魔法カスタム
「魔法が沢山載ってると魔法書じゃなくて魔導書になるのかな。まぁ何でも良いか。これも使えそうなら使おう」
いやぁ、大分魔法の方に重点を当てすぎちゃったかな。まぁ、大事だから良いんだけど……
「おぉ、戻って来た。急に消えるからビックリしたぜ」
「んえ?あぁ、そっか。村に居たハズなのに皆急に居なくなったと思ってたけど、そうじゃなくて僕の方が何処かに飛ばされてたのか」
そういえば村の方で色々してたハズなのにアトラさんとかワリアさんから話しかけられる事も無かったからなんでだろうとは思っていたけど……これ多分途中で魔法の神様が僕らだけちょっと別の空間に送るか何かしてたのかも
「まぁ、その顔見たら何となく分かる。またなんか掴んだんだろ?」
「えぇ、まぁ……」
多分ワリアさんはコツ的な物を何か掴んだって言いたいんだろうけど、こっちは実際魔法の神様の落とし物?の本を掴んじゃってるからなぁ……
「まぁ、ちょっとモルガ師匠に魔法を学ぶにしても、教科書は欲しかったんで、丁度良いかなって」
「確かに確かに、2人とも持ってるから勉強自体はしやすいね!検索機能もあるし」
魔法の教科書としてはこれ以上ないとある意味言えるかもね……ちょい待ち
「これ、検索機能とかあるんですか?」
「うんうん、目次の所で効果範囲とか使う対象とか、属性とかをこんな感じで選んで……はい。こんな感じ」
目次というか、検索する為に単語が並んでて、それをタッチして行くと、それに対応する、しそうな魔法がいくつかピックアップされてる。あぁ、この魔導書普通にヤバい奴だこれ
「ほうほう、という事は場合によっては同じ魔法を探そうとして全然違う魔法に辿り着く可能性も全然ありそうですね……」
この単語の押し間違えとかで求めてるのとは違う魔法を見つけるかもだけど、それで別に有用な魔法とか見つける可能性も0じゃないからこれは普通に面白そうだ
「おっとと、とりあえず面白そうな事が出来る様になったって事で、村の皆に何かあったりはしてないよね?」
「あぁ、特には何ともないぜ?」
話がまた魔導書の方に行きそうだったから一旦軌道修正。多分あの魔法の神様は人見知りっぽい所とかあったのかもしれない。なんか教会でも居たと思うんだけど……神様自体余所行きの姿とか持っているから一概に同じ存在とは言えないしなぁ……僕らがあった魔法の神様は気に入った相手の所に現れて相手を見てたいってタイプなのか、その周りに見られたくはないのかしっかり人払いの結界的な感じで僕らを分断してたみたいだし……まぁ、皆に危害とか加えられてなくて良かった
「それなら良かった」
巻き込まれ事故とかも無かった様だし、助かる。【リペル】の魔法カスタマイズは……まぁ城に帰ってからで良いか
「よーし、それじゃあ早速やってみるか!」
そのまま帰るのもアレだったので、皆としっかりおしゃべりとかしてから城に戻って来た。現状報告だったり、いま気になってる事だったり、村の何処かが壊れてたりしてないか等……色々会話してから城に戻り、【リペル】の魔法の改造?に着手してみた
「属性的には無属性。効果時間0.8秒、展開された【リペル】と被ってる物を魔法陣の先に押し返す……リキャストに3秒って言った所か」
ふむふむ……大体はこんな感じかな?
「となると、まず一番変えるべき部分は効果時間だな。まぁ、0.8秒。これは長すぎる。0.2か0.1秒で良い。効果時間的にしっかり構えて防御というよりはジャストガード的な雰囲気にしよう。リキャスト時間を短くして、失敗したらリキャスト10秒とかデメリットをデカくする事で、メイン効果を更に強化……【リペル】を発動出来る範囲を広げて、押し出す為の能力部分の範囲を狭くする事で、同時に発動出来る数も増やして……こうすれば今回作る武器1つずつで発動する事も出来ると……」
絶対普通に使う分には使い辛くなっただろうけど、僕用にカスタムされた【リペル】を那零魔法化して……
『【リペル・瞬】 消費MP30 一瞬のみ発動出来る。効果範囲に入った物を向いている方向に押し出す事が出来る。失敗すると10秒間使用不可になる。同時発動可能数16』
「まぁ、16個同時に発動したとしても、1個でもミスると10秒使用不可になるかもって考えると、あまりにも16個同時反射みたいな事は曲芸過ぎるよなぁ……」
基本的には8個位が良い所かなぁ……
「スキルのカスタムが出来る様になったって話だったけど、個人で色々やったお陰で魔法もカスタム……というか作る事が出来る様になったなぁ……なんか面白そうな魔法もこの魔導書に載ってるみたいだし、モルガ師匠と相談しながら新魔法とか作るのも良いかも」
その辺は武器に魔法を作る機能を積むつもりだから武器を持っていないと作れないだろうけど、これは楽しい武器になりそうだな
「さてさて、そうと決まればまた武器の設計の見直しとか、搭載機能を考えないとね!」
機構の小型化が出来るから搭載したい物は思いつくだけ搭載しようと思えば出来る。まぁ、何でもかんでも乗せるのでなく、必要な物だけを乗せる過積載になり過ぎない使いやすい物にしないとね。機能は乗せすぎても使い切れないし!




