〇番外編 少年と仔猫17
甘味テスト前日
「シュガーナ姉ちゃん。そろそろ決めないと、買い出し行けないぞー」
「ニャフー」
何の甘味を作るか迷う姉をせかします。
「そうよね。でも、どうしても二つに絞れないのよ。困ったわ」
姉は残り三つの候補から、二つに絞れないといいます。
「それなら、ニャンタに決めてもらったらー」
提案してみます。
「そうね。もう、ニャンタに決めてもらうわ」
「ニャフー」
相棒もやる気です。
〜〜〜
ようやく、明日の甘味が決まります。
僕と姉とニャンタで、買い出しです。
製菓材料専門店
『食いしん坊の食糧庫』
「まずは、ラム酒、はちみつ、薄力粉、無塩バターと卵ね。卵多めでお願い。グラニュー糖はザラメ砂糖をすり潰して代用するわ」
「わかったよー」
どんどん買い物カゴに入れます。
「トッピングにはアーモンド、ヘーゼルナッツ、松の実、ピスタチオに生クリームね。生クリームも多めでお願い」
「うん、入れたよー」
「次の材料は、クリームチーズ、牛乳とバニラビーンズでお願い。これで買い出しは終わりよ」
「結構重いぞー」
「ほんとね。でも頑張って仕込まなきゃ」
「店長、お会計してほしいぞー」
「シュガーナ、クッキーノ凄い量だな」
「十人前なの」
「そんなにか。じゃあ、少しオマケしておくぞ」
手分けして荷物を持ちます。
ニャンタは応援係です。
宿屋の厨房に戻ります。
「さあ、美味しい甘味を作るわよ♪」




