温泉に行って来ました。
今日も自室では、明け方、たまたま目を開けてしまったせいで、
ひいいいいいっ!?
威圧感タップリのグリフォン像に…結果、起こされてしまい…
少し早い目覚めと成りました。まあ…早起きは三文の徳…っと言うことで。
それにしても、改めてサンクチュアリって…思い返しても凄い場所でしたね、
凄いメンツ…いえ、不敬でした、神様ですね…すいません
とにかく?空想の世界かと思う様な場所に、
まさか、自分が行ける日が来ようとは、
中々、感慨深いですね。そして、また行くって、最上の神様に、約束させられていますから…
これは破っちゃ駄目でしょうと…
まあ…全て王様次第ですが。
まだ早いとは言え、すっかり目が覚めていますので、
ちょこっとお散歩でもして、
取り敢えずお風呂…ですかね。
サンクチュアリのお風呂はとても豪華で大きく、
なんと遥か地下から温泉を汲み上げて使用しているだけあって…
その効果は絶大でした。
そうだ、思い出した…
この街の温泉…散歩ついでに、その場所の確認もしておきましょう。
では、一応身だしなみを整えて、直ぐに出発です。
まだ辺りは薄暗く、魔石の街灯が優しく石畳を照らしていて、
昼間に見る景色とは大分、雰囲気が違って…同じ景色なのですが、とても良い雰囲気に感じますね。
さて、街角の案内標識によると、恐らくこの、もう少し先…辺りだと思うのですが…
あ?!…有りました。
しかも…こんな早朝なのに、もう営業してますよ?
しかも、それなりにお客様が出入りしている様です。
…で、思わず吸い込まれるように…つい、入ってしまいました…
で…
まさかエルドン騎士長さんと遭遇してしまいました…
「え?…なんで?」
ああ、おはようございます、騎士長。ちょっと早起きし過ぎちゃって…
「へ?…そうなの?いや…まさか、こんな時間に知り合いに会うなんて思って無かったからさ、少し驚いたよ…」
騎士長さんって、いつもこんな時間に来られるのですか?
「いやいや、たまたまだよ、仕事帰りの寄り道だよ…」
良く見れば、騎士長さん、お召し物は結構汚れていますね?
「あ、ああ…そうなんだよ。だからうちに帰るよりも早く、せめて身体くらいはさっぱりしたかったんだよな…仕事帰りの温泉…これが良いんだよね」
へえ〜、確かに。
疲れてる方が、より温泉の効果が高そうですものね。
「じゃあ、私は帰るとこだったので、これで失礼するよ?」
はい、深夜までお勤め、大変お疲れ様でした。どうぞお家でごゆっくり…
そこまで言ってる最中…騎士長さんは苦笑いしながら言いました、
「いや…それがこのまま、王城で会議なんだよね…」
ああ…だからお風呂でしたか…なる程。
「じゃあ、エトラン嬢はごゆっくり…」そう言って騎士長さんは去っていきました…
うーん、あの方、本当にいつもアチコチ飛び回っていて、
お仕事、大変そうだなあ…
まあ…そんな騎士長さんには申し訳無いですが、私はゆっくり、温泉に入らせて頂く事にさせて頂きます。
で…え?あれ?
慌ててしまいました、
うわ…どうしよ、私お財布…持ってない…
というタイミングで、ここのスタッフの方から声を掛けられ、
「騎士長様のお知り合いなのでしたら、騎士長様につけときますから、どうぞお入り下さい」
え?い、いや、流石にそれは失礼…
「ハッハッハ…大丈夫ですよ?上級職の方はそもそも無料ですから…」
え?
えーっと…確か、私もその上級職…だった…気がしますが?
固まってる私の肩のうえにオニキスちゃんが出て来て、お店の方に手をあげ、挨拶をしまして…
「おっと、これは失礼致しました。先ほど申しました通り、ここは国営で、上級職の方は無料でございます、どうぞごゆっくりと…」
あ、ありがとう…ございま…す。
オニキスちゃんも、ありがとう。
へえ…無料なんだ…国営?
そうか、きっと王様がそうしたんでしょうね…
騎士長さんみたいにお忙しい方なら、
お家で入れるでしょうが、
それでも、いちいち沸かしたりお湯を貯めたりって、ちょっと面倒ですものね。
じゃあ、ちょっと失礼して…
へえ〜意外と立派だった…
しかも?ちょっと古いですが、サンクチュアリにあった、打たせ湯やサウナまで有りますね?
ん?…サンクチュアリにあったのって、確か最近出来たって言ってた気がしますね…
…いや、そもそもこういった施設、うちの王様が発案されたものなら、
ひょっとして、こっちがオリジナル…の、気もしてきますね?
他所に無いモノって、大抵うちの王様が、そこに一枚噛んでるって、事が実に多いし。
もしもそうなら、ここって神様の国よりも進んだ国?
うちの王様なら、それも充分あり得ますね…
オニキスちゃんもお風呂…満喫してますね?ふふふ…ぷかぷか浮いてて可愛い。
そして風呂上がりのコーヒー牛乳で、完全に確信しました。
ああこれ、全部うちの王様の…だと。
ゴクゴク…ふーーー…
いやあ、コーヒー牛乳が染みますね~?
なぜこうもコーヒー牛乳って、お風呂上がりに最高なのでしょうか?
さて、温泉も満喫しましたし、帰りましょうかね。
良く見れば、色んな方々が居ますね。
多いのは夜間警備の兵士さんや騎士隊の方かな?
商売人さんや、一般の方も居ますね。
色々な人達の為に、ずっと一日中、営業しているのね…ここって。
しかも…驚いた事に、普通に獣人さんも居ますね。
これこそ、帝国ならではの光景ですね。
他所だと獣人さんって、かなり待遇悪いですしね…
うーん、やっぱりみんな平等って、わかりやすくて良いよなと…
変に格差なんか付けちゃうから、揉めるんでしょうに。
いやいや、やっぱりうちの王様が王様で、本当に良かったな…
お陰で、温泉にだって入れちゃうし、コーヒー牛乳だって飲めるしね…
さあ、帰ってお仕事です。
今日も一日頑張ろうっと。
朝に温泉って、ちょっと元気出るな。
良し、これからも、ちょくちょく通ちゃおっと。
ちょっといい趣味が出来たかも…




