第三話:大群が来た
翌日。
やおき、ルーチェ、ハナミヅキの三人は『エンドクリスタル』という街に来ていた。エンドクリスタルという名前が付けられた理由は掘っても掘ってもクリスタルが出てくるので、クリスタル掘りが終わらないという理由だそうだ。意外とショボい。
「にしてもデケェなぁ…さすが、異世界」
360°どこを見渡しても、カラフルな高層ビルのような建物が建っている。そして、いろいろな種族が歩いている。
「都会は凄いわよ。人間だけじゃなく、魔族もたまに見かけるし、バードル族やドックリー族も…」
「種族分かりやすすぎだろ」
「ルーチェさん!あたしはやおきとルーチェさんのボディーガードという契約なので、魔獣が来たら追い返しますよ☆」
「うん、よろしくね」
「んな事より、宿を見つけようぜ。野宿は無理だ」
「ええ、そうね。と言っても…もう予約は取ってあるから」
ルーチェが言った宿は『安らぎの木陰亭』という宿だった。
「ここ安いわよ!1泊2日、食事付きで一人、15G!安い、安すぎる!」
「平均が何Gか分からんから、どれだけ安いか分からねえよ」
そんな他愛のない会話をしながら、やおきたちは安らぎの木陰亭に入った。
「いらっしゃい!ルーチェさんだね。えっと…三人、じゃないね。大妖精は入らないから…二人で30Gだよ!」
「はーい」
ルーチェが30G支払う。
「ルーチェさん!あたしは一旦、休ませてもらうよ!」
「うん、ゆっくり休んでね」
すると、先ほどまで圧倒的な存在感を放っていたハナミヅキの体が透明になっていく。
「死ぬ直前みたいだな」
そして、消えた。
「よし、じゃあ夜ご飯を…」
その時、街にドガァァァン!という音が鳴り響いた。
「うわぁぁぁ!?魔物の大群だぁ!城壁を突破してきたぞぉぉ!!」
「は?マジかよ」
「ヤオキ、ここは私が…」
「いいや、俺が行く」
やおきはルーチェを無視して、安らぎの木陰亭を飛び出すと、城壁があるところへ向かった。
「ここだな…じゃあ、本領発揮といきますか。電光石火!」
説明しよう。電光石火とは、稲妻の光や、火打石の火の出る瞬間のように、きわめて動きが速いことの例えである。
その瞬間、やおきが超スピードで動いた。
「うっひょぉぉぉ!速い速い!」
そして、やおきは大群にぶつかりに行った。
「次は…一騎当千!」
説明しよう。一騎当千とは、一人で一千人の敵に対抗できるほど強いことである。つまり、最強という事だ。
電光石火と一騎当千を合わせると、電光石火のスピードで超強い衝撃波が出ることになる…つまりは。
「おお…平地になったな」
こういう事である。
「ちょ、ちょっとぉぉぉ!?やりすぎでしょうが!」
「いや~…森羅万象とか唯我独尊とかだと強すぎると思って…」
「さっきの二つでも十分強いわよーーーーーーーっ!」
思ったんですけど、この小説…普通に四字熟語の勉強になりません?
自画自賛(これも四字熟語)してどうしたって感じですけど
この小説読んどけば、国語の成績上がりますね!




