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しょっぱい日常①

2000文字以下でもええやと思えば寧ろネタが湧く



学校での出来事もそれほどある訳無く。

昼休みになりお母さんから貰った500円で購買のパン3つと自販機のジュースを買う。

学校外で買えば余裕で500円という予算から足が出てしまうが学校自体は色々提携している事もあり値段はかなり安い。

更にパンやジュース、何ならお菓子やデザート類まで置いてある充実ぶりだ。


何故こんなにも充実しているのか一度校長先生に聞いた事がある。

すると

『楽しい学校生活にして日常を充実させればイジメも無くなり学力も上がると思った、そして私も食べたい………という理由も掲げておけば家内から禁止されているお菓子を私も買えるからね』

教育者として素晴らしい理念を知れたと同時に他人の家庭内ヒエラルキーも垣間見てしまったのは少しだけ何も言えなくなってしまった。

しかし効果は出ており確認出来る範囲ではイジメ等は一切確認されていないらしい。


「幸福のパンとジュース」


野菜の沢山挟まれた惣菜パンが1つ、ポテトサラダが敷き詰められたポテサラパンが1つ、そして王道の焼きそばパンに追加で唐揚げも敷き詰めた馬鹿カロリーパンが1つ。

そして最後に心のガソリン大好きなデ◯ビタ。


「美味ぇ〜〜〜」


「何度見てもその量とその飲料を食べる姿だけで胃もたれしそう…………」


自身が食べた訳でもないのに胸焼けしたような顔になる遙。

逆に私が遙の食事量が足りるか心配である。


「陸上部だし、部自体弱小だから誰にも教えて貰えないじゃん?だから独学練習組んで走り込んで筋トレしてってしてるから無駄が多くて腹が空くんだよね〜」


「この学校はサッカーとか野球が強いからそちらに人数が割かれてしまうのは仕方ないとしても去年すみちゃん達が創設して今年1人も入部しなかったのは流石に予想外だったね」


「マジで何でだろうね?正直私以外の子達もそこまで速い訳じゃないし、人数もギリギリ4人で駅伝も出れないし。練習はするけど試合に出るのは殆ど私1人だから自由なのは良いんだけどさ。

 流石にちょっとは寂しいよ」


「その1人が最大戦力過ぎて敬遠されてるのかもね」


と言ったのは部員の1人である同学年の春日弓(かすがゆみ)だ。

小柄で可愛い見た目だが体力は有り余っている。


「1年時800は2:08、1500も4:19、更に3000は9:12。どう考えても女子陸上部の強豪校のメンバーの数字なのよね。しかも駅伝で優勝するレベルの強豪校」


「部員が少なく私以外エンジョイ勢が故に張り切った結果どす」


「張り切った結果が2種目1年生でIH入賞」


「今年に至っては春先の記録会3000で8:57、IHで800と1500それぞれ学年歴代TOP3になってそれぞれ2位とかどう考えてもバグですありがとうございます」


「趣味が高じるって凄いね」


「他人事だねぇ?!」


「800は2:05!!1500は4:13!!取材もされてたのにその反応は流石に凄いね?!!!」


「自分としては趣味の域を出ないんだもんね」


「大記録を趣味で片付けられちゃ他の選手が可哀想だょ……」


「どうすれば良いんだ」


惣菜パン、ポテサラパンを食べ最後の馬鹿カロリーパンを手に取る。


「私はどっちかというと1人で走るより駅伝とかみたいなわちゃわちゃした空気が好きだから個人の大会はそこまで嬉しくないんだよね。

 何なら大会より一緒に練習時間が1番楽しい」


「嬉しい事言ってくれるじゃん〜〜!!」


ニヤニヤと嬉しそうに笑っている。

事実個人競技はそこまで楽しくは無い。

記録という達成感はしっかりあるしやりごたえもある。

しかしチームで戦う空気感の方が私は断然好きなのだ。

1人は寂しいからねぇ。


「すみちゃん今日の練習は何するの?」


「ん?ストレッチドリル、ジョグ1キロ、ドリルのアップのちに各自自由にジョグかな。私は1000×8やって少し強めの刺激入れの予定」


「設定ペースとレストは?」


「3:20の1分レスト」


「馬鹿メニューでは?」


「スピードはまだ余裕あるから大丈夫」


「そういう事じゃないんだよなぁ」


「あ、始まりと終わりはいつも通り一緒にね。連絡回しといて」


「了解〜」


馬鹿カロリーパンも半分食べ終わりまだもう少し昼休みは続く







ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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