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宇宙時空委員会特別指令~復讐姉妹~  作者:
時空のゆらぎ

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21/61

時空図書館

《0001-2》

カプセルは、時空図書館へ向かっていた。


《プシュー》


カプセルが開くと、

本が、

オーロラのような時空の歪みに舞っていた。


時空司書「ここでは、出来事が起きるたびに、本が生まれます。」

何もまだ聞いていないのに、もう説明が始まっていた。


少し…変わり者かな?と、

るいとにこはクスッとしてしまった。


るい「この本は、いつからここに?」


時空司書「……分かりません。

気づいたときには、すでに存在していました。」


「ただ、本を守っているだけです。」

そう続けた。


気づくと、

さっきまでなかった本が、一冊増えていた。



るいは、ふと一冊の本に目を留めた。


背表紙に書かれていた名前を見て、

思わず息をのむ。


「水沢 慎」


にこ「……お父さんの名前だ」


るいは震える手で、その本に触れた。

だが――

開かない。

どれだけ力を入れても、

本は、まるで拒むように、

ビクともしなかった。


時空司書「その本は、理由は分かりませんが、閲覧できません。」


るい「えっ?」


にこ「何で?せっかくここまでたどり着いたのにぃ!」

と、ムッとした表情を見せた。


ヤシロは、考え込んでいた。


ヤシロは腕を組み、静かに言った。


ヤシロ「……一つ、方法がある。」


るいとにこは、同時に顔を上げた。


ヤシロ「この本が開けないのなら――

本が生まれた場所へ行くしかない。」


にこ「場所?」


ヤシロは、ゆっくりとうなずいた。


ヤシロ「宇宙だなぁ」

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