安心の場所
人は、安心を探しながら生きています。
けれど、
その安心は、
本当に外側にあるのでしょうか?
この物語は、
誰かが答えを教えてくれる物語ではありません。
もし、
読み終えたあと、
あなたの心にも小さな問いが生まれたなら、
この物語は役目を果たせたのかもしれません。
なぜ人は、安心を求め続けるのだろう?
もっと持っていれば。
もっと認められれば。
もっと愛されれば。
その先に、安心があると思ってしまうことがある。
けれどーー
外側を追い続けているとき、本当に大切なものが、
見えなくなることがあるのかもしれない。
動き続けていると、聞こえない声がある。
埋め続けていると、気づけない感覚がある。
だから、
人は、ときどき立ち止まる必要があるのだろうか?
静かになる。
外側ではなく、内側を見つめる。
うちなる冒険をはじめてみる。
すると、
少しずつ気づきはじめる。
探していた安心は、
外側にあるのではなく。
ずっと内側にあったのだと。
誰かに埋めてもらうのでもなく。
何かを手に入れて完成するものでもなく。
本来の自分と、
つながっていく感覚。
それこそが、
ほんとうの安心なのかもしれない。
そしてーー
その安心に触れたとき。
わたしたちは、
はじめて「自分自身」と、
出会うのかもしれない。
そのとき、
静かにひとつの問いが降りてきた。
ーーでは
ほんとうの自分とは、
いったい何者なのだろう?
この物語を通して、あなたは何を感じたでしょうか?
安心とは何だったのか。
本当の自分とは、どんな存在だったのか。
その答えは、
誰かが決めるものではなく、
一人ひとりの中にあるものだと思っています。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。




