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2023/10/15

4780.


「イ~~ンボイス~♪ イ~ンボイス~♪ インボイス~もい~ろい~ろあ~るけ~れど~♪」


「色々はないだろ、インボイスはインボイスだろ」


「また随分と、タイムリーな話題ですわね」


「サバ令嬢に聞こう! インボイスとはなんぞ? の回、開催!」



4781.


「いきなり妙なものを始めないで頂けますか?」


「別にいいだろ。説明してくれよ、インボイスってやつを」


「当家はあまり小さな事業者さんと取引がないのですけど・・・そういう時は大抵、海賊や暴力団構成員に適当にお金渡して済ませますし」


「おいやめろ話がまたコンプライアンスになっちまうだろうが」



4782.


「いいか? サバ令嬢。とにかくお前は、売上げが1000万以下の事業者と公式に取引するんだ」


「まるで非公式な取引で税金逃れをしているみたいな言い方はやめてくださいませんか? 否定しませんけれど」


「だからせめて否定できるようになってから言え?」


「そうなると、言えるようになる日は永遠に訪れませんわね」



4783.


「もういい、それについては諦めた。とにかくインボイスについて語れ」


「えぇ・・・面倒ですわね。ちょっと待ってくださいまし、調べますから」


「会社経営者なら把握ぐらいしとけよ・・・」


「何度も言わせないでくださいまし。小さな事業者との取引は裏の組織か、表の組織相手でも裏取引です」



4784.


「えっと、インボイス制度ですわね・・・まずインボイスとは、適格請求書と言って、売手が買手に対して適用税率や消費税額を伝えるものです。それらの情報が記載された書類やデータをインボイスと呼びます」


「ほぅ、それで?」


「インボイス制度の内容ですわね。え~っと・・・売手は、買手から求めれらた場合にはインボイスを交付しなければなりません。税率を示せと言われたら示さなければならないということですね。ちなみに、売手側を登録事業者、買手側を課税事業者と呼ぶようです

 それで買手は、仕入税額控除を受けるためには、売手から交付されたインボイスの保存が必要になります。・・・概要として書いてあるのは以上です。あとはリーフレットを参照とのことですわ」


「全然わかんねーよ!」



4785.


「ではリーフレットにも目を通しましょうか・・・ポイントが4つあります。1つ目、免税事業者から発行事業者になった場合は納税額が軽減されます。

 2つ目、一定規模以下の事業者は1万円以下の取引ではインボイス保存不要です。

 3つ目、全ての事業者について、1万円未満の値引きなど、返還インボイス交付免除です。

 4つ目、これから登録される免税事業者は、登録希望日に登録が可能となります」


「さっきより分かんねーよ!! 詳細を呼んで余計わからなくなるって、お役所が作った資料じゃないんだからさぁ!」


「お役所が作った資料を読んでおりますのよ。こう書いてあるものは仕方がないでしょう。わたくしは読み上げているに過ぎません」


「いやまず最初の概要で登録事業者と課税事業者しか登場しなかったのに、リーフレットの方で発行事業者と免税事業者が新たに登場してんの何なの?」



4786.


「ですから知りませんって」


「やべーなこれ・・・美々香じゃなくても理解できんぞ。リーフレットの続きを見ても分かんねぇ。フリーランスとかが騒いでるのは何なんだ? 今まで免税されてた人が税金払うか買手に負担させるかの二択に迫られるって聞いたんだが」


「ではお役所以外の、民間人が説明しているページを拝見しましょうか。まず書いてあることはお役所と同じで、インボイスを発行しないと免税が適用されないこと」


「てことは、インボイスの発行そのものが難しいってことなのか? まだ分からんな・・・」



4787.


「その前に仕入税額控除についてですが、大抵の事業者は売手にも買手にもなると思いますが、商品を売った際に顧客から受け取った消費税と、材料などを買った際に支払った消費税を相殺できるようです」


「“ようです”って何だよ。お前らも事業者だろうが」


「待って美々香。今その話をすると盛大に逸れるから」


「おっとそうだな。サバハーモニーの行いには目をつぶるしかないようだ」



4788.


「さて仕入税額控除についてですが、顧客から預かった消費税のうち、自分が仕入時に払った分は差し引いてお役所に納めればよいようです」


「要は、私らが店に払った消費税のうち、一部は国には行かず他の店なり業者に渡ってるってことか。なんかロンダリングできそうなルールだな」


「実際されたんじゃないのか? それをやりづらくするための法改正に見えるぜ」


「まぁ邪推はせずにもう少し調べましょう」



4789.


「で、インボイスってのを出してもらわないとその節税ができなくなるんだな? だったら毎回出してもらえば良いような気もするが」


「えー・・・ありましたわね。インボイスを発行できるのは、発行事業者として登録された事業者に限られるようです」


「ふーん。じゃあみんなで登録すれば良くない?」


「そこに壁があるようです。インボイス発行事業者として登録申請ができるのは、課税事業者に限られます。免税事業者では、この登録申請ができません。当然ながら、インボイスの発行もできないことになります」



4790.


「出たな、免税事業者。これって何だ?」


「そこに関わるのが売上高1000万円ですわね。年間の売上高が1000万円を超えた場合、その翌々年には課税事業者にさせられます。1000万円以下の事業者は、免税事業者か課税事業者のどちらになることも選択可能です。当然ながら、免税事業者になれば消費税の納付が不要です」


「要は、ちっぽけなトコは消費税は納めなくてもいいですよってワケか」


「昔、近所の婆ちゃんがやってた駄菓子屋が消費税なかったような気もするがそれか」



4791.


「ここで一旦整理しよう。年の売上げが1000万以下の事業者は免税事業者になれる。そうなった場合はインボイスの発行ができない。そしてインボイスがないと仕入税額控除が適用できないから、例えばサバハーモニーが真面目にルールに従うとして、免税事業者から仕入れをすると、免税事業者に対して払った分の消費税は相殺されず、国に支払わなければならない」


「え、おかしくない? 免税事業者ってお客さんから消費税を徴収しないんでしょ?」


「それは駄菓子屋の婆ちゃんが優しかっただけだ。免税事業者だろうが、消費税と称して価格に上乗せすることもできる。店主が言わなきゃ私らガキには分からんことだしな」


「でも、インボイスを発行しろと要求されてもできなければ、自動的に免税事業者だとバレてしまうわね」



4792.


「なんだか免税事業者が悪みたいな言い方になっていますけれど・・・」


「でもよぉ、課税事業者より1割以上安くないと免税事業者から仕入れるメリットないぞ?」


「それで取引減らされちまう恐れがあるから、フリーランスがこぞって反対してるんだろう」


「取引を減らされたくなくて課税事業者になってしまうと、当然ながら納税義務が発生して負担が増えますからね」



4793.


「つまり、今まで免税事業者としてやってきた人たちは、客が減るリスクを負うか出費を増やすかの二択に迫られたワケか。そりゃ怒りもするわ」


「何もそこまでしてしなくても、という気がしますわね」


「何が狙いなんだ? イマイチ読めないんだが」


「免税事業者と課税事業者の価格差が10%未満の場合、大抵の企業は課税事業者を選択するようになるでしょう。課税事業者に支払った分の消費税額は相殺に回され国には行きませんが、以前は免税事業者が名目上消費税を徴収していれば同じことができていたので国にとっては変わりません。

 となると目的は、免税事業者に支払っていた“名目上の消費税”を、相殺に利用できなくすることでしょう。“インボイス”導入前であれば、名目だけでも税額が記載されていれば相殺に利用できたのかも知れません。しかしこれが、“インボイス”という書類に限定されてしまった。国に消費税を納めない免税事業者からの仕入れで税金が控除可能であるという実態に、ついにメスを入れたということですわね。

 課税事業者の方が価格が7%高いとするならば、控除での相殺額も7%増加しますが、課税事業者同士の取引が増えるか免税事業者の数が減れば、総合的に見た時に税収が増えるのでしょう。少なくとも、税収が減るような法改正をするとは思えません。売上高が1000万を超えると自動的に課税事業者にされてしまうので、本当に、個人レベルの事業者を狙ったものですわね。小さな定食屋さんですら、700円が1日50食、300日売れれば1000万円には乗りますから」



4794.


「なるほど・・・まぁ国にとっては、免税事業者が消費税徴収してるはずないよねってことか。だけどまぁ、小さなトコは国の経済活動の邪魔ですよって言ってるようにも見える。しかしこれもサバハーモニーの差し金なんじゃないだろうなァ? 世の中が変わる時、お前らがサクラ使って民意を操ってたんだろ?」


「民意の操作でインボイス制度は導入できませんわよ・・・そもそも当家は脱税や裏取引を見逃してもらう引き換えに税金以上の賄賂を渡しておりますから、お金なんて問題ではないのです。年間の売上高が1000万以下の小さな事業者なんて脅威になり得ませんし」


「だがサバ令嬢、これが導入されたことによって、各社は制度変更に対する手間に追われるし、末端従業員への説明も必要になるだろう。当然そのための資料作成も要るし、下手すれば講習会だ。お前たちの脅威になるような大企業も、生産には全く関係ないところに労力が割かれるはず。その手間を抜きにしても、これまでできた節税ができなくなるか仕入先を課税事業者に切り替えてコストがかさむんだ。これは、お前らが望むことではないのか? ルールを守らないサバハーモニーさんよぉ?」


「では、あなた方もインボイス制度のお勉強をいたしますか? 店舗アルバイトの美々香さんに涼太さん?」



4795.


「うっ、くそっ! サバハーモニーに文句を言うと自分に返ってきてしまう!」


「ご心配なく。わざわざ社員教育なんてしませんわよ。これだけ煩雑なルール、10万を超える構成員全員が理解しきれるとは思えません」


「ただでさえ制度変更なのに、色んな場合分けがあるからな。リーフレットにあった4つのポイントは何だったか?」


「もうわざわざ読み上げる気にもなれませんわよ」



4796.


「確か、税率が軽減されたり少額だとインボイス不要な場合があるとかだったが」


「なんだよ、兄のクセに覚えてんのかよ」


「具体的には忘れたがな。どうせ○○の場合は~とか、売上が○○以下の事業者は~とかだろ」


「まぁよいでしょう。わたくしたちの気にすることではありません」



4797.


「しっかし、企業もそうだが、このややこしい制度の説明のために公務員の労力も割かれるんだろ? せっかく増えた税収が説明資料作り担当の給料に消えちまうぞ?」


「心配いらないでしょう。サービス残業の領域でやっているでしょうから」


「公務員も苦労してんだな・・・」


「所詮は彼らも、お金を握っている人の遣いっぱしりに過ぎませんから」



4798.


「いやマジで、この制度のために国内でどれほどの労力が生産に全く貢献しないことに割かれてるんだ?」


「大丈夫ですわよ。懐が潤う人たちには貢献できるはずですし」


「それのどこが大丈夫なんだよ。一時的とはいえ日本限定で生産ペースが落ちるんだぞ」


「一時的? 今回は特別ややこしいですが、法改正による手間なんて定期的に発生しますから我が国の生産は常に0.7~8倍程度になっておりますわよ?」



4799.


「自分で国全体にやべぇデバフかけてんじゃねぇよ」


「ですから、そんなものは無視して当家は自由に商売に打ち込んでいるという訳です」


「なんだかもう、日本中の企業はサバハーモニーみたいになってもいいような気もしてきたわね・・・」


「おい待てみずき脳ミソを停止させるな」



4800.


「でもよぉ美々香、実際サバハーモニーは多大な賄賂を国に支払ってもサバをこんな格安で庶民に提供できてるからな。サバがどれほど家計の味方になってると思う? 奴らがどんなに法律やコンプライアンスに反しようが叩かれないのは、サバが安いからだ。カレーうどんも牛丼も安い。圧倒的にな」


「くっ、そぉ・・・っ!」


「もし日本中がサバハーモニーみたいになったら、他の食材も、家電も日用品も安くなるのかしら」


「なんっ、だと・・・っ! その可能性があるならサバハーモニーに賭けるのも・・・!」



4801.


「残念ですが、わたくしどもがお約束できるのはサバと、サバを使ったお料理やエンターテイメントだけですわね。お肉にも掃除機にも、それぞれをこよなく愛する団体がいれば別ですが」


「いないからこうなってんだろうな・・・大抵の経営者にとって、肉も掃除義も金儲けの手段でしかない」


「だからこそ、独占禁止法なんてものがあるのよね・・・」


「本当に、国内企業同士で争うなんておバカな話です」



4802.


「おい! 今すぐサバハーモニーで日本中の企業を買収しろ!」


「嫌ですわよ。ウマの合わない人だって多いのですから」


「何だと!? 今こそ! 日本が一丸となって世界に対抗する時じゃないのか!」


「負けてしまえばよいのではないですか? 日本にある工場が海外ブランドになったからと言って、何か困ることがありますか?」



4803.


「お、おい・・・! 身も蓋もないことを・・・!」


「だってそうでしょう。日本企業が何をもって日本企業かと言うと、日本に住んでいる方が経営をしているだけに過ぎません。資源も燃料も輸入ですから、国外の問題ひとつで供給がストップする状況は変わりません。工場を経営する人が日本人であることにどこまでの意味がありますか?」


「いや、だって、ほら・・・」


「商売の上手な海外企業に任せれば、色んなものがもっとお安くなるかも知れませんわよ? あるいは、海外のインフレに合わせてお給金が上がるかも知れません。日本企業に任せているがために、上級国民同士でお金が回るようになり庶民が苦しくなっているとしたら、それでも日本人に雇われたいですか? “外国人からもらう給料に生かされたくなんてない”なんて、価値観としてはくだらないものだと思いますけれど」



4804.


「お、お前、メイドインジャパンをなんだと・・・!」


「血にこだわりすぎですね。島国だからでしょうか。一方で、国内でも収穫できるはずの畜産物は、安いという理由で外国産を手にするではありませんか。体内に取り込むものでさえそうなのに、今さら無機物の生産業者が外国籍になったところでどうだと言うのです?」


「や・・・めろ・・・!」


「競争に勝つ能力がないのなら淘汰されるべきなのです。それを無理に生かしておくからこそ、企業は存続のために価格を吊り上げるし、従業員にサービス残業をさせるのです。それらを前提にしなければ経営が成り立たないような弱い企業を生かしているから、ですわよ」



4805.


「まぁこれこそ今更ですわね。みずきさんの言うように、なぜ独占禁止法があるのか。それは商売の対象への愛がないからです。仮に、お肉の物流業者や掃除機の生産業者が国内に1つずつしかなくても、“庶民に美味しいお肉を食べて欲しい”、“便利な掃除機で生活を豊かにして欲しい”、これらの気持ちがあれば殿様商売なんてしないはずで、独占禁止法も生まれなかったでしょう。美々香さんが大好きな日本人は、こんなことをするような連中なのです。それでもメイドインジャパンにこだわりますか? 日本を愛せますか? ご自身が日本人であることに誇りを持てますか?」


「ぐ・・・あぁ・・・!」


「もうやめて! 美々香のライフはとっくにゼロよ!」


「国内企業同士で争えば、負けてしまったところはそれまで割いてきたリソース、すなわちお金と労働力は損失です。お金は社員や下請けに回っているにしても、労働力に関しては完全たる無駄遣い。無駄に終わる労働力が国内で必ず発生するような仕組みになるのが、今の競争社会なのです!」



4806.


「が、あぁ・・・」


「なんて奴だ・・・ただでさえ折れていた美々香の心を更に折にいきやがった・・・」


「じゃあ、狩猟社会の方が良かったってぇのか・・・狩りに行く奴がいて、畑仕事する奴がいて、その収穫を調理する奴がいて・・・美味い肉を狩り、美味い野菜を作り、美味い料理を作る奴がいれば、同じ役割の奴も張り合わずに真似をする・・・原始時代こそ、私たちのあるべき姿だったのか・・・」


「もうダメね。現代が受け入れられなくなって原始に想いを馳せてしまっているわ」



4807.


「おいサバ令嬢、なんとかしろ。お前がやったんだぞ」


「知りませんわよ。そもそもインボイス制度の話をしろと言ったのは美々香さんです」


「そういやインボイスの話から始まったのかこれ」


「税金、ぜいきん、ゼイキン・・・ナゼ、ワタシタチヲクルシメル・・・」



4808.


「耳だけは機能してるみたいだな。脳が処理できなくなってるようだが」


「まぁ、税金が気に入らない気持ちは分かりますけれどね。サバを世界中にこよなく愛して頂くにはお役人を味方に付ける必要がありますから税金を超えた賄賂すら払いますが、品物を買う、所得を得る、利益を上げる、資産を相続する・・・人間生活を送る上での活動に対してお金を徴収するなんて、やっていることはヤクザと変わりません。法律で決まっているから正しいとされているだけで」


「何ならその法律すら税金を徴収する側が作れるからな・・・まじでヤクザだ」


「縄張りを侵さない限り徴収してこない分だけヤクザの方がマシなのではないでしょうか。税金は逃れる術がありませんからね。出生届を出さない訳にもいきませんし」



4809.


「やくざ、ワタシ、ヤシナッテ・・・」


「言われてみれば、戸籍がないと住む場所さえままならないわね。それどころか保証人も必要だし」


「金だけなら、千円札拾ってパチンコで稼ぐって手段なら戸籍いらないからな。住む場所はどうしようもないぜ」


「お金ついても、戸籍がない状態で可能な手段では不安定もいいところですけれど。個人間の約束で対価を得るにも、普通のギャンブル以上にリスクが高いですし」



4810.


「オカネ、こせき、ワタシ、ナゼニンゲン・・・」


「本来は、仲介業者なんて介さずに個人間でお金と労働力のやり取りができれば、手数料も所得税もないのですけれどね。贈与税なんて踏み倒すのは難しくないですし」


「だがもう個人間でやり取りできるような時代ではないだろう。それこそドコにヤクザの息が掛かってるか分かったもんじゃねぇ」


「サバハーモニーの息も掛かってそうだけどね・・・」



4811.


「はーもにー、チョウワ、テスウリョウ・・・」


「当家が手数料ビジネスをしているみたいな言い方はやめてくださいまし。ヤクザを使って個人間のやり取りでトラブルを頻発させて、業者を介さなければ安全に働けないようにしたのは当家ではありませんわよ?」


「クソが! 誰だよ! そんなサバハーモニーみたいな真似をしやがった奴は!」


「それは、当家が質のよいサバをできるだけ安く提供することに並々ならぬ情熱を注いでいるのと同じように、質のよい労働力をできるだけ安く提供することに情熱を注ぐ方がいらっしゃったのでしょう。よっぽど“人間”を愛してしまったのでしょうね」

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