熱い女と岩盤浴
ヤシロが、カードキーをかざした。
《ガチャ》
ロックが解除された。
URU「おかえりなさいませ。皆様」
URUが出迎えてくれる、帰る場所に
帰ってきた4人。
サカキ「ヤシロ!!」
ヤシロ「サ、サカキさん!お疲れ様です」
サカキ「お疲れ様じゃないわよ、報告がいつもないって言ってるじゃない!」
ヤシロ「いやー……忙しくてですねぇ」
頭をポリポリ掻くヤシロ。
サカキ「ヤシロ。あなた変わったのは良いけど、浮かれてはダメよ」
ヤシロ「はい!」
にこ「お姉!サウナと岩盤浴どっちの気分?」
るい「何?急に……今日は、岩盤浴かなぁ?」
にこ「サカキさん!岩盤浴入ろう?」
サカキ「何故、私もなの?」
にこ「リラックスだよ!サカキさん!」
にこが、クスクスしている。
サカキ「まぁ……いいわよ。でも、私熱い女だから、暑いところ得意だからね」
サカキにしては、弾けた言葉だった。
にこ「なんだぁ!好きなんじゃん!」
るい「リンリン、どうする?」
リンリン「リンリンは、暑いのは苦手ですぅ!」
るい「そっか……じゃあ、3人で岩盤浴してくるからね」
リンリン「はーい」
URU「室温は最適です。ごゆっくりおくつろぎくださいませ」
ヤシロ「僕は少し仮眠するかなぁ……」
にこ「じゃ、行こー!」
るい「でも、2人くらい用じゃなかった?」
にこ「大丈夫だよ!結構広かったし!3人はイケるよぉ!」
サカキ「もたもたしない!決めたらすぐ行くわよ」
にこ「サカキさん、気合いが違うねぇ」
にこは、クスクス笑っていた。
岩盤浴室に向かった。
着替えを済ませ、
ストーンの上に、横になる3人。
サカキ「はぁ……」
にこ「やっぱり、サカキさんには、リラックスが足りてなかったんだってば!」
るい「サカキさんは、責任が重いお仕事ですからね。それに私たちのことまで気にかけてくれてますし……」
サカキ「それはそれ!そういえば、転送交信石がUNKNOWN SIGNALって言ったわよね?」
にこ「そんなこともあったような?!」
るい「気にはなります。あの石、喋りますし」
サカキ「この岩盤浴のストーンのこと、URUから聞いてる?」
にこ「あ!宇宙のとある星のストーンって!」
サカキ「そう。実はこの石には産地があるの」
るい「産地……?」
サカキ「息石星よ」
サカキ「次は、息石星に行ってきなさい。ヤシロには伝えておくわ。今日はゆっくりしなさい」
にこ「何をしに行くの?」
サカキ「行けば分かるわよ」
にこ「ダメだ!暑い!少し涼んでくる!」
サカキが、フフっと笑みを浮かべていた。




