特別良くも無い普通の日常
短いですが楽に書けるラインで書いていきます!
今日も読んでくださると嬉しいです!
──────カァー…カァーー
その烏の鳴き声によって私は起床した。
「…………タイマーより1分早いとか、相変わらず良い仕事するよ。ありがとう大富」
窓を開けいつも私を起こしてと言った時間に起こしてくれる可愛い烏に対して礼を言った。
すると嬉しそうに2度3度跳ねるとどこかへ飛び去って行く
「流石にそろそろおやつ上げるべきだな。学校帰りに何か買おう」
ピピピピピッ!ピピピピピッ!!
セットしてきたタイマーが鳴る。
スマホを操作してタイマーを止めるとゲームアプリを開き日課のログインを済ませて行く。
複数あるとログインすら億劫になる人もいるらしいが私はそんな事もないので5つほどアプリを掛け持ちしている。
10分ほど経ちログインを全て終えると時間を確認した。
指し示した時間5時40分まだまだ早い時間である。
「……軽く走るか」
パジャマを脱ぎ下着だけになるとハーフタイツ、やや小さめのTシャツと長袖の上着を羽織る。
まだ夏が終わっていない時期で流石に暑いと分かっているが沢山かいた汗を流すシャワーが大好き故にわざとそうしているのだ。
最後に滑り止めの付いた靴下を履き部屋を出る。
「薄底でいっか」
ぱぱっと足を締め付けすぎない程度に紐を結び、紐を踏んで解けないよう纏めて固定。
父親は既に会社に行っている為鍵は空いているのでそのまま家を出る。
「おっちにーー……さんしーーー」
腿裏を伸ばし脹脛を伸ばし脇下の僅かな筋肉すら解していく。
肩甲骨の可動域も広がるように大きく動かし、股関節周りも回して解す。
そしてある程度終わると1分ウォーク、2分ジョグ、3分ウォークをして動的ストレッチに移り全てを終えると時間は6時20分となる。
「さくっとやろうかな」
いつものランニングコースを走り始める。
朝の昼間より涼しさを感じさせる風が頬を撫でてとても気分が良い。
信号によって走りを止められるコースではないからか足が軽やかに回る。
2キロを超えた辺りで2匹の烏が並走するように私の両隣に並んだ。
「大富、真白富おはよう。朝のランニングは気持ちいいねぇ……」
私の呟きに小さく『カァ』と鳴いた。
「…………ふふっ」
気分が良くなりスピードを上げると当然の様に付いてて来る。
そのまま暫く流れる景色を眺めながらコースを辿り残り2キロとなった。
「私はもう少し走るから大富と真白富はこのまま戻って良いよ。一緒に走ってくれてありがとねー!」
『『カァーー!!』』
一際大きい声で鳴くと2匹は遠くに消えた。
そこから2キロを3:50、3:40とビルドアップさせて終わる。
走行距離6キロ、時間にして24:30、朝のジョグとしてはそこそこ良い練習となった。
シャワーを浴びさっぱりとして、ご機嫌な朝ごはんを食べ終えると時間は7時を過ぎる。
「宿題も終わらせてる。体育は今日無い、今日は火曜日だから部活有りかぁ……辛くはないけどめんどっ。ゲームのイベント2つ重なってるから周回したいんだよなぁ〜!」
愚痴を溢したが「仕方ない」と切り替え立ち上がりつけっぱなしにしていたテレビを消そうとリモコンを手に取ると1つのニュースが目に入る。
内容はこうだ。
『殺人事件が起き犯人は以前として見つかっていない』
「場所は……2つ隣の市か。面倒起きそうだからこっちに来ないでくれると嬉しいんだけど……願いは通じるだろうか、ね?」
考えても無駄だと割り切りテレビを消し、部屋を出て玄関に行き部活で履くシューズの入った袋を持つ。
「お母さん行ってきまーす!」
「いってらっしゃい!気をつけてねー!」
「おっけーーーいぇす!」
テンション高く返事をして家を出た。
「お前ら動くな!動いたら殺すからな!!」
やっぱフラグは立てるもんじゃにーなー
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