26話
非戦闘職の生徒は体育館へ行き自身のスキルの練度を高める事となった
「いやーボク生産系とかよく分かんないからこっちの先生方にお任せしまース」
と言いながらE、Dランクアイテムが入ったカバンを生徒たちに持たせた
「じゃあ、始めるけど武器は学校のやつ使ってね風魔杖士の遠藤千秋がまとめて相手をするよ!」
まとめて と言う所に反応した生徒がいた
「へぇまとめてね・・・・・・」
「怪我しても知らないよ」
二人の生徒が顔を見合わせて攻撃を始めた
「フレイムシュート!」
指を拳銃のようにして指先からピンポン玉サイズの炎の玉が射出された
「良い攻撃っすね、でも」
千秋は自身の持っている鞄から大きな杖を取り出し杖で攻撃を振り払った
もう一人の生徒が斧を持って千秋に近づいていた
「オラ!!」
斧を千秋に勢いよく振りかざした
「隙だらけっすねぇ」
千秋はひらりと横に躱し蹴りを放った
「うぐっ」
吹き飛ばされて戦闘はもう続けられそうにない様子だ
この後も何人もやられてしまい勇気、恭弥、くるみの三人だけとなってしまった
「あとは三人だけっスか」
こんなものかと言う目をしながら呟く千秋
三人は固まって戦闘態勢をとった
「多分私が防げるのは一回だけだと思う」
「そうかもなアイツまだ一回もスキル使ってねーから分からねぇな」
「いつも通りの戦い方じゃあ勝てない、僕がスキルを連発するからサポートよろしく」
勇気を守るように恭弥とくるみは前に立つ
「うん?後ろの子がアタッカーなんじゃないの・・・」
と言葉にした瞬間
「アイスウルフ」
20体もの氷の狼が出現して千秋を襲った
(一気に80もM Pを使ってしまった、これである程度ダメージを与えられれば良いんだけど)
「ちょ、ちょっとそれはズルくない!?」
走って逃げている千秋
チラリと後ろを見ると距離が狭まっている事に気づいてしまった
「ウインドサーフィン!」
千秋は杖に乗って空を飛んだ
「いやー危なかったっと、流石に狼20体はきついっすわ」
恭弥が悪態をつく
「クッソ空に逃げられたか、俺の矢も届かねーし現状打つ手なしか」
千秋が降りてきた
「ごめんごめんつい飛んじゃうんだ、次はこっちから行くよ」
千秋が接近してきた
「魔法職っぽいのに接近戦?」
くるみが盾をしっかりと構えた
「ウインドボイス」
くるみは後ろから千秋の声が聞こえた
(こっちだ)
くるみは慌てて振り返り攻撃を受けようとするが勇気と恭弥しかいなかった
「どうしたの?」
勇気の言葉に今のが千秋のスキルだと気付き前を向いた時には千秋がいた




