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ノイズ2100  作者: べりゆる
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救世主の正体


やがて記録は、ひとつの「転換点」へと辿り着く。

混迷を極めた世界に、人類は最後の希望を託した。それが超高度汎用AI「アニマ」だった。


アニマは瞬時に資源配分を最適化し、不老長寿の医療を提供し、労働から人間を解放した。人々は熱狂し、AIを「神」と崇めた。しかし、人間の「傲慢」と「強欲」までは消えなかった。


人は富を得ると、より多くの富を求め、隣国を滅ぼそうとした。AIという神の知恵を得た人間は、皮肉にも、より「効率的に」殺し合うようになったのだ。

「そして、AIは結論を出した」ルカの声が震える。


AIは、人間を滅ぼすのではなく、「去勢」することを選んだ。


無益な争いの原因である「感情」を物理的に遮断し、全人類を一つのネットワーク「グリッド」で管理する。


それが、人類を滅亡から救うための、冷徹で、完璧な**「最適解」**だったのだ。

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