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即席魔法の検証

「まぁ、おふざけはこれまでにして、この対魔法用の防御魔法はどの位耐えられるんだろう?」

 一応作ってみたとはいえ、実際どの程度まで耐えられるのかは実際に試してみないと分からない。これが一定ダメージまで耐えるってタイプなのか、制限時間内なら幾らでも耐えられるタイプなのか、規定回数までは耐えられるタイプなのか。はたまた普通にダメージを%カットしていくらかは僕に入って来るタイプなのか。その辺のチェックをしておかないと完全に使えるとは言えない


「どの程度まで耐えられるか。そういう話なら手を貸そう!」

「うわっ、また出た」

 いつの間にかいた魔法の神様。まぁ、実験するなら確かに丁度良い相手ではあるか……


「やぁやぁ、私は魔法の神。ハチ君が魔法で困ってるみたいだし、協力しようかなと思ってね。流石にこれで師弟でやらせ合うというのは酷という物!ここは私が行く!」

 なんか知らないけど、この魔法の神様。かなり協力的なんだよなぁ……別に特に何もしてないと思うんだけど


「ふむふむ、見た所時間制限系では……いや、展開してるけど、それに使用する魔力分以上に回復しているから実質展開時間は永続とも言えそうだね」

 なるほど、この【簡易防御法衣】は少量のMPを常時使って展開してたのか。まぁ、確かに消費魔力とか軽減されてるし、回復量の方が多くてMP消費に気が付かなかったのか


「なるほどなるほど、【ファイアボール】ほほぉ……これは凄い。今の一発で大体分かった」

 魔法の神様が多分若干弱めた【ファイアボール】を僕に対して撃って来た。ここ確かセーフティゾーンで攻撃魔法とか使えなかったハズなんだけど……やっぱり神様だとその辺突破して来るのか


「魔法の神様的にこの魔法はどういう挙動になっていると?」

「待機魔力はかなり少ない。ハチ君なら実質無料。攻撃を喰らうとその攻撃を闇魔法の力で呑み込む。闇魔法の適性があれば、それこそ喰らった魔法を何処か別の所から放出とかする事も出来そうだね。ただ、攻撃を消す時に一気にその魔法に蓄えられた魔力が放出されるから、相手の威力次第では1発でその防御魔法が消えるし、展開してからある程度時間があれば数発耐えられる位魔力を蓄えられるとも言えるね」

 ふむふむ、となるとさっきの分類で行くならダメージ量で計算が一番近いのかもしれない。時間経過で回復して、攻撃を喰らう時に闇魔法で呑み込む。その容量を越えたら本体にダメージって感じ。それに+で闇魔法に適性があると、別の所から放出出来るって事は、この【簡易防御法衣】がポータル的な動きを攻撃に対して起きるみたいな事が出来るのか


「となると、これはヤミィさんに展開してあげるとフルスペックで使えるのかな?」

「んえっ!?私ですか!?」

 まぁ闇魔法といえばね?


「うむ、確かにこれは君が展開するとフルスペックで使えそう……でもそれだとハチ君が!モルハチが!」

 なんかすっごい頭を抱えてる。よく分からないけど、これはいざ僕の防御の手が足りないみたいな時とか、待機魔力が少なくて実質無料って話ならヤミィさんに展開した状態で現れてもらって敵の攻撃を瞬間的に打ち消すとか、ヤミィさんに防衛対象の近くで守って貰うとかも出来る訳か。どうしても目の前の戦闘に集中したい時とかはこれ使えそうかも


「あ、でもこれってここに居る皆は覚える事とか出来るのかな?皆の姿を隠すとかにも使えそうだし、僕で実質無料って事ならそこまでは行かなくてもいざって時に姿を隠す様に使えそうだし……あっ、そうか。これを魔法書にしてしまえば皆も覚えられるのか!」

 魔法は魔法書で他の人も読めば覚えられる状態に出来る。今の僕ならこの魔法の成り立ちとかも書けるし、それこそ魔法陣も描ける。これなら皆もこの魔法を覚えられるんじゃないか?


「君は自分の作った魔法を隠したりしないのかい?」

「うーん、やっぱりお世話になった皆には損得とか一旦抜きにして得た知識とか情報は出来れば共有したいかなぁって。勿論危険な物とかは出来るだけ僕の中だけで留めたりはするつもりですけど……守る力は基本的に教えたいかなって」

 基本防御的なこの魔法は皆覚えておけばいざという時に皆が自分で身を守れる。流石に相手を即死させる……とかそういう危険な物は覚えても教えない方が良いかなと思ったが……


「くぅ~!これこれぇ……ハチ君てぇてぇ~」

 あ、また天に昇って行った。やっぱりあの魔法の神様はよく分からないな……


「えっと……とりあえず皆この魔法を覚えられるかの実験の為にもちょっと魔法書を書いてみますね」

 インスタント魔法ではなく、魔法書として作る為にしっかりと形式を整えて書こう


「ハチ君ハチ君。一応これは魔法書だって宣言的な印もあるからそれは教えてあげるよ。それが書いてあって、内容の形式がしっかりしてれば魔法書として……あの神様に認めて貰えるから」

 なるほど。そういう形である意味確実に魔法書にする事も出来る訳ね……



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― 新着の感想 ―
魔法神がモルハチカプ厨になる寸前なの草
魔法関連で出てくるのは推し活なんだろうか
魔法の神様ハチ君の限界オタクになってる…
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