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2024/03/09

5028.


「ヤベぇ。俺は何を見せられてるんだ」


「人間になってしまったサバたちの戸惑いと葛藤だよ。お前も死んだ魚の目をしてる身なら分かるだろ?」


「分かんねぇよ!」


「とにかく続けろよ。何だかんだ続き気になるじゃねぇかこれ」



5029.


<次の日から、ビラ配りが始まった>


「文系部員募集中で~~す!」


「「よろしくお願いしま~~す」」


<たまに駅前にいるティッシュ配りと同じように、通りかかる人に声を掛けながらビラを渡す。と言っても受け取ってくれるのは3割ぐらいで、笠井さんや穂照先輩といった見た目のいい女子が配ってることが大きく、俺の方はオマケで物理的に近い人がお情けでというパターンだ>



5030.


「あれ何?」


「部員募集だってよ。何で今更」


<当然こういった声も聞こえる。9月だし、1年生も大抵の人は何かしらの部活に入ってる。文芸部としても帰宅部の人が候補になるけど、そういった人は部活に入らないと決めてるだろうから、中々に厳しい。実際、手応えはあんまりない。先輩に手伝ってもらってるのが申し訳ないぐらいだ>


「よろしくお願いしま~~す」



5031.


「おっ、篠田じゃん。どうしたの? 生徒会の手伝い?」


「いいや、むしろ先輩には手伝ってもらってるんだ。ほらこれ、部員募集。あと2人いないとダメなんだと」


「あぁ~~。確かずっと笠井さん1人だったんだっけ。ほんとに文芸部に入ったんだねぇ~。助けてあげたいのは山々だけど、あたしはバイトがあるし創作はこっちだから」


<そう言って桐葉は腰をひねって、背負ってるギターを強調してきた。創作は音楽の方でやるって意味だろう。うちの文芸部は読書だけでもいいんだけど、それもガラじゃないとか言いそうだ>



5032.


「でも、仲良しのよしみでこのビラはもらっといてあげよう」


「ありがとう。それだけでも十分だよ」


「それじゃあね。 あと笠井さん、こいつってこんな奴だけどよろしくね」


「い、いえ、むしろ私の方こそよろしくお願いします」



5033..


「あっはは。心配しなくても困らせるのは篠田の方だから大丈夫だよ。もし何かあったらあたしに相談してくれてもいいから」


「はい。ありがとうございます」


「先輩も、うちの篠田がお世話になってます」


「いいのよ~。私ってば年下の男の子のお世話するの好きだから~」



5034.


「あ、でも心配しないでね~。若者同士の仲を邪魔するようなことはしないから~」


「あたしとしては篠田をもらってくれちゃってもいいですけど、あ、それよりも・・・」


<桐葉は何やら先輩に耳打ちした>


「うん♪ まっかせて♪ むしろそのつもりでお手伝いしてるんだから、お姉さんの手腕に期待しててね♪」



5035.


「はい! それじゃあ、あたしはこれで。んん~~っ、数ヶ月後が楽しみだぁ」


<絶対ロクでもないこと言っただろさっき・・・>


「あの、2人は何を・・・」


「こればかりは、いくら女の子でも笠井さんには教えられないなぁ~~」



5036.


<妙に納得できない感情を抱えつつ、ビラ配り再開。そうこうしてると今度は神原が来た>


「おっ、英介? 何やってんだこんなところで」


「文芸部の部員募集だよ。ほらこれ」


「へぇぇ~~っ。やっぱ入部したのマジだったんだなぁ~。にしても・・・校内ワンツーの美少女2人とだなんて、羨ましいじゃないかこのこの~~」



5037.


「おい、やめろって」


「篠田君のお友達? 美少女だなんてお上手♪ あなたも入れば、放課後は一緒に過ごせるよ? 私は部員がギリ1人足りなかったとき専門の補欠要員だけど」


「補欠だなんてそんな。先輩ならがっつりエース張れますよ」


「あら本当にお上手ねぇ♪」



5038.


「魅力的なお話ではあるんですけど、俺は遠慮しときます。せっかく篠田が、先生に言われたとはいえ新しいことを始めたんですから、俺のいないコミュニティでも過ごしてもらいたいなって。多分ゆかりちゃん、もう1人の友達も入らないと思います」


「ゆかりちゃんはさっきの子かしら?」


<俺は先輩の方をみて頷いた。もしかしたら桐葉も、神原と同じこと考えて遠慮したのかもな>


「そっかぁ。それじゃあ、篠田君が女の子に囲まれて楽しく過ごせるハーレムコミュニティを作らなくっちゃね♪」



5039.


「よろしくお願いします。そうなるとコイツも嬉しいと思うんで。俺の方は、どうしてもあと1人足りないって時だけお願いします。補欠の補欠っすね」


「がってん♪ その時はよろしくね」


「それじゃあ笠井さんも、コイツってこんなんだけど根はいい奴だから仲良くしてやってね」


「はい。私の方こそ、よろしくお願いします」



5040.


<神原も俺から1枚ビラを受け取って去って行った>


「いいお友達を持ってるね、篠田君」


「はい、まぁ、変なこと言ってくることも多いですけど、あいつらの方こそ“根はいい奴”ですよ。入学した時からよくしてもらってます」


「そういう人を増やすためにも部員集め、頑張らなくっちゃね」



5042.


<結局この日は、収穫は無かった。今更部員集めをしてもこんなものだろう。とにかく期限までは続けるしかない。朝に笠井さん&穂照先輩と並んでビラ配りをしてたせいか妙な視線を感じることが多かったけど授業はつつがなく終わり、放課後を迎えた>


「篠田君」


<1人で部室に向かうべきか笠井さんに声を掛けるべきか悩んでいたら、なんと笠井さんから声を掛けてくれた>


「部室に行きましょう」



5043.


「おっ、放課後も部員集めか?」


「さすがにビラ配りをするのは朝だけにするけど、掲示板に貼るポスターを作ろうって」


「ほえぇぇ~っ。部員が少ないってのも大変そうだな」


「あの篠田が何かを頑張るなんて、ほんと珍しいことだよ。応援してるからね」



5044.


<笠井さんから声を掛けられたことでまた妙な視線を感じたけど、神原たちのお陰で少しは和らいだ>


「そんじゃあ頑張れよー」


「笠井さん、篠田に何かされたら遠慮なく言っていいからね」


「はい。頼りにさせてもらいます」



5045.


<2人は去って行った。というか社交辞令にしても、そうすんなりと“頼りにさせてもらう”なんて言われたらちょっと凹む・・・俺、何かしでかすような奴に見えるんだろうか>


「篠田君、行きましょう」


「あ、あぁ」


<部室の鍵は常に笠井さんが持ってるらしい。顧問は今村先生という話だけど、信頼されてるんだろう>



5046.


「やっほ~。遊びに来たよ~」


<部室に着いてからほどなくして、穂照先輩が来た>


「それじゃあ早速、ポスター作りを始めよっか。文芸部には創作のためのパソコンがあることになってるけど・・・あぁ、あれね。動くのかしら?」


「大丈夫だと思います。半年前まで先輩たちが使ってたものですし」



5047.


<パソコンは普通に動いた。久しぶりの稼働が文芸部としての創作じゃなくて部員集めのためのポスターというのが可哀想だけど、備品の使い道としては真っ当だから許してもらおう>


「デザインはお姉さんに任せて? キャッチコピーはやっぱり、2年A組の天使・笠井さんと愛の物語を作ろう! かしら?」


「やっやめてください!」


「えぇぇ~っ? こうすればすぐに部員増えそうなのにぃ」



5048.


「そもそも、そんな売り文句で部員増えても意味がないでしょう」


「それ、篠田くんが言っても説得力ないと思うけど?」


「えぇっ!? 俺ってそう思われてるんですか!?」


「だって、先生に言われたとはいえ、ねぇ? 唯一の部員が笠井さんだからOKしたんじゃないの? ほらほら、正直にお姉さんに話してみ?」



5049.


「いや、そんな訳では決して・・・」


「どうかしら? でも、篠田くんのためにハーレム天国を作るってお友達と約束しちゃったもんね。男子を勧誘するのはやめておきましょう」


「普通に男女問わず勧誘しましょうよ・・・」


「いずれにしても、さ、さっきのキャッチコピーは、な、ナシでお願いします・・・」



5050.


「う~~~ん。どうしよっかぁ」


<とか言いながら、先輩はポスターの方をシャカシャカと作り上げていき、5分もしないうちにある程度の体裁はできて後はキャッチコピーを決めるだけになった。すげぇ、やっぱ生徒会長だ、この人>


「気になるところがあれば2人の方でも修正を入れてね? それから、キャッチコピーはやっぱり正式な部員に決めてもらわないと♪」


<修正って言われても、ほとんどポスターとして完成してるんだけどこれ・・・先輩にとっては大枠ができたぐらいの感覚なのか・・・>



5051.


<実際、笠井さんが部長としての責任を感じてか、本とか掛け軸の小さなイラストを追加した>


「おっ? 笠井さんがイラストを担当したねぇ。それじゃあキャッチコピーは篠田くんのお仕事だぁ」


「えぇぇ~~っ!?」


<そうなっちゃうの!?>



5052.


「その、篠田君、私も考えますから・・・」


「笠井さん偉い♪ それじゃあせっかくだし私も混ざって、5分のシンキングタイム、スタート~~~♪」


「「えっ?」」


<先輩はマジでスマホでタイマーをセットして時間を計り始めた。とにかく考えないと!>



5053.


<と、慌ててペンを握り直したその時だった>


コンコン。


「はい」


「誰かしら? いいトコロだったのに」



5054.


<助かった。俺と同じくホッとした様子の笠井さんがドアを開けると、そこには1人の女子生徒がいた。緑のネクタイは1年生だ>


「えっと、今朝チラシ配ってた文芸部って、ここですか・・・?」


「はい、そうですけど」


「え、もしかして入部希望者? ビラ配りの効果かしら。お姉さん、自分でも驚いてるわ」



5055.


<あろうことか、いや良いことなんだけど入部希望者がやってきた>


「はい、あの、ずっと帰宅部で退屈してたんで入部しようかなって・・・」


「まぁ嬉しい♪ それじゃあ入部テストに部のキャッチコピー考案ね♪」


「「「えぇっ!?」」」



5056.


「それじゃあ4人に増えた5分のシンキングタイム、スタート~~~♪」


「ちょっちょちょちょ、先輩!?」


<無駄だった。抗議する間もなく先輩はタイマーを再開させた>


「えっ、えっ? いきなり何ですか!? っていうか生徒会長の穂照先輩!?」



5057.


<こうなったのはしょうがない。簡単な説明だけして一緒にキャッチコピーを考えてもらおう!>


「く、詳しいワケは後で話すけど、今この部のキャッチコピーを考えようとしてて、いきなり先輩がタイマーをスタートさせたところで君が来て、この人結構勢いで決めちゃうとこあるからとにかく一緒に考えて!」


「もうそれがほとんど全ての“ワケ”な気もしますけどとりあえず了解です!」


「おぉっ? さっそく見込みのある新入部員候補が来ましたな~」



5058.


<4人ウンウン唸りながらキャッチコピーを考え、アラームが鳴ったところで終了。とりあえずみんな何かしらは書けたみたいだ>


「ふぅ~、何とかなったぁ。ってアタシまだ入部してないのに何で一緒になってキャッチコピー考えてるんですか!?」


「うん♪ そのノリツッコミもお姉さん嫌いじゃないぞ♪ 笠井さん、彼女は入部テスト合格ということでいいんじゃない?」


「しかも考えた内容言ってないのに合格になってるし! ていうか笠井さんってあの!? あの超美人先輩で有名な笠井さんですか!? ってうわホンモノだ! ホンモノの笠井さんだ! なんでこんなワケわかんない部に!?」



5059.


<いろいろと忙しい子だな・・・ひとまずは先輩が振った笠井さんに任せよう>


「えっと、入部テストというのは先輩が言い出したことなのでお気になさらず。もちろん私は大歓迎ですよ」


「まぁそもそも私もまだ正式な部員じゃないしねぇ」


「え゛、アタシって部員でもない人に入部テストさせられてたんですか!?」



5060.


「まぁでもいいじゃない。文芸部って文章の創作をする部活だし、体験入部の一環としてキャッチコピーを考えてもらっても」


「でもさすがに入ってもいない部のキャッチコピー考えるなんて無理ですって! どんな人がいてどんな活動してるのかも分かんないのに」


「それを言うなら私だって部員じゃないし、こっちの篠田くんも昨日入部したばかりだよ?」


「何でそれでキャッチコピーなんて考えようとしたんですか!?」



5061.


「すみません、私から説明しますね。実は部員が5人にならないと廃部させられてしまうことになって、それで今朝もビラ配りをしたのですが、今度は掲示板に貼るポスターを作ろうという話になりまして、そこに書くキャッチコピーをみんなで考えてたんです」


「すごい・・・笠井さんの声、きれい・・・」


「ビックリするほど関係のないコメントが返ってきてお姉さんも驚愕を禁じ得ないわ」


「俺は先輩の言動にも結構ビックリさせられますけどね」



5062.


「事情は分かりました。アタシ、深山(みやま)ひかるって言います。もちろん入部するんでよろしくお願いしますね、先輩♪」


「やったわね。さっそく部員をゲットしたわよ?」


「はい。これであと1人、ですね」


「これなら、後はポスターで何とかなるかも?」



5063.


「あ、そうだ。考えたキャッチコピー、見せ合いっこしましょうよ」


「君、結構順応早いんだね・・・」


「まぁぶっちゃけ、勢いで周りを困らせるタイプの人だってオーラは生徒会長を見ててずっと感じてましたし」


「どうしよう篠田くん。この子、私の想像よりもずっと手強そうだわ」



5064.


「先輩の方が1200倍手強いので安心してください」


「えぇっ? そう言われたら言われたでお姉さんさすがにショックなんだけど」


「アタシは、“確かに先輩より手強そう”とか言われなくて安心しました」


「それよりも皆さん、早くキャッチコピーを決めましょうよ・・・」



5065.


<きらめく青春。世界を作るのは君だ! by穂照先輩>


<あなたの安らぐ時間を、ここに by笠井さん>


<放課後まったりティータイム! by深山さん>


<作るも読むも、自由 by俺>



5066.


「・・・とりあえず全員、自分以外の案に1つずつダメ出しを入れていくというのはどう?」


「何でそんなネガティブなことするんですか!」


「ここは文芸部よ? ただ褒め合っているだけでは成長に繋がらないってお姉さん思うの」


「アタシそんなガチで文芸部に来てませんからね!?」



5067.


「それではこうしませんか。1人票ずつ、自分以外の誰かに票を入れて、多かった人のを採用ということで」


「それでいきましょう」


「異議なしです!」


「これで決まればいいけど・・・」



5068.


「・・・・・・何というか、案の定という感じね・・・」


「ここまで綺麗に票が割れるなんて思いませんでした。アタシのやつのどこが良かったんですか!? 文芸部なのにお茶飲むだけで過ごそうなんて言ってるんですよ!」


「え、だって凄く楽しそうじゃない。みんなでティータイムなんて」


「先輩だったんですかこの票!? 生徒会長が何考えてるんですか!」



5069.


「深山さん、よく聞いて。私は確かに生徒会長で、その職務のために文芸部の廃部もさせなければならないのだけど、個人としての考えではダラダラするだけの部もあって良いんじゃないかと思ってるの。そこに私も入れるのなら尚更」


「ダメだこの人! 誰ですかこんな人を生徒会長にしたの!」


「今の2年生と3年生の選挙で決まったわ」


「何やってんですかここの先輩たちは!」



5070.


「それで、キャッチコピーはどうするんですか?」


「篠田くんが決めてくれるそうよ」


「え、俺ですか?」


「私は“1人1個ずつダメ出し”の案を出した。笠井さんは“1人1票投票”の案を出した。次は篠田くんの番よ?」



5071.


「うーん・・・それじゃあ、この4つの候補の組み合わせとかはどうですか?」


「なるほど。それでどう組み合わせるのかを深山さんに決めてもらうということね?」


「そこでアタシですか!?」


「このまま篠田くんが決めちゃったら、深山さんだけ何もナシになるから不公平でしょ?  活躍のチャンスはみんなに与えないと」



5072.


「アタシ別にチャンスなんていらなかったんですけど」


「じゃあいいの? 篠田くんが“世界を作る自由ティータイムここに安らぐ時間”なんてキャッチコピーを作ってしまっても」


「嫌です! アタシやります!」


「なんか俺のダメージ受け損になってるんだけど・・・」



5073.


「よーしじゃあこれはどうですか? “放課後きらめく『作る』『読む』を、あなたに”」


「よし決定ね」


「私もいいと思います」


「異議なし」



5074.


「なんかあっさり決まっちゃったんですけど!?」


「ほら、印刷して貼りに行く作業もあるし急がないと下校時間になっちゃうから」


「身も蓋もない理由だった!」


「それじゃあ取り掛かるわよ、みんな、後に続いて!」



5075.


<こうして、無事にポスターは完成し、俺たちは帰路に着くのだった>


「よーし、これであと1人でも来てくれれば廃部は免除ね。あ、もし2人以上来たら私は入らないけどガッカリしないでね?」


「えぇ~っ!? ここまでやっといて先輩入部しないとかあるんですかぁ!?」


「そうなのよ、ぐすん。笠井さんも篠田くんも引き留めてくれなくて・・・」



5076.


「え、いやいや、本当にそうなったら引き留めますって!」


「私もです。穂照先輩がいた方が賑やかになりますし」


「ほんと? じゃあ明日には入部届け出しちゃおっかな。よしけって~~い♪」


<先輩の入部も決まった。めでたしめでたし。じゃない! あと1人来ないと廃部じゃん!>

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