↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2310/2322

ジェネリック死神

「とっととと……危なかったぁ……」

 浮遊は出来るけど、これはバランス取るのが非常に難しい。壁にぶつかる前にさっさと降りたけど、出力のバランスをしっかりしないと地面とか壁で紅葉おろしになってしまう


「おいおい、ハチが空を飛び始めたぞ……」

「アレを習得したら空中からの奇襲とかもする様になるのか……また凄い事になるぞこれは……」

 実際、既に【インパク】での無理やり空中移動とかやろうと思えば出来た。でも、アレは空中移動する最中に自分を吹き飛ばすという中々エグい負荷が掛かるし、【ダブルジャンプ】とか使うにしたって回数制限はあるし、地面に着いて回数をリセットしないといけないから自由に空中を飛ぶというのはこれが初めてかも


「まぁ、空を飛ぶって事は遮蔽物とか何も無いから狙われやすいですけど、それならそれでこっちもそれを前提に動きを組める様になるし、新しい戦い方も出来そうだな……」

 自分は空を飛んで、注目を集めて仲間が動きやすい様にって事も出来るよな……で、攻撃されたらポータルで敵の攻撃を受けて相手に返すなんて事も出来るだろうし


「あれ……そういえばこれって転送機能的な物が上手く使えるのであれば、自身の装備とかを転送する形で装着するとかも出来るのかな?」

 武器転送も勿論良いけど、追加アーマー的な物をポータルの方を動かして僕の体に纏わせる様に転送みたいなのもカッコいいんじゃないか?


「今新しい武器を作ったばっかりなのにもう次の物を考えてるのか?」

「想像力はこのデザイアにとって攻撃性能や防御性能に直結しますからね。イメージは止められないですよ」

 実際、このデザイアをどれだけ上手く使えるかは使い手の想像力が重要になって来る。想像力を高める事が創造力にも繋がって来る


「それならそれなら、魔法で骨組みというか、形だけのアーマーを作ったら良いんじゃないかな?」

「魔法でのアーマー……確かに。新しい魔法を作るって事を考えると確かにそれは訓練としてもアリな選択肢」

 簡易魔法として作るのにも丁度良い魔法かもしれない。アーマーと考えると、ガッチガチの鎧みたいな姿もアリだとは思う。でも、魔法で作るのであれば、それこそマントというか、ローブみたいな姿で僕を包む事で動きを阻害しない防御とか出来そうではある。転送して来るアーマーもカッコいいけど、攻撃を通さないと中身が誰か分からない魔法防御のローブみたいなのも良いよなぁ……


「そう考えると、一旦メカメカしいスタイルではなく、魔法防御力と中身が誰かを分からなくする為に隠す事を重点にした魔法を作ってみよう」

 そうなると、一旦闇系統の魔法にして、顔の部分とかを真っ暗闇にして……ハスティル様っぽい雰囲気の感じにするのが顔も隠しつつ、全身を守るローブ的な防御とも言えそうだな


「魔法を作る時は……なるほど、こうなるのか」

 デザイアで魔法を作ろうとすると、ウィンドウが現れてそこに作りたい魔法に必要な情報を書き込んで行く形式っぽい。確か機能としてあった思考書き込みとかを使えば、ウィンドウに手を伸ばす必要無く、必要な情報を書き込んで魔法を使う事が出来るかもしれない。必要な情報を書き込むと、その文言が16進数に描き直されて、魔法として使用するって形になるみたいだし、本当に瞬間的に新しい魔法を作って使うとなると、若干のタイムラグが発生する事になるかな……


「まぁ、それこそ単純に距離を取りたいだけなら【インパク】とかで強制的に距離を作れば良いだけだしな……」

 既存の魔法とその場で必要な魔法がマッチしなかったら使うくらいの気持ちでいた方が良いな。全部が全部デザイアを使おうって考えると、その隙を狙われるかもしれない。デザイアはあくまで僕の動きや戦い方を拡張する為のパーツ。基本は変わらずに、追加で色々出来る様になったと思うくらいにしておいた方が戦闘面での自由度が高まるって物だ


「一旦対魔法防御を考えた魔法となると、こんな感じかな。【簡易防御法衣】」

 まぁ、法衣とローブは違う物と言われるかもしれないけど、仮の名称だし別に良いだろう


「おっ、ちょっとひんやりしてるかも?」

 闇魔法を大元にしてるからなのか、何か少しひんやりしてる気がする


「おいおいハチ……その姿、骸骨と鎌でもあったらもう死神だぞ?」

「あぁ、確かに……」

 黒いローブに骸骨、鎌は確かに死神さん達のトレードマーク的な物だったもんなぁ……それなら


「えーっと、デザイアの形をこうして……このパーツをこうして……どうでしょう?」

 サイズ調整したパーツを連結して大鎌と、1パーツだけ小さくした物からホログラム的な物で骸骨を表示し、胸元に装備してホログラムが大体顔の位置に当たる様にしてみると、ジェネリック死神さんの完成っと


「超技術を持った死神か……会いたくねぇぇぇ……」

「この死神は身構えていても居なくても関係なく刈り取りに来そうだな……」

「ちょっとー!流石に来て欲しいって所以外には行くつもり無いですよー!」

 ノリツッコミというか、ボケ?をしてみたけど、周りの皆の(来て欲しい所には行くつもりはあるのか……)みたいな視線が突き刺さった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
姿のイメージ的には初期は仏様だったのに、今度は死神になってる。死神なのは元からだけど笑
空飛ぶし隠密も得意だし増えるし急に凶具メンバーも出てくるし遠距離中距離も強いのにゴリゴリの近接仕掛けてくる死神…? 魔王様が名実どころか見た目まで魔王になっちゃった…w
死神代行からジェネリック死神にクラスアップか……
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。