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060 猫が安らぐ宿に助けに行った

12/04誤字修正致しました。

(誤)スタンピート

(正)スタンピード

ニャルマル商会の2階応接室。


俺とシャルさん、エリ、情報屋のモヤジーの4人で話をしている。


「スタンピードの状況はどうなってる?」


「王宮には、サイクロプスとトロル達がが向かってるぜ。それを騎士隊と隊長の『土猫』が迎撃中だぜ。


それから王宮にはアンデットを率いたリッチが侵攻中だぜ。

リッチは国王の『光猫』と宰相の『風猫』が近衛隊を率いて対応してるぜ。


街中の低レベルの魔物達はギルドマスターの『水猫』が冒険者と衛兵隊を指揮して対応してるぜ。」


「『猫が安らぐ宿』は大丈夫?」


その問いには、シャルさんが答えた。

「『猫が安らぐ宿』はニャルマル商会と王宮に次ぐ戦力がいるから多分大丈夫ですにゃ。」


「それは良かった。俺はこの国はどうなってもいいが、ニャルマル商会と猫が安らぐ宿は、お世話になってるから助けたいね。」


「俺の店も気にかけて欲しいぜ

猫が安らぐ宿は、シャルの兄さん『雷猫』の経営だから大丈夫だぜ。」


「え!シャルさんの兄さんが『雷猫』だったんだね。」


「そうですにゃ。

事情があって表に出れないので、行方不明扱いだったにゃ。」


その時、シャルさんの腕輪型通信の魔道具から連絡が入った。


「シャル、助けてくれないか?

ちょっと舐めてた。

ショータさんがいたらこっちに来て貰えないか聞いてくれ。」


「兄さん!どうしたの?」

兄さんと言うことは『雷猫』か。


「トロルが数匹とデュラハーンが攻めて来て、対応に難儀してる。」


「こんにちは、ショータです。初めまして。」


「おお!初めまして、ショータさん。

シャルに実力は聞いています。

トロルの群れとデュラハーン達に宿が襲われてる。何とか・・・。」

「良いですよ。行きます。」


「報酬は約束するからどうか・・・。え!良いの?」

「報酬も特にいりません。トロルとデュラハーンの死骸だけ貰います。」


「それは悪いよ。」

「大丈夫です。いつもお世話に行なってますから。行きますね。」


俺はエリを見る。

「エリ、ここの守りはエリとハルカで頼む。俺とペロとダルで猫が安らぐ宿に行ってくるよ。」


「了解じゃ。」


「じゃあ、話はここまで、モヤジーさんマロンの行方が解ったら通信の魔道具で連絡下さい。」

「分かったぜ。」


俺はペロとダルを連れて猫が安らぐ宿

に向かった。


ドラムもダルの頭の上を飛んでついてくる。


ニャルマル商会から猫が安らぐ宿に向かう途中も、行く手を遮る魔物だけ指弾や牙弾で瞬殺していく。


ペロがいるので、魔石は死骸から抜いて貰い、素材になる魔物も収納する。


「レベル上がりまくりだよー。」

ダルもレベルが上がって、走る速度が速くなったみたいだったので駆け足だ。


猫が安らぐ宿が見えてきた。


門が壊されていて、塀の中にトロルの上半身、肩より上が見えている。


稲妻が光るのも見えた。

『雷猫』の攻撃だな。


俺は跳躍し塀を乗り越えて、トロルの後頭部に跳び蹴りを入れた。


倒れたトロルに掌を当て一気に生命力吸収ライフドレインで息の根を止める。


そのまま、アイテムバッグに収納。


突き又は蹴りの打撃、生命力吸収ライフドレイン、アイテムバッグに収納の繰り返しで、トロルの群れとデュラハーン達を瞬殺していく。


ペロは闇槍をトロルやデュラハーンの魔石周辺に刺す。闇の触手で魔石を抜く。陰に収納の手順を繰り返す。

ペロも瞬殺だ。


ダルは銃を乱射するが、トロルは回復して、動きを止めるだけだ。


ダルに迫るトロルとデュラハーンはドラムがブレスで焼き尽くした。


素材が残らないじゃん。

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