前へ目次 次へ PR 58/130 独りじゃない夜 リンリン「マミー♪ラーンラーン♪今ねーリーンリーンは独りじゃなーいー♪」 お城に泊めてもらった夜のことだった。 お風呂から、リンリンの 歌声が響き渡っていた。 にこ「リンリンご機嫌に歌ってるよ!」 るい「可愛いね」 と、クスッと笑った。 ヤシロ「まぁ、良かったじゃないか」 と、クスッと笑った。 夜の城に、やさしい歌声がそっと溶けていった。 誰も止めず、 誰も邪魔せず、 その歌を聞いていた。 るいとにこ、ヤシロにも 同じような気持ちが、心の奥にあった。