技術の積み重ね
「キリエさん。実弾じゃないタイプの銃ってあったりする?」
「ビームとか撃てる銃って事?一応ある事は有るけど……」
そう言ってインベントリを探すキリエさん
「ほら、これでどうかしら」
「ちょっと確認させてもらいますね」
キリエさんがインベントリからまさにSFと言わんばかりの見た目の銃を取り出した
「一応、それも出来るかどうかは聞こうと思ってたけど、行けるの?」
「そうですね……あっ行けました」
一応レーザーピストル?って見た目な銃にも無限弾処理をしてみた。これでどうなるかな?
「どれどれ……ふーん、そういう感じになる訳ね……それを使うならまだ実弾の方が良さそうね」
キリエさんは銃のトリガーを複数回引いたり、長く弾きっぱなしにしたりしてたけど……数回すると、首を横に振りながら僕に話しかけてきた。どうやら、連射や照射的な事が出来るピストルだった見たいだけど、そういう連続射撃を行うと銃がオーバーヒートを起こしてしまい、数秒使えなくなるらしい。エネルギーでの攻撃だから、相手によっては実弾より効くだろうけど、その辺が足を引っ張るらしい
「弾は無限に撃ててもオーバーヒートを起こしてしまって結果として使えない……なるほど。これは失敗ですね」
「思ってた感じには行かないわね……」
「銃が無限に弾を撃てたとしても、銃身が熱に耐えられない。だから本当に無限に撃つなら銃が複数あった方が良いと……面白い結果になりましたね」
「まぁ、酷使しなければしっかり頼れる相棒なんでしょうけど」
確かに。普通に使っていればリロードする時間を減らせる訳だし、悪くはない。でも……この問題って僕の所じゃ既に解決出来てるよな?【熱操作】これを使えばそもそもオーバーヒートが起こらない。射撃機構と無限弾の特殊能力。【熱操作】による温度変化への対応処理を施しておけば……レーザーブレード的な事もある意味可能になるのでは?
「とりあえずで取ってみた無限の弾の付呪効果でしたけど、案外扱いは難しいそうですね……」
「そうね。もっと簡単に弾を無限にばら撒けると思ったのだけど……ミニガンとかに付けたかったけど、無理かもしれないわね」
無限に撃てるミニガンは怖いわ……
「いやぁ、バレてはいないみたいだな。あっぶねぇ……」
とりあえず【熱操作】の能力で、無限弾の弱点を何とか出来そうな事をキリエさんに悟らせる事なく、帰す事に成功した。これは流石に実験とかするにしたってもっと極秘裏にやらないとダメな案件だ
「一旦、搭載するのはレーザーの方にしようか」
実弾も良いけど、実弾が効く相手ならそれこそ、武器を飛ばしてぶつけるでも充分な気がするし、無限弾を実弾じゃなくても使えるのならコッチの方が見た目的にも良いし
「いやぁ、凄いぞこれは……僕の積み重ねがしっかり僕の力になってる」
今まで積み重ねて来た物を1つに集約するイメージで装備品がドンドン完成に向かって行ってる
「おっと、リミッターも忘れずにと……」
やっぱりリミッターは付けておかないと、この武器をフルスペックで扱うとなれば、流石に僕も消費魔力が厳しいだろうし、普段使いで無理のない様にする為には機能制限をしておいた方が良い。後、本気を出す時のリミッター解除とかもロマンがあって良いし?
「さてさて射撃機構はこんな感じで良いか。あぁ、武器として使う事を考えると、折り畳みの持ち手とかあるとなお良いか」
さっきキリエさんと銃について色々やってたからこの武器をレーザー銃として使用も出来る様に折り畳める取っ手とトリガーも入れるか。基本は浮かせて撃つ物だけど、皆に渡して射撃も出来る様にすればいざって時の戦闘力の増強にも繋がるだろう。何となく日曜の仮面ヒーロー的な武器っぽくなりそうだなぁ
「この武器はあくまで色んな人と協力して戦う時にその人達の補助をする為に色んな機構を搭載してるけど、僕自身も使える程度で丁度良い。ある程度誰でも使える様に……人に使わせる部分はシンプルな機構にして……」
まぁ、武器の内部機構とかに関してはそもそも触る事は出来ないだろうから、幾ら複雑でも良いだろうけど……
「ざっくり設計図を修正しつつ、さっきの機構も組み込むとしたら……こんな感じか?」
基本の形は大き目の輪の形。そこから分解して銃だったり剣だったり、合体と分離、変形機構……下手な物じゃ構造上弱くなる……と言っても、素材をしっかりすればその辺耐久値を無くす事が出来るし、あまり考え過ぎなくても良いのかもしれないな
「これだったら、一応は皆と合せる事も出来るかな?」
一旦皆のに合わせた物には出来ると思う。だからそれ以外の人と合せる場合も考えると、それ以上の物を作らないとね?
「工夫次第で色んな武器の形に出来る……これは他の人と協力する時に役立つからドッキングの仕方とか色々出来る様にした方が良いかな……」
出来る限り合体分離がしやすい……これに関してはSコネクターが優秀かも。今まで使って来た技術がしっかり使えるのは積み重ねが活きていて良いな!




