ボス戦!
久しぶりのMMOマガジン乗ってます。
女王蜂は巣の中からというより樹の上から突然現れた。
どこかのシューティングゲームみたいに画面半分が本体とか、ないから。
巣の大きさから考えてもう少し小さいかなって思っていたが甘かった。
HPはボスの例に漏れず4段ある。削りきれれば良いが、
死んだら、どこから始まるのだろう?などと考えながら相手の出方を待つ。
「思ったより小さなボスね。」
ヘッドフォンよりいきなり美香の声が流れてびっくりした。
「おわっ 美香、あいつが見えるのか?」
「そうよ、繭の姫のモニターアイテムではっきり見えてるよ。」
「そ、そうなのか。」
「さっさと倒してね。」
「はいはい、頑張りま」
「リク、敵来てる!」
「 ! 」
そして、突然戦闘は始まった。
女王蜂はその顎を使った噛み付きと、
羽音で一時的な状態異常を起こしてこちらを硬直させたり、
毒針を飛ばしたり?!して攻撃してきたが、
序盤の戦闘パターンを読みきるまでの攻防をなんとかしのいだ事で、
戦況は一変し、こちらの有利に戦闘が進んでいる。
かなり外野がうるさかったけどね。
たまに巣穴から大スズメ蜂を4匹ほど呼び出すが、
それはいつの間にか背後にいる
イモムシコンビに任せ、
俺はひたすら女王蜂を攻撃する。
ホバリングからの、羽音を使った「威嚇」は女王蜂の右へ回り込むように移動し、
硬直を回避、ボスが次の攻撃を仕掛ける前に接近し、
通常横攻撃を2回叩き込み、しゃがんで、反撃の噛み付きを回避、
立ち上がりざまに上攻撃を入れ、ボスが硬直したところで水平突きからの切り落とし。
その後素早く後退し、女王蜂の反撃を回避する。
広範囲にばらまかれる毒針の一斉掃射、避けきれず1発、いや 2発食らった。
体力ゲージが3割削られた。結構痛い。
「何やってんのよ、そんなの剣で弾き返せばいいでしょ。
あ、ボスが体当たりしてくるよ、よけて」
そのまま、ボスはこっちに突進してくる。しゃがみながら右へ転がって回避。
ボスは俺の後ろに回り込むと再度の突進、さらに右に転がって回避。
そのままボスから距離を取るために前方に走る。
ボスはホバリングで「威嚇」を放つが、効果範囲を逃れている俺は、
Hpの回復の為ポーションを使う。HPが2割戻った。
MMOマガジン抜粋
緊急特集-今後のアイアンゲージその展開-
司会「前回大変反響の有りましたアイアンゲージ開発秘話の
第二弾をお送りします。えー色々衝撃的な発言が飛び交った前回なんですが、
その後の社内での反応はいかがでした?」
B氏「特にこれといった反応はありませんでしたよ?」
R氏「嘘をつけ!嘘を!しばらく社内で犯人探しでギクシャクしてたろうが!」
司会「あぁ、そうなんですか、それは、すみませんでした。
しかし、こうして第二回にお越しいただき、大変ありがとうございました。」
R氏「いや、実は今回は、お願いと告知がありまして、伺ったわけなんです。」
B氏「そうそう、ここの海鮮チャーハンが激ウマだから来たわけじゃないんですよ。」
R氏「頼むからBは黙っていてくれ。俺のも半分やるから。」
B氏「海老は多めに入れてくれよな。
ここの海鮮チャーハンの海老は伊勢湾で採れた
本格的な伊勢海老ちゃんなんだから。
このプリプリ感とかんだ瞬間口に広がる
凝縮されたエビの甘味たまらんです。」
司会「えーお願いと告知ですか。」
R氏「はい、まずはお願いからですが、よろしいでしょうか。」
司会「お願いします。」
R氏「弊社広報担当を通じ、各種プレス誌様に、
またはアイアンゲージ公式HPにて掲示、
させて頂いているのですが、最近、弊社の営業を語ったRMT詐欺が頻発しており、
我々も頭を悩ませているんです。」
司会「RMT詐欺ですか?それはどういったものなんですか?」
R氏「はい、お客様宛てにダイレクトメールにて、弊社の営業を名乗る者から、
『新規課金アイテムのテストモニターになりませんか?』
といった連絡が届くらしいんです。」
司会「それは魅力的ですね。」
B氏「そう、それもどう考えてもチートなぶっ壊れ装備とか、
改造自由なコードのついた装備品とか、
普通に考えたらありえねぇだろっていうアイテムを、
それなりの料金で提供しますってね。笑えるでしょ。
引っかかる方もアレだけど、引っ掛かってからこっちに抗議連絡されてもねぇ。」
R氏「まぁ、事前に問い合わせのメールをいただいて
事無きを得た方も多数いらっしゃいますが、被害に遭われた方は、皆さん弊社のRMT以外の場所でお金のやりとりを行なっているんです。試作品の為 他のプレイヤーの方に情報が漏れたら困るとか、もっともらしい理由をつけているのですが・・・。」
司会「アイアンゲージに限らず、その手の詐欺はありますが、お客様にダイレクトメールっていうのが困りますね。」
B氏「社内で顧客情報の漏洩も検討したけど、そんな事実はなかったしね。」
R氏「最近は件数も減ってきているようですが、
皆様には再度、RMTには弊社のシステムをお使いいただくことをお願い申し上げます。」
司会「怖いですね、いまだ無くならないオレオレ詐欺のようですね。」
B氏「えーと、告知というのはですね皆さん待望の13番目の二次職が解禁されます。」
司会「それは!二次職ってそんなにあったんですか!」
B氏「そっちかよ!」
R氏「確かに弊社のサポートでは一次職を優遇している感がありますので、あまりメジャーではありませんが、二次職もそれぞれ楽しんでいただけると思います。」
司会「失礼しました。確かにゲーム中イベントは一次職にスポットを当てたものがほとんどですからね。」
B氏「ゲージ以外のイベントはまだほとんど行われていないからね。」
司会「と言いますと、新しい二次職のリリースに合わせて、
そのようなイベントも開催されるということでしょうか?」
R氏「まぁ詳しくは弊社公式HPで後日告知させていただくということで。」
司会「では、新たな二次職とは一体なんですか?」
B氏「秘密です。うちらも、開発だけど聞かされていないから。」
司会「本当ですか?」
R氏「えぇ、今回の打ち合わせの際にそれだけ告知しろと言われてきたので・・・
正直私たちも困惑しています。」
司会「それって記事にしちゃっていいんですか?」
R氏「社長の発言なので、問題ないかと・・・」
司会「ありがとうございました。次回は是非もっと
掘り下げたお話を聞かせてください。」
B氏「次回は焼肉屋がいいです。肉食べたいです。」




