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こぼれた想い
にこ「私の気持ちも考えてよ!」
——空気が、止まった。
静まり返ったコテージに、
にこの声が響いた。
にこ「私だって、疲れたよ……お姉」
にこは、泣いた。
ただ、ひたすら。
るい「……私だって」
言葉が、続かなかった。
るい「色々、辛いんだよ……」
るいも泣いた。
——誰も、何も言わなかった。
そのときだった。
リンリン「……ふたりとも、ちょっとだけ、深呼吸してほしいです。今の言葉、きっと“伝えたいこと”じゃなくて、“こぼれた気持ち”だと思うんです。本当は、仲良くしたいんですよね?」
リンリンの言葉がやけに響いた気がした。




