表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙時空委員会特別指令~復讐姉妹~  作者:
記憶銀河編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
84/130

きろく星―名前のない記憶

《カチッ》


少年「るい先輩!」


振り向いたその声に、

るいの心が、わずかに揺れた。


るい「……」

名前が、出てこない。


なのに――


「可愛がってた。」

その感覚だけが、はっきりと残っていた。


少年「また会えて嬉しいです!」

無邪気に笑う顔。


るいは、少しだけ微笑んだ。


るい「……そっか」

その言葉の意味を、 自分でも分かっていなかった。


《カチッ》


空気が、わずかに歪む。


るいは気づく。


これは――

「過去」じゃない。


再生されてるだけの、

「記録」だ。


るい「……ねぇ」


少年「はい!」


るい「――元気でね」


少年は、少し不思議そうな顔をして、 それでも笑った。


少年「はい!」

その笑顔は、 どこにも行かない。


けれど――


それで、いい記録だと思えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ