25話
「よし、全員揃ったみたいだしあそこの的に向かって自分の使えるスキルを放っちゃってください」
千秋はグラウンドに設置されている的を指差して言った
「生産職や特殊職の人はここにDランクまでの素材を置くから好きに使っちゃってください」
千秋が指示を出してからは皆黙々とスキルを使い始めた
戦闘職の生徒は曲がる矢を放つ生徒
地面の土を盛り上がらせる生徒
生産職の生徒は服やアクセサリーを作る者もいる
中には
ボン!
軽い爆発音とともに黒い煙が上った
「イタタタ、調合失敗しちゃった」
千秋が駆け寄る
「大丈夫ー?生産ミスはよくあることっスからね〜」
などと話していたら
「アイスソード」
勇気がアイスソードで的をバラバラにしている姿が千秋の目に止まった
「キミキミ〜今のなーにー?」
勇気は声をかけられた事に少し戸惑うようすもあった
「レベル1のアイスソードって言うスキルです」
「へぇ〜聞いた事ないな、他にどんなことできるの?」
さっきまでめんどくさそうな人だと思っていた人が自分自身のことを分析しはじめて尚更戸惑う勇気
「あ、あとはレベル2のアイスコフィンとレベル3のアイスウルフって言うやつが・・・・・・」
「え!?もうレベル3使えるの・・・」
千秋は少し考える素振りを見せた後こっそりと
「よかったら連絡先教えてよ」
予想もしていなかった事態に固まってしまうがレベルの高い人の連絡先は持っておいて損はないと判断し
「あ、ぜん、、ぜんだい、、、じょうぶ、、です」
勇気は千秋の連絡先をもらった
「じゃあボクは他の子のところに行くね〜ん」
ふらふらと歩いて行った
千秋の後ろ姿を見ながら勇気は
(うわぁ何にも悪いことしてないけど取り締まられてる気分だった、悪い人じゃあなさそうだし攻略に息詰まったらアドバイスでも貰おうかな)
それから数分後
「みんなこれからボクと模擬戦しよ!」
この瞬間生徒は皆筋肉痛を覚悟した




