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宇宙時空委員会特別指令~復讐姉妹~  作者:
時空のゆらぎ

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19/54

ネオン街

3人は、ネオン街へ向かうことにした。


URU「いってらっしゃいませ」


URUが3人を見送る。


ヤシロは、慣れた手つきで

パネルに手を伸ばす。


《5251-3》


にこ「やっぱり、住所みたいだねぇ」


ヤシロ「その通りだ。時空の歪みの場所には、それぞれ固有のナンバーがあるからね」


《プシュー》


その瞬間。

カプセルが開いた。



ネオン街は、どこか現実から切り離されたような場所だった。

古びた看板の隣には、未来的なホログラム広告が浮かび、見慣れない服装の人々が当たり前のように行き交っている。


ここは、時空の歪みに生まれた繁華街。


さまざまな時代と世界が、無理やり押し込まれたような場所だった。


空中に浮かぶ広告ホログラムが、色トリドリの光を通りに降らせていた。


機械の音と電子音が絶えず響き、

人間と、ロボット、アンドロイド、宇宙人が、入り混じって行き交っている。



ネオンの光がまぶしく瞬き、通りは人であふれていた。


るいは少し肩をすくめる。

この場所は、どこか落ち着かない。


だが、にこは楽しそうに周囲を見回していた。


にこ「わぁーすごーい!」


るいは周囲を見回しながら

るい「この街は、どこか普通じゃない。」

と、呟いた。


にこ「すごい……!お店がいっぱいあるー!」

にこは目を輝かせて、あちこちを見回している。



酔いつぶれている宇宙人もいた。


3人は聞き込みをすることにした。


ヤシロは通りの端に立っていた男に声をかけた。


ヤシロ「少しお聞きしたいことがあります」

男は3人をちらりと見て、肩をすくめる。

「知らねえな」

それだけ言うと、男はさっさと人混みの中へ消えていった。


次に声をかけたのは、焼きそばパスタという不思議な食べ物の屋台の店主だった。


ヤシロ「このあたりで、こんな話を聞いたことはありませんか?」

店主は笑いながら首を振る。

「さあねえ。

この街じゃ、変わった話なんて毎日あるからなぁ」



3人目は、路地裏で煙をくゆらせていた老人だった。

「金次第なら、何でも教えてやるが……」


ヤシロが情報の内容を告げると、

老人はゆっくり首を振った。

「悪いが、それは知らん」


るいは小さく息を吐いた。

るい「なかなか見つかりませんね……」


にこは少し不満そうに唇を尖らせる。

にこ「人はいっぱいいるのにねっ」


ヤシロは腕を組み、しばらく考え込んでいた。

そして、ふっと顔を上げる。


ヤシロ「……あ」


「そうだ。ママがいる。」

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