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残った匂い
ライラ「……あなたたちのお母さんのこと、少し話してもいいかしら」
にこ「なぁに?聞きたい」
るい「私も聞きたいです」
ライラ「あなた達のお母さんはね……URUのプログラムを作った研究チームにいたの。」
にこ「えっ??」
るいは黙って聞いていた。
ライラ「あなた達のことを、守っていけるようにだったのかなぁ……それは私にも分からない。
でも、あの人はいつも、あなた達の未来のことを考えていた。
URUが作るご飯は懐かしくて美味しいでしょう?」
にこ「うん!」
るい「凄くそう思います」
るいは、そっとグラスを握りしめていた。
お味噌汁の匂いはまだ残っていた。
《カチッ》




