここまでしたんだ、せめて源一郎の娘だけは殺させてもらおうか」


 それだけ言って鬼門は四の結界に近づき居合の体勢になる。


「"神殺し 一の太刀"」


 鬼門の斬撃は易々と四の結界を切り裂き中にいた四の胴体をも切り飛ばした。


「四ちゃん!!」


 風花の悲痛な叫びが上がる。四の受けた傷は魔法使いといえどどうにもならないものだった。

 四を切った事に対して少し動揺した鬼門だったがすぐに立ち直って風花に向かって斬りかかろうとする。しかし鬼門が踏み込んだ地面からカチッという音がするとそのまま爆発する。

 風花が仕掛けた地雷魔法をまともにくらった鬼門は装甲の三割程を削られてしまい風花への追撃をする事が出来なかった。その間に風花は四を抱えて自らが作ったミサイルの上に乗って鬼門から一気に距離を取る。

 風花が乗ったミサイルが大手門の反対側に向かっていき、ある地点からその勢いを殺さずに鬼門の方に向かって旋回をして飛んでくる。


「"神殺し 二の太刀(にのたち)"」


 鬼門の右腕が遠くのミサイルに向かって振られると、斬撃が飛んでいきミサイルを切り裂く。

 切り裂いたミサイルの上には既に風花と四の姿は無く、鬼門は二人を探す為にその場から離れることになった。


「ちっ!流石は天風の最高傑作だな。最初に翁が私の近くまで来ていたのもミサイルに乗っていたのだろうな。だがすでに王手(おうて)だ。後は詰みまでもっていくだけだな」


 そういう鬼門だったが、風花達を探す為の機動力を持つ装甲を作るほどの魔力は残ってなく、地上を走ってしらみ潰しに探す手段しか彼の選択肢はなかった。


(あの義手のガキとさっきのミサイルで"完全装甲"が二回も壊されたのが痛手だな。これ以上装甲を作ると私の魂そのものである御前様の尾の力を消費することになる。それだけは許容できん)


 蓮と風花達によって"人装戦艦 オズ"の"完全装甲"が一日に二度も壊されたことによって、鬼門は魔力を殆ど失っていた。その証拠に翁の右腕に切られた左腕の装甲も直すことが出来ず欠損した状態のままになっていた。

 そんな状態でも風花を逃すことは許容できない鬼門は体に鞭打って走り出す。


 鬼門が走り出したころ風花は下半身が無い四と共に"奥の院"の中にいた。乗っていたミサイルから飛び降りた風花は魔都の中で最も知っている建造物の中に隠れることにしたが、相手は魔都を知り尽くしている鬼門なのでこの場所に辿り着くのは時間の問題であった。既に四が張っていた"奥の院"の結界もなくなっており、この場に来るの方法はただ向かってくればいいだけとなっている。

 風花は鬼門のいた位置からもう少し離れたかったのだがミサイルに乗っている時に最後の力を振り絞って四が言った言葉に従った。


『私を"奥の院"に置いてあなたは逃げてください風花様。あなた一人なら今の鬼門さんからも逃げられます』


 その言葉を最後に四は意識を失ってもう二度と目を覚ますことも無いだろうことを風花は悟っていた。

 四の命を無駄にしない為にも風花はすぐにでもこの場を離れるべきなのだが彼女には四を助けられる手段があるためそれが出来なかった。しかし、その手段を選択すると四の命は風花と一蓮托生になり大きな副作用もあった。過去にその手段を使って助けた少女がその時を境に年をとらなくなったことを思うとおいそれと使っていい手段ではない。

 風花は四の遺志をとるか、黄金姫とかわした約束をとるか悩むがそんな時間は既に無くなっていた。


「四の遺体は私が丁重に弔おう。だからお前はここで死ね」


 既に"奥の院"の中にまで侵入して風花の目の前まで来ていた鬼門の言葉を聞いて風花は決心する。


「いえ、私は死ぬわけにはいかないの。四ちゃんを生かすためにね」


 その言葉を聞いた瞬間鬼門は右腕を風花に向けて振り下ろすがそれより先に風花の魔法が発動する。


「"復元(リザレクション)"」


 風花が抱えた四の全身が輝き鬼門の攻撃の手が止まる。


「なんだこれは…」


 何百年と生きてきた鬼門だったが今風花が発動している魔法は理解できなかった。

 魔法使いの魔法は再現魔法を基本としている。だがどんな魔法使いでも他人の体は勿論のこと自分の体すら再現できるものはいない。自然現象の再現魔法は多少の綻びなら世界が補ってくれるのでどんな魔法使いでも使うことは出来るが、人体や科学技術となると話は変わってくる。人体と科学技術は原初の世界にはなかったものでありそこに世界の補正が及ぶことはない。

 だからこそ風花のミサイル魔法は誰にも使うことが出来ない。普通の魔法使いならミサイルの構造を知ってその威力すらもその身で味わわないと完全なミサイルの再現魔法が使うことができない、だが風花は魔力が体を中心とした半径数百Mに飛ばすことができ、その魔力で物体を覆うことで完全な理解をすることができ、その結果再現魔法を使うことが出来るようになる。

 そして風花の再現魔法は人体の再現すら出来る。

 四と共に戦うことになってから彼女の体の周りを風花の魔力が覆うことによって既に風花は四の健常な体を理解していた。

 今風花がつかった"復元"は人体を風花が理解した状態に再現する魔法だ。それはたとえ魔女であろうともおいそれと真似することが出来ない魔術を超えた魔法であった。

 そんな風花の魔法を鬼門はただ見ていることしか出来なかった。彼が仕える神狐御前が"神"と言っていた女性ですらこれほどのことは出来ないと確信していた。四の体を抱える風花の事を神々しく思ってしまうほどの光景だった。

 そうして数分がたって四の体から輝きが消えるとそこには五体満足な四の姿があった。

 魔法を使った風花は全身から汗を吹き出して息も絶え絶えとなっていた。

 その姿は鬼門の右腕の剣を使うこともせず小突いただけで全身がバラバラになるのではないかと思わせるほどの弱々しい姿だった。

 そんな風花の姿を見て躊躇う鬼門だったがその右腕を風花の首元に添える。


「四を救ってくれたことには礼を言う。だからせめて苦しまないよう一撃で終わらせてやる」


 鬼門の言葉を聞いて風花は口元に笑みを作る。


「ありがと。でも残念ね。あなたが私を殺すことはもう出来ないは、だって私の王子様が来たんだもの」


 風花の最後の言葉を聞いて戯言と断じて鬼門は右腕を振り切ろうとするがそれは右側から伸びた何者かの手によって止められる。


「はっ?」


 鬼門がその手の方向に振り向くとそこには右腕を振りかぶっている雨守 蓮の姿があった。


「俺の主人に物騒なもんむけんじゃねえ!」


 そのまま蓮の右拳が鬼門の顔面を覆う装甲にめり込み砕き鬼門の体を吹き飛ばす。


「リベンジマッチだ、鬼野郎!」


『よっしゃあ!いくわよ蓮!』


 既にドロシーを起動させている蓮はそのまま鬼門が吹き飛んだ方向に向かって飛び込む。

 

 蓮と鬼門の第二の勝負の火蓋が切って落とされた。

次回は蓮と鬼門の戦いになります。エリスとアルテリアの戦いは次々回となります。


神殺しの太刀は鬼門と翁、そして神狐御前が共に作り上げた剣術。その剣術は神速の一の太刀を使えるようになった時点で残る三つのうちの二つの太刀を使える権利を手に入れられる。最後の太刀は神狐御前以外使うことが出来ない。

一の太刀

神速の居合

斬撃が飛ぶことも伸びることもないが間合いの中に居たのなら回避することは不可能に近い。

二の太刀

飛ぶ斬撃

一の太刀を使えるようになった時点で使えるようになるもの。

剣を振る動作と技名を言うことによって発動できる。

三の太刀

伸びる斬撃

基本的に突きの時にしか発動されない。切先が向いた方向に向かって一秒で数キロに及ぶほどに刀身が伸びる。

二の太刀と同じで一の太刀を使えるようになった時点で発動できる。

最後の太刀

神狐御前しか使えなかった為詳細不明

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