表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

114/141

グリフォン隊、出撃します。

 強烈な裏拳が刺さったはずのカイ様でしたが…


 心に強い刺激を与える、

 とっても危険な音色で、目が覚めたそうで…


 既に復活し、周囲の兵士らに、テキパキと指示を出してますね。



 やはり?

 ドラゴンこわし、のその名に、

 偽りなど無かったのだと、ここにハッキリと証明されましたね…



 そして王様ですが…また消えましたね…


 今日は特に、ポンポンと消えては現れ…


 それに、いつもなら、私も連れて行ってくれるのですが…


 今日はすっかり放置ですね…


 どうやら、各艦船に赴き、声を掛けていらっしゃっる様で…


 横の艦から、順番に大きな歓声が上がってますね…



 そして、遂にこちらの戦艦からの砲撃、

 艦砲射撃が始まりました。



 とにかく凄い音ですね…


 こちらの港を占拠している敵側に向かって撃っているのですが…


 とんでもない威力ですね…


 あっというまに、敵側の隊列が無くなってしまいましたね。


 敵側の皆さん、生存者は、一目散に、散り散りに逃げ出して居る様です。


 そして、艦砲射撃が終わって、

 まずは飛竜隊が、発艦していきます。


 そして、我軍の精鋭部隊、十五騎のグリフォン隊が出撃します。


 ワイバーンに加えて、そもそも一騎当千のグリフォンが、

 なんと十五騎もって…



 もう完全に過剰戦力だと思われますが、


 これも王様の方針で、やる時は徹底的にやるのだそうです…

 もう、ぐうの音も出ないほど徹底的に…


 敵には深い後悔と、完全なる絶望を与えるのだそうです…



 そしてやはり王様も、グリフォン隊について行かれたそうです…



 まあ…この辺りは戦場ですし、矢も砲弾も飛び交ってます。


 そんな場所で私は流石に…絶対に、

 足手まといな上に、ただただお邪魔ですからね、

 そこに文句は有りませんが…


 一応、一言は欲しいですよね…これでも一応、王様のお付ですし…

 ちょっと寂しいですね…


 「寧ろ、危険だから置いていたのだ、王様はお前には、かなり気を使っていると思うが?…」


 え?


 「そもそも…本来であれば、あの方はこのような場所にさえ、わざわざ弱き者を連れて来る事さえないぞ?」

 

 はい…



 「なにせ、ご自分が傷つくよりも、目の前で弱き者が傷つく事の方が、よっぽどダメージが大きい方なんだぞ?」


 あ、はい、それも解ります。


 「万が一を…そう考えるなら、この艦にいた方が遥かにマシだからな…とにかく、まさに戦場の最前線にでさえ、頻繁に顔を出すことも、多々あるお方だからな…」


 ええ、存じております。


 「あとな…接している態度も、それぞれに結構違うんだよ、あの方は…」


 ズーラー将軍…

 これはアズラエール様の意見ですが…


 なんでも、一見アタリの強い感じに接している方…


 ヨミ様、イサク様、アーデ様、シャダ様と、商会の番頭さん…顔面凶器さん…


 そう云う感じで接してる方を、実は王様は、とっても気に入ってるんですって。

 寧ろ?よそよそしい場合、案外それは、気を許していないのだとか…


 

 確かに…そう言われれば、そうかも…



 それに…気に入ってるって対象は、なにも人間だけじゃ無いのよね。


 商会で飼ってる大きなトカゲや、

 いつもその背中にいる小さいお猿さんも…


 ワイバーンだってグリフォンだってそうですものね。




 成る程、お気に入りが危険に飛び込んでいくのを知ってりゃ、そりゃ心配でついて行くわよね。


 

 ふふ…心配性な王様ですこと…



 ただ…やっぱり、それって王様の仕事じゃ無いんだけどなあ。



 まあ…今に始まった事では無いんだけど…

 

 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ