ライラは…
ヤシロ「さすが、ライラだ!」
爽やかにニコッと笑った。
ライラ「ネオン街に――慎さんは出入りしていたようよ」
るい、にこ「……?!?!」
ヤシロ「そうか。ネオン街か。
あんな派手なところに、何故だろうか……」
ライラ「行ってみたらどう?」
ヤシロ「そうだな」
るいとにこは、何の話かさっぱり分からず、聞き耳を立てていた。
にこが切り出した。
にこ「ネオン街ってなぁに?」
ヤシロ「ネオン街は、時空の歪みの繁華街だよ」
るい「繁華街?
そんなところに、あのお父さんが?」
ヤシロ「そうだよな。不思議だな。行って探ってみようか」
にこ「うん!」
即答だった。
るい「で……ライラさんって?」
気になっていたので、聞くことにした。
ヤシロ「ライラは表向きはカフェを経営してるけど、情報屋だよ。なぁ、ライラ?」
と、笑った。
ライラ「えぇ」
と、ニコッと微笑んだ。
るいは、こんな穏やかそうな人が、まさか情報屋だとは思わず、驚いた様子だった。
にこ「情報屋! かっこいいね!」
ヤシロ「とりあえず、疲れただろう?2人が休める場所を、サカキさんが用意してくれているよ。そこへ行こう」
るい「あの……仕事とか……現実の世界は、どうなっちゃうんでしょうか……?」
ヤシロ「気にすることはないよ」
そう言って、微笑んだ。
ライラ「また寄ってね」
優しい笑顔を見せてくれた。
ヤシロ「さぁ、そろそろ出ようか……」
ライラ「お会計してちょうだいね、ヤシロさん」
と、笑った。
ヤシロ「つけじゃダメか?」
と、冗談を言った。
ライラ「3800ピースよ」
ヤシロ「はいはい」
と、言って、
丸ではなく、△の形をした薄緑のコインを4枚支払っていた。
にこ「不思議! ねぇ、お姉」
るい「本当だね。△のコインだね」
と、2人は物珍しそうに見ていた。
よく分からないが、今度は
薄紫の△のコイン2枚が、ライラからヤシロに渡された。
ヤシロ「不思議かな?」
と、笑った。
ヤシロは続けた。
ヤシロ「宇宙と時空の歪みのお金みたいなものだよ。薄紫が100円。
薄緑が1000円。
クリアが10000円ってとこかな」
にこ「へー!!」
ヤシロ「さぁ、出ようか」




