表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙時空委員会特別指令~復讐姉妹~  作者:
香りの祝福

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
57/130

星の香りのプレゼント

にこ「またこの星を見れたぁ!」


あの、淡いピンクと水色の混じった

ハートの形をした星に到着した。


――またたび星だ。




リンリン「なんだか緊張してしまいます……」


るい「大丈夫だよ、リンリン」


にこ「私たちがいるじゃん!」



4人は、あの、まん丸とした

白い大きなお城の前にいた。



マタビアン「リンリンだ!ルミニャ姫様に、すぐに

お知らせしなきゃ!」


マタビアンたちは、大騒ぎ。


《テクテク、テクテク》


忙しい音が溢れていた。


ルミニャ姫「リンリン……おかえりなさい。わたくしは、リンリンを、大変心配しておりました。

皆さん、お久しぶりです。リンリンを守ってくださっていたのですね」


リンリン「ルミニャ姫……申し訳ありませんでした」

ヒゲが、ふにゃりと下がってしまった。



ルミニャ姫「リンリンが謝ることではございません。とにかく中へお入りになってください。

またたび茶をご用意いたします」

と、ルミニャ姫は優しく微笑んだ。


ヤシロ「とにかく、再会できたんだ。良かったじゃないか、リンリン」



みんなはルミニャ姫の部屋に通された。


ルミニャ姫が、また、

またたび茶を入れてくれた。


リンリン「ルミニャ姫……リンリンは、この方々と出会い、とても優しく温かい気持ちになりました。もう少し、この方々と旅をしていたいのです」


ルミニャ姫「リンリン……この星を離れていかれるのは、少し寂しいですが……あなたがお決めになったのでしたら、よろしいのではないでしょうか」

と、優しく微笑み、

温かいまたたび茶を差し出した。



そして、ルミニャ姫は、テーブルの上に

小さなガラス瓶をそっと置いた。


ルミニャ姫「これは、またたび星で作られた

星の香水でございます。」


にこ「わあ……いい匂い!」


るい「……なんだか、心が落ち着く。」


リンリンは、その小瓶を見つめていた。


ルミニャ姫「旅立つ方へ、また帰ってこられるように――

星の香りを、お守りとしてお持ちください。」



リンリンは、その小瓶を

《ギュッ》

として、両手で包み込んだ。


ヒゲが、少しだけ上を向いた。


小さな瓶の中で、

星がそっと輝いていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ