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040 ゴーゴンを倒した

迷宮『猫の穴』地下65階ボス部屋。


トロルに圧勝した俺を呆然と眺めるエルフのエリとハーピーのハルカ。


「ここまで圧勝するとは思わなかったのじゃ。」

「僕も信じられないよ。」


「しかも傷一つ無い完璧な姿のトロルの死骸は初めて見たのじゃ。このまま市場に売っても良いのじゃが、妾が上級回復薬を作るので、それを売った方が高く売れるのじゃ。」


「回復薬はエリに任せるよ。」


俺はトロルの死骸をアイテムバッグに収納した。


ペロはオーガ達の死骸を影収納に収納していた。


ペロは闇魔法のレベルが上がり影収納を覚えていたのだ。


影収納を習得した後に倒した魔物の魔石や死骸の殆どはペロの影に収納している。


トロルを倒した後、65階に宝箱が出現した。


出て来たのは短剣ナイフ


水が出る魔法が付与されていた。


「水を出しながら切ることで血糊が付かないのかなぁ。」


「解体に便利かもにゃ。」


「魔力が無いと使えないし、解体はエリが上手なので、エリに渡そう。」


「おお!有難うなのじゃ。近接武器が無かったのでちょっと不安だったのじゃ。」


「そう言えばそうだね。そう言う事は早く言ってね。」


「こんなに強い敵と戦うとは思って無かったのじゃ。」


66階から70階まではトロルが主体で出現した。


俺とペロは出来るだけ傷付け無いように倒していく。

オーガはエリとハルカにお任せ。


そして70階ボス部屋前。

ボスはゴーゴン。ラミア5体を率いている。


ゴーゴン。

髪の毛が蛇。黄金の鳥の翼。

鋼鉄の様な金属の手。

イノシシのような牙。

深紅の石化の魔眼。

超回復持ち。


エリ曰く。

「あの目は魔眼の素材となるのじゃ。その他身体全体が錬金の素材じゃ。」


ハルカ曰く。

「食用には向かないよ。」


ラミア。

上半身は人間の女性。

下半身は大蛇。


エリ曰く。

「ラミアも全身錬金の素材じゃ。」


ハルカ曰く。

「食べられない事も無いかも知れない。」

どっちやねん!

よく分からんのかい!


「素材として優秀なのは分かったがゴーゴン優先で良いよね?」


「そうじゃな。圧倒的にゴーゴンの方が強いし素材としての価値が高い。飛ぶと厄介なので飛ぶ前に仕留めた方が良いじゃろぅ。」


「普通の冒険者はゴーゴンと戦おうとしないけどね。」


「俺とペロでゴーゴン。エリとハルカはラミアだな。」


皆頷く。


「行くぞ。」


70階のボス部屋に入る。

ペロはゴーゴンの後方に影移動し闇の触手で拘束。


俺はゴーゴンの視線を避けながら一瞬でゴーゴンの後ろに回る。


ゴーゴンの背中に掌を当て生命力吸収ライフドレインを行う。


ゴーゴンの息の根を一瞬で止める。

その後、エリとハルカが倒していないラミアを同様に倒した。


エリは矢でラミアの額を貫いていた。

ハルカは風刃でラミアの首を斬り落とす。


俺とペロがゴーゴンとラミア1体。

エリとハルカがラミアを2体ずつ倒した。


ゴーゴンとラミアの死骸はペロが影に収納した。


宝箱があった。中身はアイテムバッグ。

俺のアイテムバッグと同じぐらいの容量の様だ。


これもエリに渡し、錬金の用具と素材も俺のアイテムバッグからエリのアイテムバッグに移す。


ペロの影収納からも錬金の素材をエリに渡した。


「次にアイテムバッグが出たらハルカに渡すよ。」


「僕に異論はないよ。」


「夕飯にしようか。」

71階に降りて夕飯にする事とした。

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[気になる点] 40話時点での感想ですが ペロ、エリ、ハルカで雑魚を殲滅 ライフドレインでボス瞬殺とか戦闘シーンが毎回同じで飽き飽きする。 仮にもダンジョンの最高到達階層なのにB.Cランク3人で殲滅で…
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