ガチャコンバート
「なるほどなるほど……それはこちらとしても超興味ある一件ですねぇ……そうなると、私はどうなってるか見ても良いですか?」
「「良いよー!」」
まぁ、これに関しては僕じゃなくてキララさんとホノカさんに権利があるしな
「ふむふむ……私は11枚ですか。確かにちょっと前にここに調査に来た時に一瞬入って出るみたいな事はありましたから、その時の蓄積分が残っていたみたいですね。では10連!」
どうやらガチャチケットの蓄積分があったらしく、それで10連を回すチェルシーさん。これはつまり、ガチャチケットは溜めておく事が出来ると
「おぉ!?なんか1つ色が違いますよ!?」
銅や鉄のジオードが出てきて最後の1つは何かすこしジオード自体の色が違った。これはもしかするとレア確定って奴か?
「おぉ!金ですよ金!普通にアクセサリー素材にしても良いし、そこそこなお値段で売れます!」
確かに、今までミスリルだなんだで盛り上がってたけど、普通に金や銀が出て来たって嬉しい事には変わりない。10連で1つ確定でちょっと良い物が出るって事なのか、今のが単純にそういうジオードだったのかは分からないけど、これはかなり良いんじゃない?
「ダンジョン自体は無くなっちゃったし、このマシン自体を動かせたりするのかな?それが出来たら島の入口近くに置いておけば、入って来た人に勝手にガチャチケットを付与して、回したい人からお金を取って鉱石ガチャを回す事とか出来るんじゃない?」
この島に来た時点でガチャチケットを付与。そしてガチャマシンが見えているなら気になって確認しに来るだろうし、そこでお金を払ってガチャを回すという事にしておけばこの島の運営費的な物を回収する事が出来るんじゃないだろうか?
「うーん……それはちょっと難しいかも……あまりにも重すぎてそもそも持ち上がらない。後は、チケットを持っているのなら回せる訳だし、そこでお金を取るとなると……妙に反発する人ってのは出て来ちゃいますね」
あぁ、そっか。ガチャチケット自体で回せるのに更にお金も取るとなると、二重取りみたいな感じで不満が出やすいか……それはこの2人の島にとっては良くないな
「うーん、何とかこの島で2人の為の財源になるかと思ったけど……」
「「これがウチの親方ですよ~」」
何かチェルシーさんにドヤッてる。いや、一応2人の島の事なんだし一緒に考えて欲しいんですけど?
「鉱石ガチャ……これ自体は間違いなくあったらやりたいってなる物なのは間違い無いですね。見た目的にもこれはやりたくなりますし……これで商売するとなると……いや、この方法なら行けるか?」
おっ?なんだなんだ?
「ホノカさん、キララさん。この島に鍛冶師の人を入れるのは大丈夫でしょうか?」
「「鍛冶師?別に良いと思うけど……」」
鍛冶師か。となると、出て来た物で何か作らせるのかな?
「このガチャマシン。福引マシンという事にしませんか?」
「ほう?」
福引マシン……これはまたなんか面白そうな事考えてるな?
「先程のジオード。割れば中身の金属や宝石が手に入りますが、割らなければ石です。ただ、さっきの少し赤身がかったジオードの様に色が付く可能性があるのなら、それで等級を作ってしまえば、後は報酬の物を作って当てた人にその報酬を渡し、ジオード自体は私達で貰って、鍛冶師の人にその金属を渡す。そして、報酬品を作って貰うんです」
なるほど。ガチャから出て来たジオードを福引の玉として使うって事か。鍛冶師の人にジオードの素材を渡して、それで報酬を作って貰う。みたいな感じにしておけば一応挑戦する為にお金を払ってもらえるかな?
「素材じゃなくて、物品にしてしまえば、加工費として挑戦費くらいは取っても良いでしょう?」
確かに、出た物を直接貰うのであれば、ガチャ券とお金という2つのリソースを出すのに文句が出やすいかもしれないけど、これが福引という形なのであれば、出て来た玉自体はコッチで回収して、対応する物品を渡すという形にしたら相手は物が貰えて嬉しいし、こっちは出て来たジオードから素材を集められるという事になるのかな?
「確かにそれならぼったくられ感が無いか……」
金属やら宝石を得るか、武器や防具、道具を得るのなら後者の方が一般的なプレイヤーにとっては嬉しいと思う。この感じだと下手に島の出入り口になる所に置くのではなく、この場所を良い感じに囲って建物でこのガチャマシンを覆ってしまう方が良いかもしれない
「となると……えーっと、こんな感じで建物を建てて、裏手とかに鍛冶が出来る環境を整えたりした方が良いのかな?というか、そもそもの話ですけど、ここで働きたいっていう鍛冶師の人が居るんですかね?」
このガチャマシンを活かしてお金稼ぎとかをするという話を進めるなら、それこそ、ちゃんとここで働きたい鍛冶師の人が居るかどうかが大事だと思う
「それに関しては、しっかりと良い伝手を持ってますから……それにそろそろ独り立ちする為の場所とか探してると聞きましたから……」
おぉ、それは割と好都合。というか、その人って何処かに弟子入りとかしてたのかな?




