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2巻P118_くるくるの事
くるくるとは、ブリの内臓のことであると『宗五一冊抜書』に書いてある。
また『蜷川親元記』(『殿中日々記』寛正6年の日記である)の小書きに「タラの内蔵をこずこずといって正月に使ったぞ。不来というのは縁起が悪いので来々《くるくる》と書いた」云々と書いてある。
『節用集』には「来々《くるくる》は能州に由来するものである。昔は不来といった。今の世の中では縁起をかついで来々《くるくる》という」と書いてある。能登の国から来た名物である。
(「こずこず」は不来不来という発音が悪いため、来々と書いて「くるくる」と読む・梨子が無しという発音が悪いために「ありのみ(※有りの実)」というようになったのと同様の経緯である。くるくるはブリの内蔵というのは正しい説であろう。タラの内臓は「きくわた」といって菊の花に似ており、吸い物などにする)
この項を訳したのは、単に「くるくる」とか「こずこず」という響きが可愛らしかったからです。
身分のあるオッサン達が「くるくる」などと言う様はなんか和みます。




