8話
恭弥の装備のステータス上昇値を書いてませんでした失礼しました(前回の表示の時)
2層を進む勇気と恭弥、少し拾い空間に辿り着きモンスターを発見する
「あれはハンターウルフだ」
恭弥は得意げにステータスを言った
ステータス
名前 ハンターウルフ
HP7/7
MP1/1
攻撃3
防御2
魔攻1
魔防1
俊敏4
「よく覚えてるね」
「まぁなここのダンジョンのモンスターは全て頭の中さ!」
はっはっはっは! と高笑いをする恭弥だがモンスターを目の前にして真剣な眼差しになる
「ビッグラビットとは比べ物にならないから気をつけろよ」
「お、おう」
情緒が安定しない恭弥に不安を覚える勇気
(大丈夫かなぁ)
「モタモタしてないで行くぞ」
二人はハンターウルフに挑む
「ガルルル」
ハンターウルフが威嚇をしてきた
勇気が斬りかかるが後ろに飛び躱されてしまう
(流石に素早いな、でも)
勇気はもう一歩力強く踏み込み接近し下から斬りつける
「ギャウン!」
ハンターウルフは光の粒子となって消えた
恭弥は少しだけ驚く
「今のすごいなどうやったんだよ」
「体勢を立て直させない方がいいかなって」
「俺の出番が全くなかったな」
「苦労するよりはマシだよ」
「そうだな次に行こう」
二人はドロップアイテムのウルフの毛皮を拾う
先に進みハンターウルフに遭遇する
「スナイパーショット!」
ハンターウルフの足に矢が刺さる
「今だ勇気!」
負傷したウルフは逃げられずそのまま斬り伏せられる
ウルフは粒子とはって消えていく
二人はハイタッチをした
「ナイス勇気」
「そっちこそ」
この調子で3、4、5層を駆け上がっていく
5層から6層に進む階段の先に石の柱があった
勇気は敵だと思い剣を構える
「おい、何やってんだよ」
「恭弥構えろ!」
「・・・・・・いや、それ転移石」
「なんだ・・・それ」
恭弥が説明をしてくれた
転移石とは5層ずつ存在し転移石に自身の手をくっつけるだけで1層から5層、5層から1層へ行った事のある層へ一瞬で移動出来るようになる
一層からは行きたい層を念じながらダンジョンに入ると念じた層から始まる
「へ〜便利な世の中だ」
「座学で習っただろ」
「ごめんごめん聞いてなかったかも」
ははは と笑って誤魔化す勇気
「6層からはシャープスネーク しっぽが刃になってる蛇だ引き締めていくぞ」
6層突入時のステータス
名前 中村勇気
レベル 5
職業 氷魔剣士
HP25/25
MP60/60
攻撃3 +5
防御3 +3
魔攻12
魔防2 +1
俊敏13
名前 高井恭弥
レベル5
職業 弓士
HP42/42
MP17/17
攻撃5 +4
防御4 +3
魔攻2
魔防3 +1
俊敏8