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雪しずく星―ほどけた想い
5人を乗せた小型宇宙船は
雪しずく星へ向かっていた。
ハク「なんだか、懐かしい景色だ」
ヤシロ「何百年も、月のしずくを見てたら、そう思って当然だ」
にこ「そうだねぇ」
《ウィーン……》
小型宇宙船のハッチが開いた。
まだ、雪は静かに降り続いていた。
ハク「僕、戻ってきたんだね」
るい「そうですよ」
ハク「友達に謝りたい……」
その時だった。
大きな影が近づいてきた。
ガロ「ハク!!」
ハク「ガロ!!」
るい「えっ?友達って、もしかして……ガロさん?」
ガロ「俺たちは、親友だ!」
ガハハと笑った。
ハク「僕のことを怒ってないのかい?」
ガロ「何のことだ。もう忘れたよ」
ガハハと笑った。
ハク「……ありがとう。ガロ」
ハクは、優しく微笑んだ。
その時だった――
空気が、わずかに変わった。
ずっと、振り続けていた静かな雪が
静かに止まった。
リンリン「止みました!!」
ヤシロ「止んだな!」
にこ「何だか、凄い瞬間にいる気がするー」
ほんの小さな言葉から始まった
降り止まない雪は、
それからは、安定した
綺麗な雪に変わっていった。




