表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/267

004 無双出来ちゃうよ

俺は気功波?気功砲?を発射したら疲れて立っていられなくなったので、両手をあげて周りの動植物から気を集めた。


さっきより集まり難い。

そこを無理矢理集めるイメージ。


時間がかかったが、身体の疲れは無くなった。

周りを見ると足元の草花は枯れていた。


これって・・・。


生命力を集めたのか?

生命力吸収ライフドレインだ!


気を集めると言うよりは、無理矢理やったので気を吸い取るイメージ。


新しい技を手に入れた!


接近した時はこれで良いとして、遠距離の攻撃は欲しいな。

さっきの気功波はあまりにも疲れるので、別の技が必要だ。


少ない気で遠距離を攻撃出切るようにしたいな。


う~ん。


転生前の記憶からマンガで何か無かったか考える。


お!そう言えば。

指弾って言うのがあったな。

指で鉄の玉とかを弾き飛ばす。


近くに転がっているドングリを幾つか拾う。


右の人差し指と親指にだけ気を集める。

ドングリを親指で弾く。

ドングリは勢いよく飛び、前方の木に突き刺さった。


これはいいな。

疲れは全く出ないぞ。


ドングリを沢山ズボンのポケットに入れる。


周りの気配を探知しながら歩き出す。

左後方にゴブリンの気配があった。

数は3匹。


ゴブリンにさとられない様に静かにゴブリンに向かって歩く。


いたいた。


木の陰からゴブリン達を見る。


2匹が棍棒を持っていて、1匹が錆びたナイフ持っている。


右手の親指と人差し指に気を集める。

ドングリをセット。

指弾発射!


真ん中のゴブリンの額にドングリが突き刺さり気配が消えた。


両脇のゴブリンは驚き周りをキョロキョ見ている。


右のゴブリンに指弾発射!

ドングリが額に突き刺さる。

気配が消える。


左のゴブリンがこちらに気付いた様だ。

指弾発射!

ドングリが額に突き刺さる。

気配が消えた。


レベルアップのメッセージが頭の中に流れる。


ゴブリン達の死骸に近付くとゴブリンが持っていた錆びたナイフを拾い、ゴブリンの胸を切る。


心臓の近くにある魔石を抜き出す。


小さい魔石。


錆びたナイフと魔石についたゴブリンの血をゴブリンの魔物の皮の腰巻で拭いてポケットに入れる。


パンチやキックはどうだろう。


右手に気を集める。

近くの木を叩く。

木は呆気なく折れた。

直径20cmぐらいの木。

今までなら絶対折れなかった。


これは無双出来ちゃうな。


川に向かってまた歩き出す。


足に気を集めて歩くと速く歩けて、疲れも少ない。

気配検知も同時に行う。

足と気配検知を同時にする事は初め難しかったが、次第に慣れて来た。


俺はレベルアップも兼ねて川に行くまで魔物を倒しながら、魔石も取って歩いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ